電子印鑑は、場所を問わずPDF文書に押印できるため、文書の作成や承認などの業務を大きく効率化します。
しかし、「PDFに電子印鑑を押したいけど、正しいやり方がわからない」「電子印鑑はどうやって作成すればいいの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、無料の「Adobe Acrobat Reader」を使って、PDFに電子印鑑を押す手順をわかりやすく解説します。新しく電子印鑑を作成する方法や、作成後に名前や日付、サイズを変更する方法も紹介するので、初めて電子印鑑を押す人でもスムーズに進められます。
さらに、電子印鑑と電子署名の違いや法的効力など、運用面で知っておきたいポイントもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
電子印鑑とは
電子印鑑とは、紙の書類に押していた印鑑をデータ化し、PDFやMicrosoft Word、Microsoft Excelなどの電子文書に押印できるようにしたものです。
PCやスマホで押印できるため、在宅勤務や外出先でもすぐに押印できます。従来の印鑑のように書類が手元になくても対応できるため、文書作成や承認作業をよりスムーズに進められます。
電子印鑑を導入する際のポイントを詳しく知りたい方は、以下でご紹介しています。
PDFに電子印鑑を押す3つの方法(無料のAcrobat Reader)
この記事では無料のPDF閲覧ソフト「Adobe Acrobat Reader」を使って、PDFに電子印鑑を押す方法を紹介します。
Acrobat Readerなら、電子印鑑の作成から押印、編集までカンタンに行うことが可能です。
ここでは、次の3つの方法を紹介します。自分の作業環境に合った方法を選んでお試しください。
1.電子印鑑を作成・押印する方法
Acrobat Readerを使って、電子印鑑の作成から始める方法を紹介します。
【手順1】Acrobat ReaderでPDFファイルを開く
まずは、以下のリンクから、Acrobat ReaderをPCにダウンロードしましょう。
【PC版】Acrobat Reader(無料)をダウンロードする
Acrobat Readerを起動したら、電子印鑑を押印したいPDFファイルを開きます。
もし、 PDFをダブルクリックしてもAcrobat Readerで開かない場合は、以下の記事を参考に設定を確認してください。
【手順2】「環境設定」を開く
上部の「Acrobat」>「環境設定」をクリックします(Windowsの場合は、上部の「編集」>「環境設定」をクリック)。
【手順3】「ユーザー情報」へ必要な情報を入力する
表示されたメニューから「ユーザー情報」を選択すると、姓名や会社名、部署名などの入力フォームが表示されます。
電子印鑑に表示したい情報を入力しましょう。すべての項目を入力する必要はなく、必要なものだけで構いません。入力が終わったら、「OK」をクリックしましょう。
【手順4】「すべてのツール」>「スタンプを追加」を選択する
「すべてのツール」>「スタンプを追加」を選択します。見つからない場合は、「さらに表示」をクリックすると、隠れていたメニューが表示されます。
【手順5】「スタンプ」>「電子印鑑」で押印したい形式を選択する
「スタンプ」>「電子印鑑」をクリックすると、電子印鑑のデザインが表示されます。名前や会社名が入ったもの、日付が表示されるものなど、複数の形式が用意されているので、用途に合わせて選び、クリックしましょう。
【手順6】電子印鑑を押印したい場所へ配置する
選んだデザインの電子印鑑がPDF上に表示されます。押印したい位置に合わせてクリックすると、その場所に電子印鑑を押印できます。
一度押印した後もカーソルに印鑑が表示されたまま、続けて押印できる状態になっていますが、キーボードの[Esc(エスケープ)]キーを押すか、ツールバーの矢印アイコン(テキストを選択)をクリックすると通常のカーソルに戻ります。
電子印鑑の位置やサイズを変更したい場合は、押印した電子印鑑をクリックしてください。そのままドラッグすると移動できます。四隅のハンドルを使うと、サイズの調整が行えます。
最後に、上部のメニューから「ファイル」>「保存」または「別名で保存」をクリックして、保存しましょう。これで、電子印鑑の作成・押印が完了しました。
