無料で使える!写真・画像の編集アプリと加工方法【生成AI機能も】

無料で使える!写真・画像の編集アプリと加工方法【生成AI機能も】

写真編集の機能は年々アップデートされ、操作がよりカンタンに、より感覚的に使えるようになってきています。これまではPCで作業するイメージが強かった肌のレタッチ作業も、今ではスマートフォンで行えるようになりました。

この記事では、無料で使えるモバイルアプリ「Adobe Photoshop Express」のオススメ機能と、生成AIを使った「Adobe Photoshop」の最新機能を紹介します。写真の合成や背景の削除といった写真編集作業も、生成AIによって作業時間が大幅に短縮できます。具体的な操作方法も記載しているので、すぐ写真編集にチャレンジしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

※当記事の情報は、2024年8月時点のものです。アプリケーションのバージョンにより、操作画面のUIや機能が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。

スマホで手軽に写真編集ができる無料アプリ「Adobe Photoshop Express」

スマホ用画像編集アプリ「Photoshop Express」

「Adobe Photoshop Express」は、スマホで手軽に写真編集・加工ができる無料アプリです。写真のレタッチ、トリミング、合成など、Photoshopでできることの一部がアプリ内に集約されています。

Photoshop Expressでは様々な写真編集や加工ができますが、なかでも人物写真の編集機能が豊富です。ここでは一部の写真編集機能を紹介します。

  1. ワンタッチで肌のレタッチができる
  2. フィルターで好みの雰囲気に変えられる
  3. 唇や目にメイクが施せる

Photoshop Expressは、以下のリンクよりダウンロードできます。ぜひ一度ご活用ください。

それでは、Photoshop Expressで作れるおしゃれな写真編集例と、加工手順を紹介します。

1.ワンタッチで肌のレタッチができる

Photoshop Expressでは、ワンタッチで肌の質感を滑らかにしたり、シミを除去したりといったレタッチができます。手順はとってもカンタンで、修復機能をタップした後に(画像左)、スライダーでブラシの大きさを調整したあとに、シミやくすみなどの気になる部分をなぞるだけです(画像中央)。

Photoshop Expressの修復機能を使い、美肌補正の手順と加工前後の比較を示す画像

被写体によりフォーカスし、美肌加工前後の違いを示した画像

2.フィルターで好みの雰囲気に変えられる

Photoshop Expressには、写真を好みの雰囲気に変えられるフィルター機能も充実しています。フィルターには「ポートレート」「ポップカラー」「ライフスタイル」など複数のカテゴリがあり、各カテゴリのなかに、さらに複数のフィルターが用意されています。

例えば、フィルターの「ポートレート」カテゴリから、「PO1」フィルターを選ぶと、下の画像のようにシネマライクな雰囲気に加工できます。なお、加工の度合いはスライダーで調節可能です。

Photoshop Expressのポートレートフィルターを使い、加工前後の違いを比較した画像

3.唇や目にメイクが施せる

Photoshop Expressの美顔機能では、生成AIが自動で範囲を選択し、唇や目にメイクを施せます。例えば下の写真は、生成AIが自動で唇を認識している画面です。生成AIが対象を認識したあと、色を乗せる範囲を調整したり、唇に乗せる色を決めたりできます。

Photoshop Expressの生成AI機能を使い、メイク補正の手順と加工前後の比較を示す画像

生成AIを駆使したPhotoshopの便利な写真編集機能

より高度な写真編集を行いたい場合は、PC用画像編集アプリ「Photoshop」がオススメです。「Photoshop」では、Adobe Fireflyによる生成AI技術を使った写真編集機能が使えます。

例えば、以下のような編集が可能です。

  1. 合成写真をテキスト入力だけでカンタンに作れる
  2. 映っていない部分を自動生成し、写真の範囲を拡張できる
  3. 背景や不要なものを削除できる
  4. 画質を維持して写真を拡大できる
  5. 必要な編集機能にすぐアクセスできる

