#111

【無料】MacでPDFを分割・ページを抽出する簡単な方法を解説

MacでPDFを分割・抽出するなら、Acrobat オンラインツールを使えばカンタンです。今すぐ無料で試しましょう。

すぐに試す

【無料】MacでPDFを分割・ページを抽出する簡単な方法を解説
#EBEBEB

プレゼン資料や営業資料など、ページ数が多いPDFファイルのうち、確認してもらいたいページだけを相手に共有したい場面はないでしょうか。

そんな時は、PDF編集ツールを使うと、カンタンにPDFファイルの分割や一部のページの抽出ができます。

この記事では、無料のPDF編集ツール「Adobe Acrobat オンラインツール」を使って、MacでPDFファイルを分割したり、一部のページを抽出したりする方法を解説します。

なお、Acrobat オンラインツールはOSやデバイスを問わず使えるので、MacだけでなくWindowsでも使えるほか、スマホやタブレットでも使用可能です。

MacでPDFを分割・ページを抽出する方法

無料のAdobe Acrobat オンラインツールを使うと、PDFファイルを分割したり、欲しいページのみを抜き出すといった作業がカンタンにできます。

2種類の機能があり、それぞれ以下のように目的に応じて機能を選ぶと、効率よく作業できます。

PDFファイルを分割する

PDFファイルを連続するページのカタマリに分けたい場合

(例:20ページあるPDFファイルを「1~10ページ」「11~20ページ」と2つに分割する)

PDFファイルの特定のページを抽出する

必要なページのみを抽出したい場合

(例:20ページあるPDFファイルのうち、「2ページ目と10ページ目」のみを抜きだしてPDFとして保存する)

PDFの分割機能と抽出機能の使い分け

なお、コンビニなどでPDFファイルを印刷するためにファイルサイズを小さくしたい場合は、PDFの分割やページの抽出ではなく、「PDFを圧縮する」機能を使うのがオススメです。

この記事の後半の「MacでPDFを圧縮する方法」で手順を解説しているので、参考にしてください。

それでは、ここから各機能の使い方について、動画およびテキストで解説します。

お好みの方法でご確認ください。

1.PDFファイルを分割する方法

2.PDFファイルの特定のページを抽出する方法

1.PDFファイルを分割する方法

ここでは、Acrobat オンラインツールを使って、PDFを「分割」する方法を解説します。

なお、Acrobat オンラインツールを使って編集をすると、編集前のファイルはPC内に保存されます。

そのため、誤って分割をしてしまっても作業をやり直せます。

【手順1】PDFファイルをアップロードする

Acrobat オンラインツールの「PDFを分割」のページにアクセスしてください。

「ファイルを選択」ボタンをクリックするか、PDFファイルをページ中央にドラッグ&ドロップしてアップロードします。

PDFファイルをアップロードする
PDFファイルのアップロードが自動で始まるので、完了するまでそのまま待ちましょう。

【手順2】ログインする

PDFファイルがアップロードされたら、Adobeアカウントにログイン(無料)してください。

Adobeアカウントをお持ちでない場合は、Googleアカウント、FacebookまたはApple IDでもログインできます。

ログインする

【手順3】分割する位置を決める

ログインが完了すると、PDFファイルの全ページのサムネイル画像が一覧で表示されます。

分割したい箇所にカーソルを移動させると、カーソルがハサミマークに変わります。

その状態でクリックし、分割位置を指定してください。

(分割位置は、複数指定できます)

