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なぜ写真を鉛筆画に変換するのか

特殊効果を使って写真を鉛筆画風に変える目的は様々です。主な目的は意図しているテーマに合わせるためですが、鉛筆画への変換は創造性を磨く楽しい経験にもなります。

選択できるスケッチの種類

写真をスケッチに変換すると決めたら、次に、作成するスケッチの種類を選びます。Adobe Photoshopのようなアプリには、写真から面白いスケッチを作成するための様々な選択肢が用意されているため、選ぶのが難しいかもしれません。そこで、よく使われるスケッチのスタイルをいくつか紹介しておきます。

  • 鉛筆 鉛筆で描いたような緩さと軽さのある画像に変換することで、鉛筆画のタッチを再現します。鉛筆によって全体的に素朴な印象が生まれます。
  • チョーク、木炭 写真をチョーク画風や木炭画風に変換し、元の写真のディテールを簡素化しつつ、太くて抽象的な線でスタイルを追加します。
  • ペンとインク ペンとインクによるスケッチはより精密で、くっきりとシャープな線、深い黒、十分な余白があります。スケッチ効果は抑えられ、精度が高まります。
Photoshopには数多くの特殊効果と写真編集ツールが用意されているので、スケッチへの変換がうまくいかなくても諦めないでください。次の傑作を生み出す方法はたくさんあります。

5つの簡単な手順で写真を鉛筆画に変換

元の写真はJPGでもPNGでも、それ以外の画像ファイル形式でも構いません。アップロードすれば、あっという間にスケッチに変換できます。

1. Photoshopに写真を読み込む

まず、選択した元画像が適切なものであることを確認してください。ポートレート写真から始めることをお勧めします。

コントラストがはっきりした高解像度の写真が必要です。フィルターを使用して写真を絵画に変換する場合、ぼやけた写真よりコントラストの強い写真の方がうまくいきます。適切な元画像を選択すると、より鮮明でリアルな鉛筆画になります。

2. 被写体を選択する

まず、スケッチ風にしたい被写体をすべて選択します(写真全体を変換する場合、この操作は不要です)。選択ツールを使用して、スケッチに変換する領域を選択します。Photoshopのニューラルフィルターを使用するなら、オブジェクト選択ツールを試してください。

選択が完了したら、それをコピーして新しいレイヤーに貼り付けます。画像全体をコピーする場合は、画像を含むレイヤーを「新規レイヤー」ボタンにドラッグすると、簡単に複製できます。

次に、コピーしたレイヤーを選択し、イメージ/色調補正/彩度を下げるの順に選択します。すると、画像がグレースケールになります。

目に手を当てている人の写真をAdobe Photoshopで反転した画像
ぼかし(ガウス)が適用された同じ画像と、それに重なるAdobe Photoshopのウィンドウ

3. 複製して反転する

彩度を下げたレイヤーを再び複製します。新しいレイヤーを選択した状態で、イメージ/色調補正/階調の反転の順に選択します。このとき奇妙に見えるかもしれませんが、心配しないでください。描画モードのメニューで、「覆い焼きカラー」に選択を変更します。画像が完全に白く見えたとしても、問題ありません。

レイヤーを右クリックし、「スマートオブジェクトに変換」を選択すると、これからおこなう編集の一部が有効になります。スマートオブジェクトでは、レイヤーマスクを使用した場合と同様、変更を取り消したり元に戻したりすることができます。作業中のレイヤーは後で元に戻したり調整したりする必要が生じることがあるので、常にスマートオブジェクトに変換することをお勧めします。

4. メインの描画効果を作成する

新しく作成したスマートオブジェクトを選択した状態で、フィルター/ぼかし(ガウス)の順に選択します。プロセスのこの部分は、どのような種類の描画風にするかによって異なります。「プレビュー」チェックボックスがオンになっていることを確認し、半径スライダーを調整して思い通りの効果に仕上げます。設定を下げると木炭で描いたようになり、設定を上げると細い線の鉛筆やペンで描いたようになります。

5. 仕上げの調整をする

この段階でかなり良いスケッチになっているでしょうが、さらに見栄えを良くするための手順がいくつかあります。まず、別の調整レイヤーを追加します。レイヤーパネルで、新規調整レイヤーを作成し、種類として「レベル補正」を選択します。次に、描画モードを「乗算」に変更します。

ここから、不透明度とレベル補正の両方を微調整して最終的な調整をおこなったり、グラデーションを微調整したりして、見栄えの良い鉛筆画を完成させることができます。

目に手を当てている人の写真をAdobe Photoshopでカラー化した画像

鉛筆画をレベルアップするためのヒントとコツ

より奥行きと質感のあるスケッチに変換するには、以下のテクニックも試してください。

線を描き足す

自分で線を描き足せば、スケッチ画をより自然に見せることができます。Photoshopの描画ツールのいずれかを使用して、追加の線を描き、少しラフな描画にしましょう。これをすればするほど、アートワークはより自然に見えるようになります。質感やディテールを加えるには、生成塗りつぶしなどのツールを試してください。

カラーを追加する

描画内のレイヤーの描画モードを調整すれば、特定のカラーの追加やハイライト表示ができます。特定のカラーの調整レイヤーを追加したり、描画モードを「通常」から「カラー」に変更したりして、描画がどのように色鉛筆画風に変化するかを確認してみましょう。これらの要素の調整により、例えば青いペンで描いたように見せることもできます。油彩画風や水彩画風に変えることができるかどうか試してみてください。

失敗を恐れない

デザインの魅力のひとつは、アイデアを試せることです。この説明で使用しているツールのほとんどは非破壊的であるため、画像を構成する画素(ピクセル)のデータは元のまま変更されません。しかも、変更結果が気に入らなければ、いつでも取り消しボタンで変更を削除できます。さっそくチュートリアルやガイドを参考にPhotoshopでアイデアを試してみてください。面白いスケッチをすぐに作成できるようになります。

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