BMXライダー比嘉勝太さんが語る、Instagramリールで伝える日々の活動の楽しさ|Adobe Express活用術

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自分の好きなものを誰かに知ってもらいたい、あなたの日常の何気ないワンシーンを誰かと共有したい。そんな時に、ノンデザイナーでも簡単にデザインが出来るデジタルツール「Adobe Express」は力になってくれます。

この記事では、個人で「発信している人」「表現している人」「お店を開いている人」、さらには家族で「思い出を作りたい人」などに「Adobe Express」を実際に使ってもらい、制作して頂きます。

制作を通して、どのように「想い」を届けられるのか、さらにはどのようにAdobe Expressを使ったのかをリポートしていく〈私には、いますぐ届けたい想いがある〉シリーズ、その第1回目です。

写真:小倉亜沙子

BMXの躍動感をInstagramリールで伝える

登場するのは、BMXのプロライダーである比嘉勝太さん。BMXはフリースタイルのパーク競技が2020年東京オリンピックから正式種目になり、多くの人の注目をより集めるようになったスポーツです。今回、比嘉さんには自身がBMXに乗っているところを撮影してもらい、Instagramで発信するリール動画をAdobe Expressで制作して頂きます。

BMXというスポーツの根源的な楽しさ

比嘉さんはプロライダーとして、そして一人のライダーとして、東京オリンピックで注目を集めるようになった「BMX」というスポーツの根本的な楽しさを、今こそ広く伝えたいという気持ちがあるそうです。

「僕は4歳から自転車に乗っていて身体を動かすのが大好きでした。モトクロスバイク選手だった叔父さんの影響で、小学生の時にモトクロスをやってたんですが、途中から並行してはじめてたBMXのほうが乗る回数が増え、BMXメインで活動するようになりました」

「いまBMXってオリンピックのフリースタイル/パークという競技が目立っているけど、それ以外にもさまざまな形式がある。そのBMXの中のジャンル間に壁を作るのではなくて、本来のBMXでの遊び方、楽しさをこれからはじめる方には知ってもらいたいです。そして壁を作ってるシーンにいる人たちにも、もう一度『BMXに壁作ってどーするの?』ということをどんどん伝えて行きたいと思ってます」

仲間がいることでより深くのめり込むことが出来る

BMXとはどのようなスポーツか、はじめるとどのような楽しいことが起こるのか。比嘉さんにはBMXについてたくさんの伝えたい想いがあるといいます。

「BMXは個人競技だけど、自分の場合、仲間と動くことで、より深くその世界にのめりこむことができました。

やっぱり仲間と一緒に乗ることがいちばんのモチベーションに繋がるかと思います。誰かがヤバいトリックをやったから、俺も何かやろうとか。尊敬できるあいつなら、かっこいいトリックを決めた時に自分がトリック決められてなくても、嫉妬とかなく素直に喜べる。

信頼関係があるメンバーが周りにいてくれて、そんなふうに喜びあえるというのもあるのですが、同時に切磋琢磨もできたから自分はここまで来れたと思っています」

「こういうスポーツなので油断したら危ない目にもあったりするけど、それ以上にトリックを決めたときの達成感、それを共有できる友達ができたことなどを広く伝えたい。BMXは自分の人生において、自信をもって誇りに思える表現なんだよって」

BMXカルチャーを、SNSで発信し続ける意味

比嘉さんはInstagramなどのSNSで、自身のトリックや仲間とのイベントの告知などを発信し続けています。

「BMXのライダーには世界各国で大きい大会があるし、華やかな舞台もたくさんあります。BMXが他の多くのスポーツと少し違うと思うのは、とりまくカルチャーがあるところ。アフターパーティーがあったりして、それがライフタイルにつながって行く。

その裏で自分がチャリと向き合う感覚は、ふだん歯磨きをするのと同じレベルで、まさに生活の一部とも言えます。そのような感覚も大事にしつつ、SNSをやるからには、ストイックな練習の裏で磨かれたトリックや、自分が満足したライディング、納得した内容を投稿するように心掛けてます」

Making.1 動画を撮影する

SNSも積極的に活用する比嘉さんに、今回はAdobe Expressを使って、Instagramのリールを制作していってもらいます。内容は自身の練習風景を撮影し、その動画素材を目を引く編集・デザインして仕上げたリールです。

撮影するためのカメラはiPhoneなどのカメラで十分。リーズナブルなスタンドを活用して印象良く撮っていきましょう。

カメラはもちろん自分で設置。このあとのパフォーマンスする場所を想定し、画角を考えます。

その場に友人などがいる場合、協力して撮影し合うこともよくあるそうです。また、この段階で縦か横のどちらの画角で撮影するかも考えておきます。今回制作するInstagramのストーリーは縦長の動画なので、スマホを縦にして撮影を行っていきました。