分割位置を指定できたら、右上の「続行」ボタンをクリックします。

分割する位置を決める

【手順4】分割したPDFファイルを保存する

分割したPDFファイルを保存するフォルダを選択して、「保存」をクリックします。

分割したPDFファイルを保存する

これで、分割したPDFファイルが保存されました。

今回は2箇所で分割したため、3つのファイルが保存されています。

分割後のファイルがAdobe クラウドストレージに保存される

2.PDFファイルの特定のページを抽出する方法

次に、Adobe Acrobat オンラインツールを使って、PDFファイルの「ページを抽出」する方法を解説します。

なお、Acrobat オンラインツールを使って編集をすると、編集前のファイルはPC内に保存されます。

そのため、誤ってページを抽出してしまっても作業をやり直せます。

【手順1】PDFファイルをアップロードする

Acrobat オンラインツールの「PDFのページを抽出」にアクセスしてください。

「ファイルを選択」ボタンをクリックするか、PDFファイルをページ中央にドラッグ&ドロップしてアップロードします。

PDFファイルをアップロードする

--

【手順2】ログインする

PDFファイルがアップロードされたら、Adobeアカウントにログインしてください。

Adobeアカウントをお持ちでない場合は、Googleアカウント、FacebookまたはApple IDでもログインできます。

ログインする

【手順3】抽出したいページを選択する

PDFファイルのページが一覧で表示されたら、抽出したいページにカーソルを合わせ、左上のボックスをクリックしてチェックを入れます。

チェックを入れ終えたら、右上の「抽出」をクリックしましょう。

抽出したいページを選択する

【手順4】「ダウンロード」をクリックする

ページの抽出が完了すると、PDFファイルをダウンロードできる画面が表示されます。

右上の「ダウンロード」をクリックしてファイルを保存しましょう。

「ダウンロード」をクリックする

これで抽出したページのみで構成されたPDFファイルをダウンロードできました。

なお、「PDFのページを削除」の機能を使えば、上記とほぼ同じ手順で不要なページを取り除けます。

保存したいページが多い(取り除きたいページの方が少ない)場合はページを削除する機能を使うと効率よく作業できます。

ここまでご紹介した方法を使えば、必要なページのみを選んだファイルを保存できます。

ちなみに、PDFファイルの印刷や共有のために、ファイルサイズを減らしたい場合は、ファイルの分割や抽出ではなく「PDFを圧縮する」機能を使うのがオススメです。

ファイルサイズを小さくするためにPDFファイルを複数に分割すると、ファイルがバラバラになり管理がしにくくなってしまうためです。

また、取り扱い可能なサイズまで小さくするためにどれくらい分割が必要なのかもわからず、何度も編集の手間が発生します。

Acrobat オンラインツールを使えば、ツールにドラッグ&ドロップするだけで、必要なファイルサイズまでカンタンに容量を圧縮できます。

続いて、その手順を解説します。

MacでPDFを圧縮する方法

Acrobat オンラインツールでPDFファイルを圧縮する手順は、以下の通りです。

【手順1】「PDFを圧縮」にアクセスし、PDFファイルをアップロードする

【手順2】圧縮レベルを選択し、右下の「圧縮」をクリックする

【手順3】「ダウンロード」をクリックする

圧縮レベルを選択後、ファイルをダウンロードする

Adobe Acrobat オンラインツールでは、圧縮レベルを3段階から選べます。

ページ数の多いファイルをできる限り小さくしたい場合は「高」の圧縮レベルを、PDF内の画像をできるだけきれいに見せたい場合は「低」の圧縮レベルを選ぶというように、用途に応じて選びましょう。

PDFファイルを軽くすると、ファイルを短時間でダウンロードできるほか、デバイス容量を圧迫せずに済むといったメリットもあります。

スムーズなファイルの共有のために、ぜひご活用ください。

ご紹介した機能以外にも、Acrobat オンラインツールにはPDFに関する様々な機能が備わっています。

最後に、Acrobat オンラインツールの特長を詳しくご紹介します。

MacでのPDFファイル編集・変換がカンタンにできる「Adobe Acrobat オンラインツール」

MacでのPDFファイル編集・変換がカンタンにできる「Adobe Acrobat オンラインツール」

「Adobe Acrobat オンラインツール」は、PDFを開発したアドビによって提供されています。

PDFに関する様々な機能が充実しているほか、安全性にも優れています。

ここでは、Acrobat オンラインツールの4つの特長をお伝えします。

【特長1】デバイスを問わず使える

【特長2】PDFに関する20以上もの機能が無料で使える

【特長3】セキュリティ対策がされており安全性が高い

【特長4】有償版を契約すると無制限で使える

【特長1】デバイスを問わず使える

Acrobat オンラインツールは、ネット環境さえあれば、ブラウザからページにアクセスしてすぐに使えます。

OSを問わず使えるので、Macに限らずWindowsでも使えるほか、iPadのようなタブレットやスマホでも使用可能です。

(スマホの場合、一部機能を使うには「Acobat」のアプリのインストールが必要です)

