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今年も年賀状のシーズンがやってきました。みなさん、毎年さまざまな工夫を凝らした年賀状を作成していると思います。今回は、Illustratorの機能をフルに使って、来年の干支である「寅」をモチーフとした絵馬作りにチャレンジしてみましょう。いつもとはちょっと違ったリッチな年賀状ができあがります!

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まずはハガキサイズのアートボードを用意し、ハガキの地紋となる背景のオブジェクトを作成しましょう。背景の「塗り」にシームレスなパターンを設定し、和風のイメージに仕上げます。

ステップ1
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「ファイル>新規」を実行すると、新規ドキュメントに関するオプションを設定するダイアログが表示されます。ここで、ハガキの実寸サイズである「幅:148 mm」と「高さ:100 mm」を入力し、続いて裁ち落とし分として「裁ち落とし:3 mm」を入力します。
「裁ち落とし」とは、裁断の誤差で余白が生じないように、予め用意しておく印刷マージンです。Illustratorでは、アートボード上に赤い枠線として裁ち落としの範囲が表示されます。しかし、実際に印刷されるのは裁ち落としの枠内にある黒い枠線の範囲となります。

ステップ2
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次に長方形ツールを選択し、赤い裁ち落とし線の左上にカーソルを合わせます。すると、スマートガイドが機能し、「交差」と表示されるので、表示されたポイントから、対角線上のポイントまでマウスをドラッグして長方形を描きます。スマートガイドが表示されるので、正確なサイズの長方形が描けます。
この四角形は年賀状の背景となるので、レイヤーパレットを開き、レイヤー名を「背景」とします。


ステップ3
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先ほど作成した四角形のオブジェクトを選択し、「塗り」に「M100%、Y100%、K40%」のカラーを設定します。「線」の設定は透明にします。


ステップ4
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長方形のパスを選択した状態で「編集>コピー」を実行し、続いて「編集>前面へペースト」を実行すると、背景のオブジェクトが二枚重なった状態となります。
前面のオブジェクトが選択された状態で、「ウィンドウ>スウォッチライブラリ>パターン>装飾>オーナメント」を開き、パターンライブラリの中から「チャイニーズスカラップ」を選択すると、前面に配置された四角形にパターンが適用されます。


ステップ5
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地紋パターンが設定されたオブジェクトを選択した状態で、透明パレットを開き、描画モードを「乗算」に、不透明度を「30%」に設定します。
これで、年賀状の背景のできあがりです。

背景が完成したところで、絵馬の作成にとりかかります。実物の木版をスキャンした画像を用意し、絵馬の形にクリッピングマスクを設定し、その上にイラストと文字を乗せます。まずは、絵馬のクリッピングマスクの型となるパスを作成するところから始めます。

ステップ1
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新規で「絵馬木目」レイヤーを作成し、「背景」レイヤーをロックします。続いて、長方形ツールを使い、「幅:120 mm」、「高さ:80 mm」の四角形を描き、画面の中央に移動します。
作例では、塗りに白、線に黒を設定していますが、クリッピングマスクを設定する際にパスの「塗り」と「線」の設定はすべて「透明」となるので、塗りと線の設定は何色でもかまいません。


ステップ2
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アンカーポイントの追加ツールを使い、型となるオブジェクトの上部中央部分でクリックします。すると、パス上のクリックされた場所にアンカーポイントが新たに追加されます。

ステップ3
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ダイレクト選択ツールを使って、追加したポイントを垂直に上方向へ移動します。

ステップ4
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続いて、絵馬のオブジェクトに穴を空けます。消しゴムツールをダブルクリックすると、消しゴムのサイズを設定することができます。今回は、消しゴムツールの直径を「10 pt」とします。
絵馬のオブジェクトを選択した状態で消しゴムツールを使い、先ほど移動させたポイントの付近でクリックします。するとクリックされた部分に穴を空けることができます。

ステップ5
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絵馬の台木用とイラスト用にクリッピングマスクの型が二つ必要になるので、「絵馬木目」レイヤーの複製を作成します。絵馬木目レイヤーを選択した状態で、レイヤーパレットのサブメニューから「絵馬木目を複製」コマンドを実行すると、「絵馬木目のコピー」レイヤーが作成されます。
絵馬木目のコピーレイヤーの名称を「絵馬イラスト」とし、レイヤーカラーをグリーンに設定したのち、作業がしやすいように、絵馬イラストレイヤーを非表示にします。


