「PDFをwebページに変換すると、どんなメリットがあるの?」「初めてでもカンタンに変換できる?」――そのような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
PDFをwebページに変換して公開すれば、web検索でコンテンツを見つけてもらいやすくなり、より多くのユーザーに情報を届けられます。さらに、スマホでの見やすい表示やSNSでの共有のしやすさ、迅速な編集・更新など、多くのメリットが期待できます。
この記事では、「Adobe Acrobat Pro」を使って、PDFをwebページに変換する方法をわかりやすく解説します。直感的な操作でスムーズに変換できるため、ぜひお試しください。
PDFをwebページ(HTML)に変換する方法
webページは、HTMLと呼ばれるマークアップ言語で作成されます。
そのため、PDFをwebページとして公開するには、まずはHTMLファイルへの変換が必要です。
PDFの変換・編集が可能なオールインワンツールAcrobat Proを使えば、用途に応じて2つの方法でPDFをHTMLに変換できます。
1つはPDFを1つのwebページ(単一のHTML)に素早く変換する方法、もう1つは複数のwebページ(複数のHTML)として章やセクションごとに分けて変換する方法です。
変換したいPDFの内容や用途に合わせて、適切な方を選びましょう。
まずは以下のリンクからソフトをインストールします。7日間の無料体験があるので、ぜひお試しください。
【方法1】単一のwebページ(HTML)にカンタンに変換する方法
ページ数が少ないパンフレットやイベント告知などを1ページで見せたいとき、まずは手軽に試してみたい場合に最適な方法です。詳細な設定は必要なく、PDFをHTMLにカンタンに変換できます。
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Acrobat ProでPDFファイルを開き、上部のメニューから「ファイル」>「PDFを書き出し」>「HTML Webページ」を選択します。
- HTMLファイルの保存先を選ぶ画面が表示されるので、任意の場所を選択して保存しましょう。
- すると、自動的にブラウザでHTMLページが開き、仕上がりをすぐに確認できます。
【方法2】複数のwebページ(HTML)に変換する方法(細かく設定を調整したい場合)
マニュアルや報告書のようにページ数が多いPDFを、章やセクションごとに分けて、複数のwebページとして表示したいときに最適な方法です。
また、この方法では設定画面で「複数のHTMLに分ける」か「単一のHTMLにする」かを選択して変換できます。そのため、様々な種類のPDFにも柔軟に対応できる点が大きなメリットです。
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Acrobat ProでPDFファイルを開き、「すべてのツール」>「PDFを書き出し」をクリックします。
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「PDFの書き出し先」の「その他の形式」から「HTML」を選択し、「複数HTMLページ」を選びます(このとき「単一HTMLページ」も選べます)。その後、「HTMLに変換」ボタンをクリックします。
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HTMLファイルの保存先を選ぶ画面が表示されるので、任意の場所を選択して保存しましょう。
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自動的にブラウザでHTMLページが開き、仕上がりをすぐに確認できます。1ページ目が表示されているので、「次へ」「前へ」といったページナビゲーションをクリックすると、分割された別のwebページを確認できます。
保存したHTMLファイル一式をwebサーバーにアップロードすれば、PDFをWebページとして公開できます。
公開後はwebページのURLをSNSやメールで共有するだけで誰でも閲覧することが可能です。
また、検索エンジンにもインデックスされるため、PDF内の内容をweb検索で見つけてもらいやすくなるのも大きなメリットです。
うまく変換できない場合の対処法
PDFをwebページ(HTML)に変換する際、文字化けやレイアウト崩れ、変換に時間がかかりすぎるなど、思わぬトラブルが起きることがあります。ここでは、よくある事例と対処法をわかりやすくまとめました。
変換後に文字化けする
