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ExcelにPDFを貼り付ける方法と画像がぼやけるのを防ぐコツ

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Excelで資料を作成する際、PDFファイルを貼り付けて、Excel上でPDFファイルの内容をすぐに確認できるようにしたい場合があります。

ExcelにPDFファイルを貼り付ける方法は、大きく分けると「PDFファイルをオブジェクトとして挿入する」「PDFファイルを画像にして貼り付ける」の2パターンがあります。

ExcelにPDFファイルを貼り付ける方法は、大きく分けると「PDFファイルをオブジェクトとして挿入する」「PDFファイルを画像にして貼り付ける」の2パターンがあります。

この記事では、2パターンの貼り付け方法をわかりやすく解説します。

また、Excelに貼り付けたPDFファイルの画像がぼやける場合の対処法や、PDFファイルの表データをExcel形式にする方法もお伝えします。

  • 本記事では「PDF」をファイルの形式(.pdf)を指す言葉として用います。
  • 本記事で紹介する内容は2023年5月時点の情報に基づきます。

【方法1】PDFファイルをオブジェクトとして挿入する

ExcelにPDFファイルを貼り付ける方法は、大きく分けて以下の2つです。

1. PDFファイルをオブジェクトとして挿入する方法

2. PDFファイルをスクリーンショット機能で画像にして貼り付ける方法

まずは「1.PDFファイルをオブジェクトとして挿入する方法」を解説していきます。

PDFファイルをオブジェクトとして挿入すると、Excelのシート内にPDFファイルの1ページ目のみがプレビュー画像として表示されます。

このプレビュー画像をダブルクリックすることで、PDFリーダーが自動で立ち上がり、閲覧できます。

この方法は、複数ページあるPDFファイルをExcelで共有したいときに特に便利です。

ただし、PDFファイルをオブジェクトとして挿入すると、PDFファイルのプレビュー画像がぼやけることがあります。

PDFファイルのページを共有する必要がなく、PDFファイル内の図表など一部のみを貼り付けたい場合は、後でお伝えする「2.PDFファイルをスクリーンショット機能で画像にして貼り付ける方法」をオススメします。

なお、オブジェクトとしてPDFファイルを挿入する方法は、以下の2つのパターンに分かれます。

●パターン1

PDFファイルのリンク付きで挿入する方法(元のPDFファイルを更新するとExcelにも反映される)

●パターン2

PDFファイルそのものを埋め込む方法(元のPDFファイルを更新してもExcelに反映されない)

いずれも、「Adobe Acrobat Reader」などのPDFリーダーをあらかじめインストールしておく必要があります。それでは、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

パターン1.PDFファイルのリンク付きで挿入する

PDFファイルへのリンク付きでオブジェクトを挿入すると、プレビュー画像をダブルクリックすることで元のPDFファイルを閲覧できます。

元のPDFファイルが更新されると、Excelに挿入したPDFファイルにも更新が反映されるため、更新頻度の高いPDFファイルを共有したい場合に便利です。

ただし、ローカル環境のPDFファイルをこの方法で挿入すると、自分以外の人は閲覧できないので注意してください。Excelを誰かと共有する場合は、共有サーバーにアップしたPDFファイルを挿入するか、この後紹介する「パターン2.PDFファイルそのものを埋め込む方法」を行いましょう。

それでは、PDFファイルへのリンク付きで挿入する手順を解説していきます。

【手順1】Excelを開き、PDFファイルを挿入したい位置のセルを選択する

【手順2】「挿入」タブを選択し、「テキスト」のグループから「オブジェクト」を選択する

【手順3】「ファイルから」タブをクリックし、「参照」ボタンから挿入したいPDFファイルを選択する

【手順4】「リンク」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックする

「リンク」にチェックを入れると、作成元のPDFファイルへのショートカットリンクを設定できます。

「OK」をクリックすると、PDFファイルの1ページ目のプレビュー画像が挿入されます。

【手順5】PDFファイルのプレビュー画像をダブルクリックして閲覧する

挿入されたPDFファイルの内容を確認するには、プレビュー画像をダブルクリックしてください。PDFリーダーが自動で立ち上がり、作成元のPDFファイルを閲覧できます。