なお、押印した電子印鑑は、PDFの上にスタンプとして貼り付けた状態になるため、保存後でもクリックして移動やサイズ変更、[Delete]キーで削除することが可能です。ただし、印鑑に表示される名前や日付は変更できないため、内容に間違いがあった場合は、印鑑を削除してから再度正しい内容で押し直す必要があります。
ここまでは、Acrobat Readerの電子印鑑のデザインを使って押印する方法を紹介しました。
「実物のハンコと同じデザインの電子印鑑にしたい」場合は、以下の記事を参考にしてください。実物の印鑑を無料で電子印鑑にする方法を紹介しています。
2.他のソフトで作成した電子印鑑をPDFに押印する方法
既にExcelや画像編集ソフトなどで電子印鑑を作成している場合も、無料のAcrobat Readerを使って、その電子印鑑をPDFファイルに押印できます。
【手順1】Acrobat ReaderでPDFファイルを開く
Acrobat Readerをお持ちでない方は、以下から無料でダウンロードしましょう。
【PC版】Acrobat Reader(無料)をダウンロードする
Acrobat Readerを起動し、電子印鑑を押印したいPDFファイルを開きます。
【手順2】「電子サイン」>「署名を追加」を選択する
上部の 「電子サイン」 をクリックし、「署名を追加」 を選択します。または、「すべてのツール」>「入力と署名」からも同じ操作が行えます。
【手順3】「画像」を選択し、作成した電子印鑑を読み込む
「画像」を選択し、電子印鑑として使いたい画像ファイル(PNG・JPEGなど)を読み込みます。読み込んだ画像がプレビュー表示されるので、問題なければ「適用」をクリックしましょう。
【手順4】電子印鑑を押印したい場所へ配置する
PDF上に電子印鑑が表示されます。押印したい位置に合わせてクリックすると、その場所に電子印鑑を押印できます。
押印した電子印鑑は、あとから位置や大きさを調整することが可能です。印鑑をクリックしてドラッグすると移動でき、四隅のハンドルを動かすとサイズを変更できます。
押印が終わったら、上部のメニューから「ファイル」>「保存」または「別名で保存」をクリックして保存しましょう。これで、作成済みの電子印鑑を使った押印が完了しました。
3.スマホでPDFに電子印鑑を押印する方法(iPhone・Android)
Acrobat Readerのモバイル版アプリを使えば、スマホからPDFに電子印鑑を押印できるため、外出先で急いで文書に押印しなければならないときにも大変便利です。
スムーズに押印するには、あらかじめ電子印鑑の画像データをスマホに保存しておくことをオススメします。
【手順1】Acrobat ReaderアプリでPDFファイルを開く
まずは、お使いのスマホにAcrobat Readerアプリをインストールしましょう。
Acrobat Readerアプリを起動し、画面下部の「ファイル」をタップします。次に、スマホ内に保存されている電子印鑑を押したいPDFファイルを選択し、開いてください。
【手順2】「入力と署名」から「署名を追加」を選択する
画面下部のメニューから 「入力と署名」 をタップします。続いて、右下の万年筆のアイコン(署名ツールアイコン)をタップし、「署名を追加」を選択します。
【手順3】電子印鑑を登録する
「画像」をタップして、スマホに保存してある電子印鑑の画像データ(PNG・JPEGなど)を選択します。
必要に応じてトリミングを行い、「完了」をタップします。読み込んだ画像がプレビュー表示されるので、問題なければ「完了」をタップしましょう。
もし、電子印鑑の画像データが透明背景のPNG形式で、読み込んだ際に「背景が黒くなる」「色が変わる」といった現象が起こる場合は、電子印鑑の画像データを「白色背景のJPEG形式」に変換するのがオススメです。
PNGをJPGに変換するには、無料のデザインアプリ「Adobe Express」が便利です。以下のリンクから、ブラウザーまたはアプリで手軽に変換できます。
【手順4】電子印鑑を押印したい場所へ配置する
PDF上の押印したい位置でタップすると、その場所に電子印鑑を押印できます。指でドラッグして位置を移動したり、青い矢印を使ってサイズを変更したりすることも可能です。
配置が終わったら、「完了」をタップして保存しましょう。
