【無料】両家顔合わせ用しおりを作る方法!テンプレートで誰でも簡単
Adobe Expressのテンプレートを使って、両家顔合わせのしおりをデザインしてみましょう。

両家顔合わせは、結婚が決まったふたりがお互いの家族を紹介する大切な場。和やかで楽しい時間を過ごすために「当日はどうやって進めようかな?」「何を話そうかな?」といった疑問や不安を抱くこともありますよね。
そんなときは、「顔合わせ用しおり」を用意するのがオススメです。しおりに当日のスケジュール・新郎新婦や家族のプロフィール・今後の計画などをまとめておけば、話題に困ることなくスムーズに会を進められます。
この記事では、両家顔合わせにしおりを用意するメリットや、無料デザインツール「Adobe Express」のテンプレートを活用した顔合わせ用しおりの作成手順をご紹介します。
両家顔合わせ用しおりを作るメリット
両家顔合わせ用しおりとは、当日の進行・新郎新婦や家族のプロフィール・今後の計画などをまとめた冊子のことです。「両家顔合わせ」という特別な場で、お互いの家族がリラックスして親睦を深めるのに役立ちます。
お互いの家族が初めて顔を合わせる場合、すぐに共通の話題が見つからないこともあるでしょう。そんなとき、しおりがあれば自然な会話が生まれるきっかけになります。
あらかじめ、当日の進行やお互いの家族についての情報をしおりにまとめておくことで、人数が多い場合も、家族紹介をスムーズに進められるでしょう。
顔合わせ用しおりを作るメリットは、以下のとおりです。
- しおりに記載されている内容から、話題が広がりやすくなる
- お互いの家族のことをより深く理解できる
- 当日の予定を前もって共有することもできるので、進行がスムーズになる
- 顔合わせ会の記念として残せる
- 当日に参加できなかった親族にも渡せる
両家顔合わせ用しおりの作り方
それでは、さっそく顔合わせ用しおりを作ってみましょう。この記事では、無料のデザインツール「Adobe Express」のテンプレートを使った作成方法を解説します。
テンプレートを使えば、画像やテキストを変更するだけでカンタンにおしゃれなしおりが完成します。
何かと忙しい結婚準備、おふたりで楽しみながら効率的に進めていきましょう。
【準備】しおりに掲載する内容を決める
まずは、しおりに掲載する内容(構成)を決めます。しおりに載せる内容に明確な決まりはないため、お互いの家族のプロフィールや今後の計画など、当日に話したいことを中心に掲載内容をリストアップしましょう。
例として、以下のような内容を掲載するのがオススメです。
- 日時・場所
- ふたりからの挨拶文
- 当日の流れ
- 新郎新婦のプロフィール
- 家族紹介
- 今後の予定(婚姻届の提出日・引っ越し・結婚式・新婚旅行など)
このほかにも、結婚式が決まっている場合は、会場の情報を入れるのもよいでしょう。おふたりがどんな結婚式にしたいか、どうしてこの会場を選んだのかなどを話すきっかけになります。
また、顔合わせ会の当日に提供されるメニューや、おふたりの写真を掲載すると、記念になるのでオススメです。
しおりの構成が決まったら、さっそくAdobe Expressを使って作成していきましょう。
この記事ではPCブラウザー版「Adobe Express」での作成手順を解説します。
Adobe Expressのモバイルアプリを使えば、スマホやタブレットからデザインすることも可能です。
【iPhone・iOS用】アプリを使ってみる
【Android用】アプリを使ってみる
【手順1】Adobe Expressにログインする
まずはPCのブラウザーで「Adobe Express」にアクセスし、GoogleアカウントやSNSアカウント、メールアドレスを使って無料ログインしてください。登録は30秒ほどで完了します。
【手順2】テンプレートを選ぶ
次にテンプレートを選択しましょう。検索窓に「顔合わせ しおり」と入力します。または、以下のリンク先から選んでください。
Adobe Expressの「顔合わせ しおり」のテンプレート検索結果
表示されたテンプレートの中から好みのデザインを選んだら、「このテンプレートを使用」をクリックして編集画面に進んでください。
【手順3】画像を変更する
まずは、プロフィール写真の変更手順をお見せします。
テンプレート内の変更したい画像を選択した状態で「置換」ボタンをクリックし、「アップロードして置換」から手持ちの画像を選びましょう。
すると、画像が差し替えられます。
自分たちの写真に変更するだけで、一気におふたりらしさが伝わるしおりに近づきました。
プロフィール以外の写真や画像も同じ方法で変更できます。
Adobe Expressで提供されている素材を使いたい場合は「置換」ボタンをクリックした後、「写真」や「デザイン素材」から好みの画像を選んでください。
【手順4】テキストを変更する
次に、新郎新婦の名前や日時、当日のスケジュールなどのテキストを変更します。
変更したいテキストボックスをダブルクリックしてカーソルを表示させ、内容を編集してください。
ツールバーからはフォントの種類や色などを変更できます。また、テンプレートの雰囲気に合うオススメフォントを教えてくれる機能も用意されています。様々なフォントを試しながら、イメージにぴったりなものを選びましょう。
【手順5】背景を変更する
