Instagramには、自分のアカウントのQRコードを作成する機能があります。このQRコードを名刺やショップカードに入れれば、名刺を渡した相手や顧客がInstagramのアカウントにアクセスしやすくなるので、フォロワー数の増加や集客効果を期待できます。このQRコードを名刺やショップカードに入れれば、名刺を渡した相手や顧客がInstagramのアカウントにアクセスしやすくなるので、フォロワー数の増加や集客効果を期待できます。
この記事では、InstagramのQRコード作成や読み取りの方法を解説。InstagramのQRコードを名刺に入れるメリットや、デザイン時の注意点も見ていきます。
また、無料デザインツール「Adobe Express」で利用できる名刺テンプレートも紹介するので、QRコード入りのおしゃれな名刺作りにお役立てください。
InstagramのQRコードを作成する方法
Instagramでは、プロフィールページにカンタンにアクセスできるQRコード（旧ネームタグ）を作成可能です。
まずは、Instagramで自分のプロフィールページのQRコードを作成し、画像としてダウンロードしたり他の人に共有したりする方法をお教えします。なお、InstagramでQRコードを作成する場合、デザインやカラー変更などのカスタマイズに少し手間がかかります。
そのため、白黒や単色のシンプルなQRコードをカンタンに作成できる無料デザインツール「Adobe Express」の使い方もあわせて紹介します。
InstagramのアプリでQRコードを作成する方法
最初に、InstagramのアプリでQRコードを作成する方法を解説します。ここではiPhoneを使用していますが、Androidも基本的に同じ手順です。
【手順1】QRコードを表示する
Instagramで自分のプロフィールページを開き、右上の三本線（メニュー）をタップします。
開いたメニュー内にある「QRコード」をタップすると、自分のプロフィールページのQRコードが表示されます。
【手順2】QRコードの背景を設定する
QRコードの背景は変更できます。背景は「カラー」「絵文字」「セルフィー」の3つのカテゴリに分かれており、上部の中央に表示される文字をタップするとカテゴリを変更できます。カテゴリを決めた後に背景をタップすると、そのカテゴリ内で色や絵文字の種類を変更できる仕組みです。
以下は「絵文字」のカテゴリです。
以下は「セルフィー」のカテゴリです。セルフィーを撮ると、自分の顔がスタンプになり、「絵文字」カテゴリのように表示されます。
【手順3】QRコードを共有・ダウンロードする
QRコードが作成できたら、右上の共有ボタンをタップしてください。QRコードの画像をダウンロードしたり、LINEやメールで他の人に共有したりできます。
なお、名刺にQRコードを埋め込む場合は、背景やユーザーネームなどの不要な箇所をトリミングした画像を使いましょう。
白黒や単色のQRコードを作成する方法
QRコードを名刺に載せる場合は、なるべく白黒や単色のQRコードを用意しましょう。なぜなら、グラデーションや色のついたQRコードを名刺に印刷すると、かすれて見えたり、色が薄くなって読み取りできなかったりするからです。
InstagramのアプリからQRコードを作成する場合、「カラー」や「絵文字」の背景では、QRコードがグラデーションになったり、薄い色が付いたりします。
Adobe ExpressでQRコードを作成する方法
InstagramのアプリでQRコードを作成すると、Instagramのアイコンが中央に入ります。そのため、Instagramのアイコンが目立ってしまい、他のSNS用のQRコードも名刺に載せたい場合、デザインの統一感がなくなってしまうのが難点です。
また、InstagramのアプリでQRコードを作成する場合、白黒や単色のQRコードに変更したり、背景をトリミングしたりするのに少し手間がかかります。そこで、ここからは無料デザインツール「Adobe Express」を使い、白黒や単色のシンプルなQRコードを作成する方法を解説します。ツールにURLを入力するだけでカンタンにQRコードを作成できるので、ぜひお試しください。※QRコードの作成機能は2022年12月現在、ブラウザのみでご利用いただけます
Adobe ExpressのQRコード作成ツールを今すぐ使う
【手順1】InstagramのプロフィールページのURLを用意する
まず、InstagramのプロフィールページのURLを用意します。Instagramのアプリには、自分のプロフィールページのURLを表示する機能がないため、PCかスマホのブラウザでInstagramにログインして、プロフィールページのアドレスバーのURLをコピーしてください。
あるいは、自分のユーザーネームをコピーして、以下のURLの末尾に入れることでも、自分のプロフィールページのURLを用意できます。
https://www.instagram.com/自分のユーザーネーム
（URLをコピーしてご利用ください）
自分のユーザーネームはプロフィールページの右上で確認できるほか、「プロフィールを編集」からコピーすることも可能です。
【手順2】Adobe Expressにログインする