ここまで、PDFに電子印鑑を押す3つの方法を紹介しました。カンタンな手順ですぐに電子印鑑が作成できるので、ぜひ試してみてください。
今すぐ無料の「Acrobat Reader」で電子印鑑を押印する
続いて次の章では、「日付を間違えてしまった」「会社名が変わったので修正したい」といった場合に便利な、電子印鑑の編集方法を紹介します。
電子印鑑の名前や日付、サイズを変更する方法(無料のAcrobat Reader)
Acrobat Readerで押印した電子印鑑は、押した後でも「位置」や「サイズ」を変更したり、削除したりすることが可能です。
一方で、電子印鑑の「名前」「会社名」「日付」などの内容は、押印後にPDF上で編集することはできません。そのため、名前や日付を変更したい場合は、一度PDF上の電子印鑑を削除してから正しい内容の電子印鑑を押し直す、という手順になります。
ここでは、「名前・会社名を変更したい」「日付を修正したい」「サイズを調整したい」といったケース別に変更手順をまとめました。
1.名前や会社名を変更する方法
電子印鑑の名前や会社名を変更したい場合は、PDF上の電子印鑑を編集することはできないため、以下の手順でユーザー情報を変更してから、再度押印します。
【手順1】ユーザー情報を変更する
Acrobat Readerで押印済みのPDFファイルを開き、上部の「Acrobat」>「環境設定」をクリックします(Windowsの場合は、上部の「編集」>「環境設定」をクリック)。
その後、「ユーザー情報」を開いて、名前や会社名を変更し、「OK」をクリックします。
【手順2】電子印鑑をPDF上で削除する
PDF上の電子印鑑をクリックし、[Delete]キーで削除します。
【手順3】正しい電子印鑑を押し直す
「すべてのツール」>「スタンプを追加」から、「スタンプ」>「電子印鑑」を選択し、正しい内容の電子印鑑を再度押印します。
最後に、上部の「ファイル」>「保存」または「別名で保存」をクリックして、保存します。これで、名前や会社名の変更は完了です。
2.日付を変更する方法
誤った日付で押印してしまった場合、Acrobat Readerでは、PCの日付設定を一時的に変更することで正しい日付で押し直せます。ただし、別の運用(例.備考欄での訂正記載)を求められる場合もあるため、必ず自社の規程に従ってください。
【手順1】PCの日付設定を一時的に変更する
以下の手順で、PCのシステム上の日付を、電子印鑑に反映させたい日付へ一時的に変更します。
- Macの場合:上部のAppleロゴ(リンゴマーク)>「システム設定」>「一般」>「日付と時刻」
- Windowsの場合:「設定」>「時刻と言語」>「日付と時刻」
【手順2】電子印鑑をPDF上で削除する
PDF上の電子印鑑をクリックし、[Delete]キーで削除します。
【手順3】正しい電子印鑑を押し直す
「すべてのツール」>「スタンプを追加」から、「スタンプ」>「電子印鑑」を選択し、正しい内容の電子印鑑を再度押印します。その後、上部の「ファイル」>「保存」または「別名で保存」をクリックして保存します。
【手順4】PCの日付設定を元に戻す
電子印鑑の再押印が完了したら、必ずPCのシステム日付を現在の日付・時刻に戻してください。
3.サイズを変更する方法
電子印鑑のサイズは押した後でもPDF上で自由に変えることが可能です。押印後の電子印鑑をクリックすると枠線が表示されます。四隅のハンドルをドラッグして、自由にサイズを変更しましょう。
サイズ変更ができないときは、電子印鑑がロックされている可能性があります。その場合は、電子印鑑を右クリック>「プロパティ」 を開いて、「ロック」 のチェックを外してください。
ここまで、PDFに電子印鑑を押す・編集するときの基本的な操作を紹介しました。
続いては、電子印鑑を業務に取り入れることで得られるメリットや、運用時に注意したいポイントを見ていきましょう。
電子印鑑のメリットと注意点
電子印鑑を業務に取り入れることで得られるメリットと、利用時に知っておきたい注意点をまとめました。あらためて理解しておくことで、電子印鑑をより安全に扱えるようになります。
電子印鑑を導入するメリット
電子印鑑には、主に次の3つのメリットがあります。ペーパーレス化が進む現在の業務フローと相性がよく、様々な書類業務を効率化できます。
- どこにいても押印できる
- 紙の印刷代や郵送費を削減できる
- 事務手続きを効率化できる