背景色を変更したい場合は、上部の「背景色」をクリックしましょう。「スウォッチ」から色を選べるほか、「カスタム」からはスポイトで画面上の色を抽出したり、色コードを指定したりできます。
背景画像を変更する場合は、まずカンバス全体を選択した状態にします。「素材」>「背景」の順にクリックしてイメージに近い背景画像を探しましょう。検索窓にキーワードを入力するほか、「自然」や「季節の素材」などのカテゴリーからも探せます。
【手順6】ダウンロードする
しおりの内容を変更できたら、ダウンロードしましょう。ダウンロードボタンをクリックし、「すべてのページ」にチェックを入れたら、ファイル形式を選びます。
しおりを印刷する場合は「PDF印刷」、データで共有したい場合は「PDF規格」を選ぶのがオススメです。
「PDF規格」を選んだ場合に表示される「内トンボを追加」や「裁ち落としを表示」は印刷後のトリミングをカンタンにするための設定です。
しおりをキレイに裁断したい場合はぜひご活用ください。
ダウンロードしたPDFファイルを用紙に印刷すれば、両家顔合わせ用しおりの完成です。
Adobe Expressのテンプレートを使えば、画像やテキストを変更するだけで、オリジナルのしおりが作れます。
おふたりらしさが詰まったしおりをお守りに、リラックスして顔合わせ当日を迎えましょう。
当日きっとうまくいく!両家顔合わせのマナーQ&A
両家顔合わせは、新郎新婦だけでなく両家の家族にとっても大切な場です。両家顔合わせを成功させるためには、話題選びや服装、言葉遣いなどの基本的なマナーを押さえておくことが重要です。
ここでは、両家顔合わせのよくある疑問についてQ&A形式でわかりやすく解説します。
両家顔合わせにふさわしい話題は?
両家顔合わせでは、誰もがリラックスして話せる話題を選びましょう。
特に、お互いの両親は初対面の場合が多く、おふたり以上に緊張していることがあります。そのため、自然と会話が生まれるように配慮しましょう。
もし会話が途切れてしまったら、おふたりから話題を振ることで、場も和むはずです。
また、しおりの内容を会話の糸口にして、相手の家族に質問してみるのもよいでしょう。
おふたりやお互いの家族を深く知ってもらえる、以下のような話題がオススメです。
- おふたりの幼少期の思い出
- おふたりの出会いやなれそめに関するエピソード
- お互いの家族のプロフィールや趣味についての質問
- これからの結婚生活についての計画
これらの話題から和やかな雰囲気を演出し、家族同士の親睦を深めましょう。
両家顔合わせにふさわしい服装は?
両家顔合わせでは、参加者全員の服装の格(ドレスコード)を揃えるのがポイントです。特に女性の場合、洋装・和装のスタイルを統一することも大事です。
両家のドレスコードが統一されていないと「服装を間違えてしまったかな」と、お互いが気まずい思いをすることがあります。
そのため、事前に家族と当日の服装について相談しておくと安心です。
また、会場に合った服装を選ぶのも重要です。料亭やホテルではドレスコードを指定されている場合があるため、予約時に確認しておきましょう。
例えば「フレンチダイニングのお店で開催するから、お父さんはジャケットスタイル、お母さんはワンピーススタイルかブラウスとスカートでお願いね」と具体的に指定をすれば、安心して参加してもらえるでしょう。
両家顔合わせで気をつけるべき言葉は?
両家顔合わせの場では、いつも以上に言葉遣いに配慮しましょう。
特に結婚に関して縁起が悪いとされる「忌み言葉」や「重ね言葉」は避けるように心がけます。
- 忌み言葉:「切れる」「離れる」「別れる」などの関係が終わることを想起させる言葉
- 重ね言葉:「重ね重ね」「度々」「またまた」などの繰り返し言葉
これらは日常会話でよく使う表現です。無意識に使ってしまい、相手に誤解を与えないためにも、きちんと頭に入れておきましょう。
また、初対面の場合、特に正しい言葉遣いや敬語を心がけ、相手への敬意を表すことも大切です。丁寧な言葉遣いで良好な関係をスタートさせましょう。
顔合わせの費用は誰が支払うの?
顔合わせの費用負担については明確な決まりがないため、おふたりと参加する家族で話し合って決めましょう。
費用負担のパターンについては、以下の3つが考えられます。
- 両家で折半:両家で半額ずつ負担する
- 新郎新婦が負担:新郎新婦が家族をもてなす意味を込めて、全額を負担する
- 片方の家族が負担:どちらかの家族がホストとなり、費用を負担する
顔合わせの費用負担については、おふたりと両家で話し合い、ルールを決めておくとよいでしょう。事前に「費用は誰が負担するか」を明確にしておくと、当日の会計がスムーズになるだけでなく、家族に安心して参加してもらえるメリットもあります。
誰が負担するかにかかわらず、費用は予約時にまとめて支払っておくか、新郎新婦が立て替えるのがスマートです。
自作のしおりですてきな結婚準備をスタートしましょう
両家顔合わせは新しい家族になるための第一歩。お互いの大切な人たちを引き合わせ、和やかな雰囲気で関係をスタートさせましょう。
Adobe Expressには、「顔合わせ用しおり」だけでなく、結婚式準備に役立つテンプレートが豊富に揃っています。
テンプレートを使えば、結婚式のペーパーアイテムはもちろん、プロフィールムービーといった動画制作もカンタン。
結婚式に関するお役立ち記事もぜひ参考にしてみてください。
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