文字化けは、PDFのフォント埋め込みが不十分だったり、スキャンしたPDFのOCR処理がうまく行われていなかったりする場合によく起こります。
HTML変換後に文字化けした場合は、以下の対処法をお試しください。
⚫︎フォントの埋め込みを確認する
Acrobat ProでPDFを開き、「ファイル」>「文書のプロパティ」>「フォント」タブをクリックします。ここで、フォント名の横に「埋め込み」や「埋め込みサブセット」と表示されているかを確認しましょう。
もし表示されない場合は、PDFの作成時にフォント埋め込みを有効にするか、元のドキュメントのフォントを別の種類に置き換えて再度PDFを作成してみてください。
⚫︎テキスト認識を行う
紙をスキャンして作成したPDFの場合、文字として認識されない部分が多い場合があります。すると、HTMLに変換する際に文字化けが起きやすくなります。Acrobat Proの「すべてのツール」>「スキャンとOCR」を選んで、「このファイル」>「テキストを認識」を実行し、再度HTMLに変換してみましょう。
レイアウトが崩れてしまう
複雑な段組や表、グラフを含むPDFをHTMLに変換すると、表示が崩れる場合があります。なるべくPDFの構成をシンプルにしておくと、変換後の修正が少なく済みます。それでも崩れが気になる場合は、変換後のHTMLファイルを調整しましょう。
⚫︎変換後にHTMLを調整する
Acrobat Proで変換したHTMLファイルを、HTMLエディターで開いて調整します。複雑な表や図は、必要に応じて画像として配置し直すことで、レイアウト崩れを最小限に抑えられます。
変換に時間がかかりすぎる
大量のページや高解像度の画像を含むPDFは、HTMLへの変換に時間がかかる場合があります。その場合、PDFファイルを圧縮したり分割したりして、ファイルサイズを軽量化しましょう。以下のいずれかをお試しください。
⚫︎PDFファイルを圧縮する
Acrobat Proの「すべてのツール」>「PDFを圧縮」を選択して、PDFのファイルサイズを圧縮してから変換します。
⚫︎PDFファイルを分割する
ページ数が多い場合は、Acrobat Proの「すべてのツール」>「ページを整理」>「分割」を選択し、PDFを複数ファイルに分けてからHTMLに変換します。
パスワード保護されたPDFをwebページに変換したい
パスワードで保護されたPDFは、保護設定を解除しないと変換できません。必要に応じて、以下の手順で解除を行いましょう。
⚫︎パスワード保護を解除する
Acrobat Proの「すべてのツール」>「PDFを保護」>「セキュリティ設定を削除」を選択し、ファイルの所有者パスワードを入力すると、パスワード保護の設定が解除されます。パスワードが不明な場合は、文書の所有者に確認し、解除の許可を取ってから進めましょう。
パスワード保護の解除方法は、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
AcrobatならPDFの変換や編集がスムーズに
Acrobat Proは、PDFに関する多彩な機能を備えたオールインワンツールです。PDFをHTMLに変換するだけでなく、Microsoft Word・Microsoft Excel・Microsoft PowerPointなどのオフィス文書や、JPG・PNGといった画像ファイルにも変換できます。
他にも、PDFのテキストや画像の編集、ページの結合や分割など、70以上のPDF編集機能を備えているため、一度インストールしておけばあらゆる文書作業を効率的に進められます。
さらに、生成AIベースの最新の対話型エンジン「Acrobat AIアシスタント」も搭載され、PDFの要約や翻訳などもワンストップで行えるのが魅力です。
7日間の無料期間があるので、ぜひこの機会に体験してみてください。
Acrobat Proを7日間の無料お試し期間で使ってみる
一方で、ブラウザー上でカンタンにPDFを扱いたいときは、無料のAdobe Acrobatオンラインツールもオススメです。
ソフトのインストールが不要で、PDFの変換・結合・圧縮・分割などの機能を手早く利用できるため、「ちょっと試してみたい」「スマホやタブレットで作業したい」という場面にぴったりです。
https://main--dc--adobecom.aem.page/jp/dc-shared/fragments/roc/seo/business/acrobat-online-top
以下のリンクからも、すぐに使えるのでぜひお試しください。
なお、以下の記事では、Acrobat オンラインツールの詳しい情報を解説しています。
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