次に、PCのブラウザで「Adobe Express」にアクセスし、GoogleアカウントやSNSアカウント、メールアドレスを使ってAdobe Expressに無料ログインしてください。登録は30秒ほどで完了します。
【手順3】「クイックアクションを試す」からQRコード生成のメニューを選択する
Adobe Expressにログインすると、テンプレートやメニューを選べるホーム画面が表示されます。ホーム画面下部の「クイックアクションを試す」の「QRコード」を選択すると、「QRコードを生成」が表示されるので、クリックしてください。
【手順4】プロフィールページのURLをペーストしてQRコードを作成する
【手順1】で用意したプロフィールページのURLを左下のボックスにペーストし、「QRコードを生成」をクリックします。これで、白黒でシンプルなデザインのQRコードを作成できました。
右側のメニューで「スタイル」や「カラー」を変更できます。好みの状態になったら、「ファイルタイプ」から好きな形式を選択し、「ダウンロード」をクリックしてダウンロードしましょう。「ファイルタイプ」はPNG、JPEG、SVGの中から選べます。
Adobe ExpressのQRコード作成ツールを今すぐ使う
InstagramのQRコードを読み取る方法
自分のInstagramのアカウントをQRコードを通じて誰かに共有する際は、QRコードの読み取り方法も伝えておくのがオススメです。ここでは、メールやLINEで送られてきたり、名刺やチラシなどに印刷されたりしたQRコードを読み取る方法を解説します。
メールやLINEで送られてきたInstagramのQRコードを読み取る方法
Instagramのアプリを使えば、メールやLINEで送られてきたInstagramのQRコードの画像をカンタンに読み込めます。まずは、メールやLINEで送られてきたInstagramのQRコードを画像として保存します。次にInstagramのアプリで自分のプロフィールページを開き、右上の三本線（メニュー）から「QRコード」を選択します。
下部の「QRコードをスキャン」をタップし、右上の小さな画像を選択します。下部の「QRコードをスキャン」をタップし、右上の小さな画像を選択します。
スマホに保存されている画像一覧が表示されるので、読み取りたいQRコードの画像をタップします。すると、QRコードが自動で読み取られ、Instagramのアカウント名および「フォローする」「プロフィールを見る」のボタンが表示されます。QRコードをただ読み込むだけでなく、フォローやプロフィールといったメニューがすぐに表示されるのが便利ですね。
スマホに保存されている画像一覧が表示されるので、読み取りたいQRコードの画像をタップします。すると、QRコードが自動で読み取られ、Instagramのアカウント名および「フォローする」「プロフィールを見る」のボタンが表示されます。QRコードをただ読み込むだけでなく、フォローやプロフィールといったメニューがすぐに表示されるのが便利ですね。
名刺やチラシなどに印刷されたQRコードを読み取る方法
名刺やチラシなど紙に印刷されたQRコードを読み取る場合、iPhoneなら「カメラ」アプリを、Androidなら「Google Lens」アプリを起動してQRコードにかざします。（Androidも機種によっては、標準のカメラでQRコードを読み取れる場合があります）
カメラがQRコードを読み取るとリンクが表示されます。
リンクをタップするとInstagramのプロフィールページに移動できます。あるいは、Instagramのプロフィールページ右上の三本線（メニュー）から「QRコード」を選択し、「QRコードをスキャン」でも読み取れます。
InstagramのQRコードを名刺に入れるメリット
自分のInstagramアカウントを名刺内でアピールしたいけれど、わざわざQRコードにして掲載する必要はあるのだろうかと思う方もいるでしょう。QRコードを名刺に入れると、以下のようなメリットがあります。
- Instagramのアカウントにアクセスしてもらいやすくなる
- より多くの情報を伝えられる
- デザインの幅が広がる
- 名刺を渡した相手と交流しやすくなる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1．Instagramのアカウントにアクセスしてもらいやすくなる
InstagramのQRコードを名刺に入れる最大のメリットは、自分のInstagramアカウントにアクセスしてもらいやすくなることです。Instagramのユーザーネームを口頭で伝えたり、名刺に記載したりしても、相手がInstagramであなたのアカウントを探す手間がかかるので、なかなかアクセスしてもらえません。InstagramのQRコードを名刺に入れる最大のメリットは、自分のInstagramアカウントにアクセスしてもらいやすくなることです。Instagramのユーザーネームを口頭で伝えたり、名刺に記載したりしても、相手がInstagramであなたのアカウントを探す手間がかかるので、なかなかアクセスしてもらえません。
