タンを使って目を引く配色を作る方法
ニュートラルトーンやアーストーンから主張のはっきりしたものまで、タンは、どんな配色でも重要な役割を果たす色です。
明るいブラウンであるタンは、どんな配色に混ぜても中心的な役割を果たします。「Tan」(タン)という色名の由来は、皮革のなめし の行程です。肌色の描写や温もりの表現、他の色を引き立てるのに使える色です。この記事では、デザイン上でのタンの使い方を詳しくご紹介していきます。
タンは失敗しない色
タンの16進数コードは#D2B48Cで、RGBだと、R:210、G:180、B:140で構成されます。タンは、ベージュ(16進数#F5F5DC)、ブラウン(#964B00)、ヌード(#E3BC9A)と密接に関連しています。タンはブラウンの明るい色調です。ブラウンは「赤、黒、黄」または「赤、緑」のいずれかを混ぜて作ります。このように、複数の色を混ぜて作られるタンは、ほとんどの色を引き立てることができます。タンは非常に汎用性が高く、デザインにおいて重要な色なのです。
デザインの雰囲気を決めたら、以下のようなイメージで配色してみましょう。
- 生い茂る緑、土っぽい雰囲気: 素焼きの焼き物や林床のように、タンにディープグリーンやチャコールグレー、深みのあるブルーを合わせれば、自然を思わせる配色になります。
- 霞がかった砂漠: ダスティーピンク、落ち着いたトーンのイエロー、セージグリーンといった色に タン を合わせれば、砂漠独特の、色彩豊かでありながら落ち着いた美しさを表現できます。
- 引き立て役として: 明るめのターコイズやディープマゼンタなどの強い色は、控えめなタンの色調違いのバリエーションや、他の落ち着いた色と合わせると、より引き立ちます。この配色なら、くどくならずに印象を強められます。
- 基調色として: タンの基本色であるブラウンにはたくさんの色が混ざっているため、タンはどんな配色にも合います。赤と合わせるとダスティ-ピンク調、黒と合わせるとグレー調、黄を強めるとセージグリーン系の配色にそれぞれ近づきます。
タンを使って魅力的な配色を作る
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