赤ちゃんの撮影に最適なカメラ設定
シャッタースピード、絞り、ISO感度といったカメラ設定を活用して、可愛い赤ちゃんの写真を撮る方法を学びましょう。
赤ちゃんの撮影は、一筋縄ではいかないこともあります。撮影指示など聞いてくれず、じっと座っているわけでもないからです。赤ちゃんの小さな動きや細部までタイミングを逃さず撮影するには、適切にカメラを設定する必要があります。
赤ちゃんの撮影にお勧めのカメラ設定
赤ちゃんを撮影する際には、眠っているときはもちろん別ですが、お利口にじっとしていてくれるとは思わないでください。つまり、予想できない動きをする赤ちゃんの写真を鮮明に残すためには、素早い撮影が必要だということです。赤ちゃんの撮影に最適なカメラ設定は次の通りです。
シャッタースピード:1/200前後
絞り:赤ちゃんだけを撮る場合はf/4以下、周りの人も一緒に撮影する場合はf/8
ISO感度:シャッタースピードを犠牲にしない範囲で、できる限り低く設定
シャッタースピードを速くすると、ブレが抑えられます。赤ちゃんが動いた場合や、カメラを手に持って撮影する場合でも、きれいで鮮明な写真を撮ることができます。暗い中で撮影するときには、ISO感度を上げることで速いシャッタースピードを維持しやすくなります。
f/4以下の低い絞り値を設定すると、赤ちゃんにはしっかりとピントを合わせつつも背景をぼかした、プロ級の写真を撮影できます。家族写真のように何人かを一緒に撮影する場合は、絞り値をf/8程度まで高くして被写界深度を深め、全員にピントを合わせましょう。
赤ちゃんの写真を編集ソフトで加工する
Adobe Photoshop Lightroomなどの写真編集ソフトを使えば、カラーや露出、シャドウといった多くの要素を調整できます。撮影後にいつでも微調整できるので、カメラ設定が厳密に最適なものかどうかは気にせずに、好きなだけ写真を撮ることができます。
後で編集する予定なら、JPEGではなくRAW形式に撮影設定を変更するのを忘れないようにしてください。RAW形式の方が多くの情報を保持できるので、実際に編集するときに、より自由に調整を行えます。また、たとえ赤ちゃんを撮るためのカメラ設定は調整済みという場合でも、撮影した写真をプロ級の品質に仕上げるためには編集まで行うことをお勧めします。
赤ちゃん写真の完成度を高めるために、**Adobe PhotoshopとLightroom**で利用できる多彩な機能を確認してみましょう。