パターン2.PDFファイルそのものを埋め込む方法

ここからは、ExcelにPDFファイルそのものを埋め込む方法を解説します。

この方法の場合も、プレビュー画像をダブルクリックするとPDFファイルを閲覧できます。

ただし、作成元のPDFファイルへのショートカットリンクはなく、PDFファイルがそのまま埋め込まれます。

そのため、作成元のPDFファイルを更新しても、Excelに挿入したPDFファイルには反映されないので注意してください。

ローカル環境のPDFファイルや更新予定のないPDFファイルを共有したい場合、あるいはオフラインで資料を確認したい場合に便利な方法です。

【手順1】Excelを開き、PDFファイルを挿入したい位置のセルを選択する

【手順2】「挿入」タブを選択し、「テキスト」のグループから「オブジェクト」を選択する

【手順3】「ファイルから」タブをクリックし、「参照」ボタンから挿入したいPDFファイルを選択する

【手順4】「リンク」にチェックが入っていないことを確認してから「OK」ボタンをクリックする

「OK」をクリックすると、PDFファイルの1ページ目のプレビュー画像が挿入されます。

【手順5】PDFファイルのプレビュー画像をダブルクリックして閲覧する

挿入されたPDFファイルの内容を確認するには、プレビュー画像をダブルクリックしてください。PDFリーダーが自動で起動し、閲覧できます。

PDFファイルの1ページ目のプレビュー画像が挿入される

PDFファイルをオブジェクトとしてうまく挿入できない場合の対処法

PDFファイルをオブジェクトとして挿入した際に、以下のトラブルが発生する場合があります。

トラブル1.PDFファイルのプレビュー画像がぼやける

トラブル2.PDFファイルのプレビュー画像ではなくアイコンが表示される

ExcelにPDFファイルをオブジェクトとして挿入すると、PDFファイルのプレビュー画像がぼやけてしまう場合があります。これは、「オブジェクト」コマンドを使うことで、実際のファイルサイズよりも小さいサイズで挿入されてしまうためです。

ただし、Excelに表示されたプレビュー画像がぼやけているだけで、ダブルクリックでPDFリーダーを立ち上げれば、問題なく閲覧できます。

Excel上のPDFファイルをどうしてもぼやけさせたくない場合は、この後解説する「PDFファイルをスクリーンショット機能で画像にして貼り付ける方法」がオススメです。

画像にしたPDFファイルにリンクを設置すれば、PDFリーダーでリンク先のPDFファイルを閲覧することもできます。

トラブル2.PDFファイルのプレビュー画像ではなくアイコンが表示される

PDFファイルをオブジェクトとして挿入した際、PDFのアイコンが表示される場合があります。


アイコンではなくPDFファイルのプレビュー画像を表示させたい場合は、オブジェクトの挿入時に「ファイルから」タブの「アイコンで表示」にチェックが入っていないかどうかを確認しましょう。

「アイコンで表示」のチェックを外すと、PDFファイルのプレビュー画像が表示されます。

PDFファイルのプレビュー画像のぼやけ具合が気になる場合は、あえてアイコン表示にするのもオススメです。

【方法2】PDFのスクリーンショット機能で画像にして貼り付ける

続いて、PDFファイルのプレビュー画像がぼやける場合や、図表やイラストなどPDFファイルの一部のみをExcelに貼り付けたい場合に最適な方法をお伝えします。

こうした場合は、「スクリーンショット」機能でPDFファイルを画像にし、その画像をExcelに貼り付けるのがオススメです。

スクリーンショットを撮影する方法は、主に以下の3パターンあります。

パターン1.PCの「スクリーンショット」機能を使用する

パターン2.Excelの「スクリーンショット」機能を使用する

パターン3.Adobe Acrobat Readerの「スナップショット」機能を使用する


それぞれの手順について、以下で詳しく紹介します。

パターン1.PCの「スクリーンショット」機能を使用する

PDFファイルの一部を画像にして挿入する場合は、PCのスクリーンショット機能で撮影する方法が手軽です。

以下は、WindowsとMacそれぞれのスクリーンショットの方法です。

PDFファイルを開き、画像にしたい箇所を表示したうえでスクリーンショットを撮影してください。

なお、Excel上で画像のサイズを大幅に変更(拡大・縮小)するとぼやけることがあるので、PDFファイルを必要なサイズに表示して撮影するのがポイントです。

WindowsとMacでスクリーンショットを撮影する方法を紹介します。

Windows(Windows10以降)

●画面全体のスクリーンショット

[PrtSc]キーを押す

●指定した範囲のスクリーンショット

[Windows]+[Shift]+[S]キーを同時に押す

Mac

●画面全体のスクリーンショット

[control]+「shift」「command」+「3」を同時に押す

●指定した範囲のスクリーンショット

[control]+「shift」+「command」+「4」を同時に押す

上記のいずれの方法も、スクリーンショットがクリップボードに一時的にコピーされるので、Excelの挿入したい箇所にペーストしてください。

スクリーンショットを撮影した際、不要な箇所があればトリミングしましょう。

貼り付けた画像を選択し、右クリックで「トリミング」を選択します。

黒い枠線にマウスのカーソルを合わせ、ドラッグするとトリミングできます。

パターン2.Excelの「スクリーンショット」機能を使用する

Excelにもスクリーンショット機能があり、画像にしたPDFファイルをカンタンに貼り付けられます。ここでは、撮影範囲を指定し、PDFファイルの一部のみを画像にして貼り付ける方法を解説します。

