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セキュリティ速報

ColdFusionのサードパーティ製ライブラリを介したローカル権限昇格に対応するパッチ

リリース日:2006年10月10日

脆弱性識別番号:APSB06-17

CVE番号:CVE-2006-3978

プラットフォーム:全プラットフォーム

対象製品

ColdFusion MX 7、ColdFusion MX 7.0.1、ColdFusion MX 7.0.2

概要

サードパーティ製ライブラリに潜在的な脆弱性があり、悪意あるローカルユーザによってローカルSYSTEMの権限レベルの任意のコードが実行される危険性があります。そのユーザがローカルでサーバ上のコードを実行できなければ、この脆弱性が悪用されることはありません。

解決方法

アドビでは、ColdFusionユーザの皆様に、次の手順に従ったアップデートの適用を推奨します。別の手段として、ライブラリを無効化する方法でもこの問題を解決できます。詳しい手順についてはVerityライブラリの無効化の項目を参照してください。

Windows:

  1. ColdFusionのサービスをすべて停止します。
  2. 現在あるVerityディクショナリcfroot\verityをコピーして、cfroot\verity_backupという名のバックアップを作成します。
    • DOS画面を開きます。
    • xcopy /S c:\CfusionMX7\verity c:\CfusionMX7\verity_backupと入力し、Returnを押します。
  3. verity_security_update_windows.zipを解凍してcfroot\verityに展開します。解凍先のファイル名には必ずディクショナリ名を使用してください。Winzipで「フォルダ名を使用する」オプション、他の圧縮ソフトで類似するオプションを選択します。現在のファイルをすべて上書きすることを許可します。
  4. ColdFusionのサービスをすべて再開します。
    サーババージョンでは、cfrootのデフォルト設定がC:\CFusionMX7となっていますが、JRunまたはJ2EEの場合は、Verityはユーザが選択した別個のディレクトリにインストールされています。従って、ここではcfrootの代わりにこのディレクトリを使用することが必要です。

パッチのアンインストール方法:

  1. ColdFusionのサービスをすべて停止します。
  2. cfroot\verityを削除します。
  3. cfroot\verity_backupをcfroot\verityに名前変更します。

LinuxおよびSolaris:

  1. ColdFusionのサービスをすべて停止します。
  2. 現在あるVerityディクショナリcfroot\verityをコピーして、cfroot\verity_backupという名のバックアップを作成します。例えば、cp -fR /opt/coldfusionmx7/verity /opt/coldfusionmx7/verity_backupを実行します。
  3. アーカイブファイルをcfroot/verityにコピーします。
  4. 更新アーカイブ(LinuxまたはSolaris)を解凍し、次のcfroot/verityに展開します。
    verity_security_update_solaris.tar.gz
    verity_security_update_linux.tar.gz
  5. すべての実行可能なファイルに属性755があることが必要です。テキストファイルには属性444があることが必要です。
  6. ColdFusionを再開します。

パッチのアンインストール方法:

  1. ColdFusionのサービスをすべて停止します。
  2. cfroot\verityを削除します。
  3. cfroot\verity_backupをcfroot\verityに名前変更します。

Verityライブラリの無効化:

ColdFusion MX 7 J2EEでは、Verity検索エンジンを別個にインストールすることが必要となっています。従って、ColdFusion MX 7 J2EEのユーザは、単にこれをインストールしないか、または既にインストールされている場合はアンインストールすれば問題を解決できます。

Windows:
services.mscアプレットを開き、「MX 7 Search Server」を停止します。サービスを手動または無効に設定します。

cfmx_root\verity\verity-uninstall.batを実行することでも設定を解除できます。

Linux:
cfmx_root/bin/cfmx7search stopを実行します。

サーバの起動時にVerityが実行されるよう設定されている場合は、etc/rc.d/init.dからcfmx7searchを削除します。

Verityの設定は、cfmx_root/verity/verity_uninstall.shを実行することでも解除できます。

Solaris:
cfmx_root/bin/cfmx7search stopを実行します。

サーバの起動時にVerityが実行されるよう設定されている場合は、スタートアップ項目からcfmx7searchの記述をすべて削除します。

Verityの設定は、cfmx_root/verity/verity_uninstall.shを実行することでも解除できます。

重要度

アドビはこの問題を重要と分類し、対象ユーザの皆様に上記の修正を行うことを推奨します。

詳細

ColdFusionにインストールされているサードパーティ製サービスに、複数の入力認証エラーが発見されました。このサービスは、ローカルSYSTEMのアカウントの権限レベルを操作するようにデフォルト設定されています。これを悪用したローカルユーザが、精巧に作成したコマンドをクライアントソフトウェア内のサードパーティライブラリに発信すると、SYSTEMの権限レベルのコマンドが実行される危険性があります。この問題は、リモート攻撃の対象となるものではありません。

謝辞

この脆弱性を指摘し、ユーザのセキュリティ保護に協力してくださったInformation Risk Management Plc.*社に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。

免責条項

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