「Photoshop」は7日間無料で体験できます。無料期間内に解約すれば費用はかからないので、まずは気軽にお試しください。

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1.合成写真をテキスト入力だけでカンタンに作れる

まず紹介するのは、「生成塗りつぶし」機能です。合成写真を作る際には、一般的に素材となる写真を用意しなければなりません。しかし、Photoshopの「生成塗りつぶし」を使えば、テキストで指示を入力するだけで、生成AIが素材を自動生成して合成写真を作ってくれます。以下の画像を例に、手順を確認してみましょう。

まずはPhotoshopを起動します。画面左にある「開く」をクリックし、編集したい写真を選択しましょう。

Photoshopで画像を開く手順を解説した画像

以下のような編集画面に切り替わったら、画面左側の選択ツールを選びましょう。

Photoshopには選択ツールがいくつかあり、長方形に範囲を選択できる「長方形選択ツール 」、楕円形に範囲を選択できる「楕円形選択ツール」、実際の筆で描くように自由に範囲を選択できる「選択ブラシツール」などがあります。

なお、左側のツールバーからお探しのツールが見つからない場合は、右下の小さな三角のボタンを長押しするか、左メニューの下方にある「…」を長押ししてみてください。隠れていたツールが表示されるはずです。

今回は「選択ブラシツール」を使って、範囲を選択し、合成写真を作ってみます。

以下のように画像を生成する範囲を指定したうえで、コンテキストタスクバーに「澄み切った青空」というテキストプロンプトを入力し、「生成」をクリックします。

Photoshopの選択ブラシツールを使い、背景削除の手順を解説した画像

すると、入力したテキストプロンプトに応じて、選択範囲内に画像が生成されます。たった数秒で、これだけの編集ができるのです。

曇天を背景にした桜と菜の花の元画像と、済んだ青空を背景にした桜と菜の花の加工後画像の比較

生成された画像がイメージと異なる場合は、テキストプロンプトで色や特徴を指定することで、さらに理想のイメージに近づけられます。

2.映っていない部分を自動生成し、写真の範囲を拡張できる

写真の縦横比を変更する際、「もっと横幅や高さが欲しい」「もっと写真を引きで撮っておけばよかった」と感じるシチュエーションもあるでしょう。そんなときは、Photoshopの「生成拡張」機能が役立ちます。この機能を使えば、指定の縦横比に合うよう写真を引き伸ばせます。

画像を好きなサイズにトリミングできる「切り抜きツール」と、生成拡張の機能を使って、写真の縦横比を調整しながら、自然な仕上がりを目指しましょう。

今回は以下の写真を使い、被写体を中央に寄せたうえで、生成拡張機能を使って余白を生成してみます。

芝生を走る幼子と青年

まずはPhotoshopで画像を開き、左のツールバーから「切り抜きツール」を選択します。切り抜きの枠が表示されるので、ドラッグして切り抜きたい範囲を指定し切り抜きましょう。

芝生を走る幼子と青年の写真を、Photoshopで切り抜く手順を解説した画像

続いて、カンバスを広げてみます。再び切り抜きツールを選択し、コンテキストタスクバーのプルダウンリストから目的の比率を選択します。今回は16:9を選択してみました。正方形に切り抜いた画像が、16:9のカンバスの中央に来るように枠線を広げてみます。

芝生を走る幼子と青年の写真を、Photoshopで切り抜き、キャンバスを広げて中央に位置させる手順解説画像

あとはコンテキストタスクバーに表示されている「生成拡張」をクリックするだけです。以下の画像の薄オレンジ部分は先ほどまで余白でしたが、元の写真に⾃然と調和する新たな画像が拡張されました。

Photoshopの生成拡張機能によって、生成された範囲を示す図

Photoshopの生成拡張機能で加工し、被写体を真ん中に寄せた加工後画像

3.背景や不要なものを削除できる

写真内に意図していなかったものが映り込んでしまっても、Photoshopを使えばあっという間に削除でき、違和感なく背景を生成できます。例えば以下の写真であれば、ベンチに座る人を削除すると、被写体の犬をより目立たせられそうです。