メリット1.どこにいても押印できる
電子印鑑はPCやスマホで押印できるため、在宅勤務や外出先でもすぐに押印することが可能です。「押印のためだけに出社する」「上司の帰社を待つ」といった制約がなくなり、場所や時間に縛られない柔軟な運用ができるため、急ぎの案件も滞りなく進められます。
メリット2.紙の印刷代や郵送費を削減できる
押印のためだけに書類を印刷したり、原本を郵送したりする必要がないため、紙代やインク代、郵送費などの経費を大幅に削減できます。また、PDFでのやり取りが中心になるため、紙の書類の保管スペースも不要になります。
メリット3.事務手続きを効率化できる
押印のために書類を回覧したり、担当者のデスクまで持っていったりする手間が省けます。役職者がどこにいてもすぐに承認できるため、決裁スピードが向上し、業務全体の流れがスムーズになります。
電子印鑑を使う場合の注意点
電子印鑑は便利な一方で、運用上気を付けたい点もいくつかあります。次のポイントを理解したうえで、安全に運用しましょう。
- 偽造やなりすましのリスクがある
- 一部の書類では使えない
注意点1.偽造やなりすましのリスクがある
電子印鑑は画像データのため、Word・Excel・無料ツールなどで誰でも似たものを作成できてしまいます。その性質上、第三者によるなりすましや不正利用のリスクはゼロではありません。そのため、万が一コピーされても影響が小さい書類に使用するのが安心です。
注意点2.一部の書類では使えない
印鑑の押印が必要な書類の中には、電子印鑑が使えないものもあります。
例えば、土地や賃貸の契約に関わる書類については、自治体から「印鑑登録証」が発行された印鑑、つまり実印が必要です。
しかし、電子印鑑は印鑑登録ができないため、実印の代わりに使うことはできません。また、たとえ実印をスキャンして画像化しても、印鑑登録されたものとは認められません。
このように、高い証拠力や本人確認が求められる書類については、次に紹介する「電子署名(デジタル署名)」の利用を検討するとよいでしょう。
電子印鑑と電子署名の使い分けと法的効力
ここでは、「電子印鑑」と「電子署名(デジタル署名)」の違いについて解説します。両者は見た目が似ていても、法的効力は大きく異なるため、用途に合わせて正しく使い分けることが重要です。
1.認印相当の「電子印鑑(画像スタンプ)」
電子印鑑は、印鑑のデザインを画像化し、PDF上にスタンプとして配置する仕組みです。便利で手軽に使える一方、誰が押したのかを厳密に証明することや、改ざんを検知することはできません。そのため、次のような「認印レベルで十分な日常書類」に向いています。
- 社内文書
- 回覧資料
- 決裁前の見積書・納品書
- 小額の請求書(継続的な取引関係が確立している場合)
2.法的効力を持つ「電子署名(デジタル署名)」
電子署名は、押印者の本人性や署名日時、文書の非改ざん性を証明できる仕組みです。電子証明書を用いて、「確かにこの人が、この文書に、この時刻に署名した」ことを証明でき、法的にも有効な署名となります。
✔️本人性を保証:電子署名には、署名した人固有の「デジタルID」や「タイムスタンプ」といった識別情報が埋め込まれます。
✔️非改ざん性を証明:署名後に文書が改ざんされていないかを検知できるため、高い法的効力を持ちます。
そのため、以下のような高い証拠力が求められる文書には電子署名が必要です。
- 契約書
- 機密保持契約書(NDA)
- 法務文書
- 社外への重要な取引文書
⚫︎電子署名が必要な場面では「Acrobat Pro」「Acrobat Sign」が便利
契約書や法務文書など、本人性や改ざん防止が求められる文書には、法的効力のある電子署名(デジタル署名) が適しています。
Acrobat Pro(7日間無料)やAcrobat Sign(14日間無料)なら、電子署名の作成・依頼・管理までを安全に行えるため、重要文書にも安心して利用できます。
電子署名について、詳しくは以下の記事で紹介していますので参考にしてください。
PDFに電子印鑑を押印する際のよくある質問
最後に、PDFに電子印鑑を押すときによくある疑問をまとめました。実務でつまずきやすいポイントを中心に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
Q.電子印鑑の「名前・日付・サイズ」を変更する方法はありますか?