Making.2 その場で編集してみる

撮影した動画は、その場ですぐに編集。Adobe Expressに動画を持っていく前に、iMovieで軽く複数の動画を繋いでみました。その場で確認することで、繋いだときに魅力的に見えるかどうか、動画の素材が不足していないかをチェックできます。現在(2022年夏の段階)、Adobe Expressでは動画の最終的な仕上がりを15秒にトリミングする必要があるので、iMovieであらかじめ15秒強ぐらいに編集しておくと作業がスムーズです。なお、複数の動画を繋ぐ必要がない場合は、こういった別アプリでの作業は行わなくても大丈夫です。

Making.3 いよいよAdobe Expressの作業へ

今回は、Instagramのリール用動画を作っていきます。Instagramでは多くの人がストーリーでも動画をアップしていますが、これは24時間で動画が自動的に消えるという〈儚さ〉が魅力のInstagramの機能。リールは、動画の基本サイズ(横1080×縦1920ピクセル)に関してはストーリーと一緒ですが、自動削除などはなくシェアなども可能で、多くの人が共有できるという特徴を持ちます。

それでは制作をスマートフォン版のAdobe Expressで行っていきましょう。まず、Adobe Expressを立ち上げたら下部の「+」をタップします。

表示された画面で「ビデオ」を選びましょう。ここで、先ほどiMovieで作成した動画を読み込みます。

次に表示された画面で、「INSTAGRAMストーリー」を選び、「完了」をタップ。リールとストーリーはサイズが一緒なので、「INSTAGRAMストーリー」を選んでもらえれば問題ありません。

Adobe Expressを使えば、このようにボタン一つでInstagramのリールの正しい仕上がりサイズで作業できるので便利です。

Making.4 動画にデザイン要素を加えていく

Adobe Expressでは、プリセットの機能で動画に豊かなレイアウトを施すことが出来ます。下部にある「レイアウト」をタップして、自分の好みのレイアウトを選んでみましょう。上下に生成されたボックスは、自分なりの好みで色を変えるも可能です。ここでは、上下のボックスとも黒にし、サイズも調整しました。

さらにAdobe Expressは、あらかじめ用意された豊富なデザイン素材や、文字、写真などの要素を配置していくことも出来ます。

下部の「追加」をタップし、現れた画面でここでは「デザインアセット」をタップ。その中の「イラスト」タブから好みのイラストを選んでレイアウトしました。

配置したイラストは、あとから色を変えることも出来ます。

ここではまったく同じイラストを白色と緑色にして重ね、さらに下部の隅に配置してみました。

「追加」をタップし、現れた画面で「テキスト」をタップすることで、文字要素も加えられます。この文字要素は、サイズも、位置も、フォントも自由に変更できるのがAdobe Expressの高機能なところ。ここではさらに、「効果」タブから「シャドウ」を選んで緑色の影をつけました。

これで、グラフィカルなデザイン要素が加わったショートビデオの完成です。

BMXのInstagramストーリーを作ってみて

このようにして出来たショートビデオは、比嘉さんのインスタグラムにリールとして投稿されました。

「自分が発信することが海外に広まってくってことは、SNSだったら十分ありえると思う。スマートフォンとAdobe Expressを組み合わせて使ってみて、撮影、編集、発信までのスピード感が魅力的だと思いました。

この動画を見て、BMXって楽しそうだなって僕やシーンに興味を持ってもらえることを想像するとワクワクしますね。

世界にはBMXをやってる人がたくさんいます。自分もその一人。世界的に日本のBMXのレベルも認知度も上がって来ているので、それを支えたり、これから活躍していく子たちに、このカルチャーをどう伝えられるかが大事だと思ってるんです。僕らの仲間と、これから仲間になるみんなと、BMXの魅力を世界に発信していきたいなと思います」

比嘉勝太(ひが・しょうた)

1992年12月11日生まれ。身長170cm。

BMX歴20年。

【スポンサー】

wethepeople bike co./etnies japan/zen distribution/ride hot/wbase

【経歴・賞歴】

AirJam 横浜・東北・福岡、出演

2016年、Google CM「いま、やりたいことに。」など、CM出演も多数。

2013年、「G SHOCK presentsリアルタスネス 湘南オープン」優勝。

【コンテスト】

「ペルージャカップ」(日本最大コンテスト)

2013年、 Open 4位入賞/2015年、One make優勝/2016年、Open 4位入賞/2019年、Uncoverd優勝

2019年、「Battle of Hasting」出場

【CM】

2015年、SUBARU Web CM「move forward」出演/2016年、Google CM「いま、やりたいことに。」出演/2019年、Sony Web CM出演/2020年、Sony Web CM出演

【MV】

あいみょん、サカナクション、乃木坂46、MWAMほか多数出演

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