PDFの編集を頻繁に行う方は、よく使う機能のページをブックマークしておくと、お使いのブラウザ上ですぐに立ち上げられて便利です。

Google Chromeをお使いの場合は、以下の拡張機能を入れると、使いたいときに拡張機能のアイコンをクリックするだけですぐにツールを立ち上げられます。

Adobe Acrobat オンラインツールの拡張機能をインストールする

【特長2】PDFに関する20以上もの機能が無料で使える

Acrobat オンラインツールは、PDFに関する20以上の機能を無料で使えるのも特長です。

この記事で紹介した機能以外にも、例えば以下のような機能を使えます。

様々な形式からPDFに変換

Wordだけでなく、Excel、PowerPoint、画像(JPGやPNG)をPDFに変換できます。

PDFをWordに変換

PDFファイルをWord形式(docx)に変換できます。

Word形式以外にも、ExcelやPowerPoint、JPG形式への変換も可能です。

また、「Adobe Scan」というスマホアプリを使うと、紙の資料をPDFやWordに変換することも可能です。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

Word・ExcelをPDFに変換する方法【PDFからの変換も】

【特長3】セキュリティ対策がされており安全性が高い

Acrobat オンラインツールは、アップロードされた情報を暗号化します。

ログインせずにAcrobat オンラインツールを利用した場合、アップロードしたデータはサーバーから削除されるので、安全です。

ログインした場合は、アップロード、変換したファイルは暗号化してAdobe クラウドストレージに自動で保存され、いつでも削除できます。

(セキュリティに関する取り組みについて詳しくはこちらもご参考ください)

【特長4】有償版を契約すると無制限で使える

Acrobat オンラインツールは、無償の場合、1か月の間に使える回数に上限があります。

有償の「Acrobat Standard」や「Acrobat Pro」、「Creative Cloud」のコンプリートプランを契約すると、快適な操作性はそのままに、回数を気にせず利用できます。

「Acrobat Pro」は7日間無料で、各種機能を試せます。

詳しくはAdobe Acrobat Pro を【無料で体験】をご確認ください。

Macに限らず、インターネットに接続できるあらゆるデバイスで利用可能な「Adobe Acrobat オンラインツール」。

PDFファイルの編集作業に、ぜひご活用ください。

(執筆:ウェブライダー)

linear-gradient(135deg, rgba(255,90,60,1) 0%, rgba(206,24,12,1) 100%)

https://milo.adobe.com/libs/img/mnemonics/svg/acrobat-pro-64.svg

ぜひAdobe Acrobatオンラインツールをお試しください

無料で始める

https://main--cc--adobecom.hlx.page/jp/fragments/seo/product-blade/acrobat

関連記事

以下の記事では、PDFに関するお役立ち情報をご紹介しています。Adobe Acrobat オンラインツールを使って、日々の業務を効率化する方法をご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

【無料】MacでPDFを分割・ページを抽出する簡単な方法を解説

MacでPDFを編集するなら、直感的に操作できる無料の「Adobe Acrobat オンラインツール」が便利です。PDFの結合や圧縮など、様々な編集機能の使い方を解説します。

【無料】MacでPDFをパスワード保護する簡単な方法

「Adobe Acrobat オンラインツール」を使ってMacでPDFをパスワード保護をする方法を紹介。「Acrobat Pro」でパスワードを解除、変更する方法も解説します。

MacでWordをPDFに変換する方法(PDFからWord変換も)

MacでWordをPDFに変換する方法を解説します。無料の「Adobe Acrobat オンラインツール」を使えばカンタンにPDFの変換や共有、編集ができます。

https://main--dc--adobecom.hlx.page/dc-shared/fragments/shared-fragments/frictionless/verb-footer/verb-footer-add-pdf-page-numbers