はい、あります。
電子印鑑のサイズは、押印した後でも自由に変更できます。電子印鑑をクリックして、四隅のハンドルをドラッグしてください。
一方、名前や日付を変更するには、電子印鑑の「押し直し」が必要です。Acrobat Readerの「ユーザー情報」やPCの日付設定で、名前や日付を変更した後、PDF上の電子印鑑を削除して、もう一度正しい電子印鑑を押し直します。
詳しくは、電子印鑑の名前や日付、サイズを変更する方法(無料のAcrobat Reader)を参考にしてください。
Q.電子印鑑がPDFに表示されない・黒くなる場合はどうすればよいですか?
もっとも多い原因は、電子印鑑の画像形式です。特に、背景が透明なPNG画像(透過PNG)を使用すると、「背景が黒くなる」「消えて見える」といった表示崩れが起こることがあります。
この場合、背景を白色のPNGにするか、PNGをJPEGに変換してみましょう。
PNGをJPGに変換するには、無料のデザインアプリ「Adobe Express」が便利です。以下のリンクから、ブラウザーまたはアプリで手軽に変換できます。
Q.押印した電子印鑑を、他の人から編集・削除されないよう編集不可にする方法はありますか?
はい、あります。
電子印鑑の編集を防ぐには、目的に応じて以下の2つの方法をお試しください。
1.電子印鑑をロックする
Acrobat Readerで押印した電子印鑑を右クリック>「プロパティ」>「ロック」にチェックを入れてください。これで、電子印鑑の移動や削除ができなくなります。ただし、この方法は誤操作の防止には役立ちますが、ツールによってはロックが解除される可能性があるため、簡易的な対策となります。
2.PDF全体を編集不可にする
Acrobat Proを使用して「権限パスワード」を設定すると、電子印鑑を含むPDF全体を編集できないようにすることが可能です。特に改ざん防止を重視したい場合は、こちらの方法を利用するのが確実です。
Q.スマホでPDFに電子印鑑を押す方法はありますか?
はい、あります。
Acrobat Readerのモバイルアプリ(iPhone・Android対応)を使って、以下の手順で押印できます。
1.Acrobat ReaderのモバイルアプリでPDFファイルを開く
2.「入力と署名」>署名ツールアイコン>「署名を追加」を選択する
3.スマホに保存した電子印鑑の画像を読み込む
4.PDFファイルに配置する(押印する)
お使いのスマホに合わせて、以下からAcrobat Readerアプリをインストールしてお試しください。
Q.契約書に電子印鑑は使えますか?
基本的に、契約書では電子印鑑の使用は推奨されません。
電子印鑑は「認印レベル」の証拠力しかないため、「いつ、誰が押したか」「押印後に改ざんされていないか」を法的に証明することが難しいためです。
そのため、契約書や法務文書といった重要文書では、法的効力を持つ「電子署名(デジタル署名)」を利用しましょう。電子署名を安全に行うには、Acrobat Pro(7日間無料) や Acrobat Sign(14日間無料)が便利です。
Acrobatなら電子印鑑の押印・編集もカンタン
この記事では、電子印鑑の作成方法からPDFへの押印・編集方法、さらに電子印鑑と電子署名の違いまで、業務で必要なポイントを一通りご紹介しました。
電子印鑑を活用すれば、
- 押印のために出社する必要がなくなる
- 書類の印刷・郵送コストを削減できる
- 承認フローがスムーズになり、作業が止まらない
といったメリットが得られます。
実務で認印レベルの押印が多い方は、まずは無料のAcrobat Readerで電子印鑑を作ってみるのがオススメです。
無料の「Acrobat Reader」で電子印鑑を作成・押印する
また、契約書や重要文書など法的効力が求められる文書には、改ざん防止・本人確認ができる 電子署名(デジタル署名)が必要です。Acrobat ProやAcrobat Signを使えば、電子署名の付与から署名依頼、文書管理まで一括で行えます。
Acrobat Signを14日間無料で試す
Adobe Acrobatには、PDFに関する作業を安全かつ高品質に行うための多彩なツールが揃っています。日常的な押印から重要文書の署名まで、用途や環境に合わせて最適なツールを活用して、業務の効率化を実現しましょう。
(執筆:ウェブライダー)
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