噴水の周りを散歩する犬と、背景にぼやけた状態で写り込むベンチに座った女性

Photoshopでは選択ツールで囲むだけで、対象物を認識してくれるため、非常にカンタンです。消したい対象物を綺麗になぞる必要がないため、写真編集の経験があまりない方でも手軽に使えます。

今回は「なげなわツール」という選択ツールを使用します。編集画面左側にあるツールバーから「なげなわツール」を選択し、消したい部分を囲めたら、選択範囲付近に表示される「生成塗りつぶし」をクリックしましょう。

Photoshopのなげなわツールで背景にぼやけた状態で写り込むベンチに座った女性を囲み、「生成塗りつぶし」をクリックする手順を示した図

すると、なげなわツールで囲んだ部分を削除できました。

背景にぼやけた状態で写り込むベンチに座った女性が消えたことを示す図

続いて、左下に少し写り込んでいる足も投げ縄ツールで囲み、「生成塗りつぶし」をクリックしてみます。生成AIが選択範囲内の対象物を消し、消した箇所には背景を自動生成してくれました。水面に反射していた足の影も綺麗に消えています。

Photoshopの加工によって不要な映り込みが消えた状態の、噴水の周りを散歩する犬の画像

4.画質を維持して写真を拡大できる

写真を撮影した後に、「被写体にフォーカスして写真を保存したい」「顔の部分だけ切り抜いて使いたい」ということもあるでしょう。

しかし、被写体だけをトリミングして拡大すると、解像度が足りず、ぼやけて見えてしまうこともあります。

そんなときは、Photoshopの「画像解像度」を調整することで解決可能です。

では、こちらの運動会の写真を例に、画像解像度を調整していきます。

グラウンドを走る小学生

まずはPhotoshopを開き、画面上部のメニュー「イメージ」から「画像解像度」を選択してください。ウィンドウが立ち上がったら、幅・高さを任意の大きさに変更し、再サンプルにチェックを入れます。最後にOKボタンを押せば作業は完了です。

Photoshopで、グラウンドを走る小学生の画像解像度を編集する手順を示した図

すると、Photoshopが本来劣化してしまう画質を補完してくれます。

以下は元の画像の顔周りと、5倍に拡大した画像の顔周りを並べたものです。拡大しても顔がぼやけておらず、解像度が保たれていることがわかります。

元画像と5倍に拡大した画像で解像度が変わっていないことを示す図

このように、Photoshopで写真を拡大したり、解像度を調整したりすることで、編集時に発生しがちな画質の劣化を最小限に抑えられます。大切な写真のクオリティを維持しながら、思い通りにリサイズできるので、ぜひご活用ください。

また、Photoshopでの画像拡大の方法に関しては以下の記事でも詳しく解説しています。あわせてご参照ください。

画像拡大してもボヤけずきれい!カンタンにできる3つの拡大方法

生成AI機能によって写真編集がよりカンタンに

ここまで、スマホで使える無料アプリ「Photoshop Express」の写真編集機能と、生成AI技術を活用した「Photoshop」の最新機能を紹介しました。
「Photoshop Express」には人物写真の加工機能が豊富に揃っているので、スマホで撮影した人物写真を手軽に編集できます。生成AIが唇や目を自動で検出してくれるので、撮影後にメイクを施して、より魅力的な写真に加工するのも楽しいでしょう。

また、PCで写真編集が行える「Photoshop」では、生成AIによる素材の自動生成や削除が可能になりました。求める写真編集機能に応じて、「Photoshop Express」と「Photoshop」をぜひ使い分けてみてくださいね。

Photoshop Expressは、以下のリンクよりダウンロードできます。

【iOS】App Storeで「Photoshop Express」を無料インストールする

【Android】Google Playで「Photoshop Express」を無料インストールする

また、Photoshopには7日間の無料トライアル期間も用意されています。まずはトライアルからお試しください。

Photoshopを7日間無料で使ってみる

Photoshopを始めましょう。

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