しかし、InstagramのQRコードが名刺に入っていると、カメラで読み取るだけなので、アクセスするハードルが低くなります。気軽にアクセスしてもらえるようになれば、フォロワー数が増加したり、あなたのビジネスの認知度が上がり、集客につながったりする効果が期待できます。
2．より多くの情報を伝えられる
名刺はあなたのビジネスを相手にアピールするツール。限られたスペースで見やすさに配慮しつつ、できるだけ多くの情報を伝えて興味をもってもらうことが大切です。
InstagramのQRコードを名刺に入れれば、QRコードを読み取ってもらう手間はかかりますが、QRコードの飛び先でより多くの情報を相手に伝えられます。
3．デザインの幅が広がる
QRコード入りの名刺には、デザインの幅が広がるというメリットもあります。InstagramのURLが長いと、名刺に掲載しづらい場合がありますが、QRコードにすればスッキリしますので、掲載場所で悩むことはありません。QRコードを読み取れる大きさである必要はありますが、サイズも調整できます。QRコード入りの名刺には、デザインの幅が広がるというメリットもあります。InstagramのURLが長いと、名刺に掲載しづらい場合がありますが、QRコードにすればスッキリしますので、掲載場所で悩むことはありません。QRコードを読み取れる大きさである必要はありますが、サイズも調整できます。
また、QRコードの色を調整したり、画像の一部に組み込んだりして、デザインにアクセントを加えられます。
4．名刺を渡した相手と交流しやすくなる
名刺にQRコードを入れておくと、名刺を渡した相手がその場ですぐにInstagramにアクセスしてくれる可能性が高まります。すると、あなたのInstagram投稿をきっかけに話題が生まれ、会話が広がりやすくなるでしょう。その結果、初対面であってもコミュニケーションが進みます。
特にクリエイター同士の場合、お互いのInstagramアカウントに投稿されている作品を見せ合うこともできます。
InstagramのQRコードを名刺に入れる際の注意点
ここからは、InstagramのQRコードを名刺に入れる際の注意点を解説します。QRコードは、サイズが小さすぎたり、色が薄すぎたりすると読み取れないことがあります。正しく読み取れるよう、以下に注意してデザインしてください。
- サイズは「15mm×15mm」以上にする
- 色は「白黒」で、周囲に「2mm」以上の余白を入れる
- 光沢のある用紙は避ける
- 読み取れない場合に備えてユーザーネームも記載する
また、名刺を印刷する前に必ずサンプルを作成し、QRコードが読み取れるかどうかをテストしましょう。それぞれの注意点を詳しく解説します。
1．サイズは「15mm×15mm」以上にする
2．色は「白黒」で、周囲に「2mm」以上の余白を入れる
また、QRコードの背景に色が敷かれていると正常に読み取れないため、QRコードの周りには「最小2mm」の余白を入れましょう。
3．光沢のある用紙は避ける
光沢のある用紙にQRコードを印刷すると、光が反射して読み取りにくい場合があります。
QRコードを名刺に入れる場合は、できるだけツヤのないマットな質感の用紙を選びましょう。読み取りやすい紙質かどうかを確認するため、使用したい用紙でテスト印刷し、きちんと読み取れるかどうかをチェックしてください。
4．読み取れない場合に備えてユーザーネームも記載
Adobe Expressのオススメの名刺テンプレート15選
最後に、無料デザインツール「Adobe Express」でデザインしてダウンロードできる、名刺のテンプレートをご紹介します。気になるテンプレートをクリックするとAdobe Expressの編集画面に移動するので、自由にデザインしてダウンロードしてください。
なお、名刺を作成してダウンロードするには、Adobe Expressへの無料登録・ログインが必要です。GoogleやFacebookのアカウントや、Apple IDがあれば、すぐにログインできます。
Template IDs
(To pull in manually curated templates if needed)
Orientation
(Horizontal/Vertical)
Width
(Full, Std, sixcols)
Limit
(number of templates to load each pagination. Min. 5)
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(true, false, all) true or false will limit to premium only or free only.
QRコード入り名刺を集客に活用しましょう
InstagramのQRコードを名刺に入れると、Instagramに気軽にアクセスしてもらえるようになります。その結果、あなた自身やあなたのビジネスの魅力がより相手に伝わるようになり、ブランディングによい影響が生まれることも。集客にもつながるため、QRコード入りの名刺を積極的に活用しましょう。
Adobe Expressなら、QRコードの作成や名刺のデザインを無料で行えます。相手の印象に残る名刺の作成に、Adobe Expressをぜひ役立ててくださいね。