InDesign Serverのライセンス
InDesign Serverのライセンスは年間契約で、契約期間中のすべてのアップデートとインストールサポートが含まれます。ライセンスはサーバー単位でユーザー数に制限はありませんが、社内と社外のユーザー向けに別々のモデルが必要です。以下に、ライセンスタイプを示します。
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説明 |
関連費用 |
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インターネットまたはイントラネット内の企業全体を介して顧客またはライセンシーの従業員以外のユーザーがアクセスできる自動化されたパブリッシングソリューションと共に使用するためのライセンスを意味します。このライセンスには、ユーザー数の制限はvありません。パートナーやエンドユーザーは、ホスティングまたはSaaSベースのサービスでプレミアムライセンスモデルを使用できますが、InDesign Serverがスタンドアロンのサービスとしてではvなく、ソリューションの統合コンポーネントとして使用されていなければなりません。 |
年間€13,500 年間1,488,300円
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企業のネットワーク内でライセンシーの従業員に限定して利用可能な自動ソリューションでの使用を目的としています。 |
年間$5,000 年間€5,000 年間540,870円 |
開発ライセンス |
製品用ではなく、テストまたはステージング用のInDesign Serverソリューションです。透かしの入らない製品版ライセンスと同じ出力が可能です。 |
年間$2,100 年間€2,100 年間279,510円 |
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Developerライセンスでは、すべてのページの出力時に透かしが生成されます。デベロッパーが評価、プロトタイプ作成、ソリューション構築に使用する、リリース版およびデバッグ版のInDesign Serverです。 |
Exchangeメンバーシップ登録無料 |
体験版ライセンス |
InDesign Serverの90日間体験版。ライセンスを購入することで、製品版ライセンスに変換できます。 |
プレリリースサイトで無料提供しています。 |
ライセンスに関するよくある質問
InDesign Serverはマルチスレッド化されていますか?
InDesign Serverはマルチスレッド化されたアプリケーションではありません。ただし、マルチコアやマルチCPUを利用することはできますので、単一サーバー上で複数のInDesign Serverインスタンスを実行することで、InDesign Serverを拡張できます。1つのサーバー上で2つのInDesign Serverインスタンスを実行すると、処理能力が約2倍になります。
バックアップ用や障害回復用に別途のライセンスが必要ですか?
いいえ。エンドユーザー使用許諾契約(EULA)に従って、障害回復やバックアップ用にInDesign Serverのコピーを作成できます。ただし、製品サーバーのエラー時以外に運用製品でコピーを使用することはできません。 これらのコピーはクラスタ構成やロードバランシング構成と混同しないでください。
アドビでは内部ネットワークをどのように定義していますか?
内部ネットワークは、単一のプライマリドメイン内でファイアウォールの背後にある企業のローカルネットワークまたはイントラネットを指します。アクセスがライセンシーの従業員に限定される場合は、クラウドベースのプラットフォームに拡張できます。
クラウドやVPN(仮想私設網)を内部ネットワークでの使用を、アドビではどのように取り扱いますか?
クラウドやVPNの内部ネットワーク内での使用は認められていますので、該当ライセンスモデルの条件に違反しない限り、特別なライセンスの必要はありません。クラウドサーバーにインストールするには、ソフトウェアがインストールされているすべての仮想サーバーのライセンスが必要です。
InDesign Serverのデベロッパー版を利用するには、どうすればよいでしょうか?
出力に透かしが入るデベロッパー版は無料で、InDesign Serverのデバッグ版から手に入ります。Exchangeプログラムのメンバー様専用です。ソリューションパートナーとデベロッパーは、Exchangeサイトに登録し、ヘルプデスクからデベロッパー版をリクエストしてください。
InDesign Serverは各国語バージョンごとに複数のライセンスが必要ですか?
いいえ。InDesign Serverは、単一バージョンで20言語以上のドキュメント作成・組版に対応しています。InDesignデスクトップ版と同じです。
InDesign ServerはFLP以外のアドビライセンスプログラムでも販売されていますか?
InDesign Serverのコンポーネントをアドビから直接購入する場合は、エンタープライズタームライセンス契約に含めることが可能です。販売店からご購入いただく場合は、FLPライセンスプログラムのみとなります。
1つの仮想オペレーティングシステム内で単一インスタンスまたは複数インスタンスのInDesign Serverを実行するために、ハードウェアのサーバーを仮想化またはセグメント化することは可能ですか?
ソフトウェアのセグメント化は、単一のコンピューター上で複数インスタンスのオペレーティングシステムが協調して実行されるようになっている構成モデルです。ハードウェアとソフトウェアのいずれをセグメント化した場合も、アドビソフトウェアの各インスタンスには個別のライセンスが必要です。EULAには、そのソフトウェアを実行するCPUそれぞれについて、1本のライセンスが必要であることが明示されています。お客様は、アドビから標準的な監査権にもとづく依頼があった場合、これに応じてセグメント化について証明を提示できなくてはなりません。仮想セグメントは1つひとつが固有のサーバーとみなされ、新規ライセンスを必要とするため、複数インスタンスのライセンス1本を複数の仮想セグメントに頒布してインストールすることはできません。
InDesign ServerはホスティングソリューションやSaaSソリューションで使用できますか?
プレミアムライセンスモデルであれば、スタンドアロンではなくソリューションに統合されたコンポーネントとして用いる限り、InDesign ServerをホスティングソリューションやSaaSソリューションでご使用いただけます。
単一インスタンスと複数インスタンスのライセンスは、どのような違いがありますか?
InDesign Serverのデフォルトのインストールでは、単一インスタンスのライセンスとして実行します。すべてのInDesignライセンスには、複数のインスタンスを実行する権利が含まれますが、追加のプログラミングが必要となるか、またはアドビのパートナーから購入する必要があります。各ライセンスは、単一の物理サーバー(または仮想サーバー)でのみ使用できます。つまり、複数の仮想サーバーにライセンスを分散することはできず、それぞれ独自のサーバーが必要です。クラウドプラットフォーム上でInDesign Serverを実行することは可能ですが、クラウドサーバーごとにライセンスを購入する必要があります。