水滴を撮影する方法
非常に小さく、動きの速い被写体である「水滴」の撮影に便利なテクニックを学びましょう。
水滴の撮影には、忍耐_と_正確さが求められます。写真を完璧に撮るには、まず、撮影のセッティングの仕方と、適切なカメラ設定について、しっかり知識をつけておきましょう。
自分だけの水滴写真をつくる
水滴を撮影する最も簡単な方法は、自分で撮影シーンをセッティングすることです。特別なものは必要ありません。以下のものを用意してください。
水を入れる容器
スポイト
カメラを固定する三脚
フラッシュ(高速同期させておくこと)
マクロレンズ
必要なものが揃ったら、カメラのピントを水面に合わせるために、三脚を設置します。タイマーか、リモコンをクリックして連続撮影できるように、カメラを設定します。シャッターボタンを手で押すと、カメラが揺れてしまい、写真がブレる可能性があります。
適切なカメラ設定で、水はねを撮影する
水滴による水はねは、ほんの数秒で終わってしまいます。そのため、カメラ設定を高速シャッタースピードに合わせて、最適化しておく必要があります。
シャッタースピード シャッタースピードを1/1000にしておくと、どんな水滴でもフリーズ撮影できます。大きめの水はねの撮影には、1/250程度と遅めにしておくのがベストです。
絞り 水滴にピンポイントでピントを合わせるには、絞りをf/4 ~ f/8の間で広めに設定しておくのが理想的です。大きめの水はねの撮影には、f/14程度に設定しておき、より広い範囲にピントが合うようにしましょう。
ISO ISOは、狙ったシャッタースピードを保てる値に調整します。
カメラの準備が整ったら、水滴を落として写真を撮りましょう。機材のセッティングやカメラ設定を色々と試して、一番写真が良く撮れるものに調整してください。
写真編集ソフトで調整
完璧な水滴写真が撮影できたら、Adobe PhotoshopやLightroomなどの写真編集ソフトにアップロードして、色、シャープネス、露光量などを調整します。
あらゆるスキルレベルの写真家向けの役立つ写真撮影のヒントも参考にしましょう。**PhotoshopとLightroom**について詳しく学び、滑らかで美しい水滴の写真をさらに良くしましょう。