【手順1】PDFファイルとExcelをそれぞれ開く

PDFファイルとExcelをそれぞれ開きます。

PCのスクリーンショット機能を使用する場合と同様、まずは、PDFファイルの画像にしたい箇所がすべて見えるように表示しておきましょう。

なお、ExcelのウィンドウでPDFファイルが隠れてしまっても、スクリーンショットは撮影できるので問題ありません。

【手順2】スクリーンショットを挿入したいExcelのセルを選択する

【手順3】Excelの「挿入」→「図」→「スクリーンショット」を選択し、「画面の領域」をクリックする

開いているPDFファイルが白く表示され、マウスのカーソルが十字になります。

【手順4】PDFファイルの画像にしたい範囲をドラッグして選択する

十字のカーソルをPDFファイル内の画像にしたい箇所の左上に合わせて、右下に向けてマウスをドラッグして撮影範囲を選択します。

スクリーンショットの範囲選択と同時に、Excelに画像が貼り付けられます。

なお、「画像の領域」を選択せず、「使用できるウィンドウ」に表示されているウィンドウを選択すると、ウィンドウ全体を挿入できます。

パターン3.Adobe Acrobat Readerの「スナップショット」機能を使用する

無料のPDFリーダー「Adobe Acrobat Reader」には、PDFファイルの一部を画像にし、別のファイルに貼り付けられる「スナップショット」機能があります。

ここでは、「スナップショット」機能でPDFファイルを画像にし、Excelに貼り付ける方法を解説します。

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【手順1】Adobe Acrobat Readerで画像にしたいPDFファイルを開き、左上の「編集」メニューから「詳細」→「スナップショット」を選択する

【手順2】PDFファイルの画像にしたい範囲をドラッグして選択する

マウスのカーソルが十字になるので、カーソルをPDFファイルの画像にしたい箇所の左上に合わせて、右下に向けてドラッグして撮影範囲を選択します。

【手順3】「選択した領域がコピーされました。」のメッセージが表示されるので「OK」をクリックする

【手順4】Excelで任意のセルを選択し、画像にしたPDFファイルをペーストする

画像にしたPDFファイルがクリップボードにコピーされるので、Excelにペーストしてください。

なお「スナップショット」機能は、あらかじめ解像度を設定することで、高解像度の画像をスクリーンショットを撮影することも可能です。

Excelに貼り付ける画像をぼやけさせたくない場合は、以下の手順で解像度を設定しておくとよいでしょう。

「スナップショット」機能の解像度を設定する方法

Adobe Acrobat Readerの「編集」から「環境設定」を選択します。


「一般」→「スナップショットツール画像に固定解像度を使用」にチェックを入れ、任意の数値を入力します。初期値は72ピクセル / インチになっているので、高解像度の画像にしたい場合は200~300ピクセル / インチに設定するとよいでしょう。

Adobe Acrobat Readerを使えば、高画質のPDFファイルのスクリーンショットをカンタンに撮影できます。

PDFファイルへのコメントや印刷など、そのほかの便利な機能も無料で利用できるので、ぜひご利用ください。

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スクリーンショット機能で画像にしたPDFファイルがぼやける場合の対処法

PCやExcel、Adobe Acrobat Readerのスクリーンショット機能を使えば、クリアな画像をExcelに貼り付けられます。

しかし、これらの方法でもPDFファイルがぼやけてしまう場合、以下で紹介する2つのポイントを確認してみましょう。

ポイント1.Excelの「イメージのサイズと画質」を確認する

ポイント2.スクリーンショットを撮影する際のPDFファイルの表示サイズを確認する

それぞれ解説していきます。

ポイント1.Excelの「イメージのサイズと画質」を確認する

Excelには、ファイルサイズが重くなりすぎないように、挿入した画像を「既定の解像度」に自動で圧縮する機能があります。

Excelに貼り付けた画像がぼやけている場合、この「既定の解像度」が低く設定されている場合があります。

以下の手順で解像度をチェックしてみましょう。

まず任意のExcelファイルを開き、左上の「ファイル」メニューをクリックし、「オプション」を選択します。


「詳細設定」を選択し、「イメージのサイズと画質」の「既定の解像度」の数値を確認してください。

標準では220ppiとなっており、PCで表示する分には問題ない画質です。

もし、220ppiより小さくなっている場合は、220ppi以上に設定しましょう。

ちなみに、解像度を上げすぎると、ファイルサイズが重くなるので注意が必要です。

解像度の設定が完了したら「OK」をクリックしてください。

ポイント2.スクリーンショットを撮影する際のPDFファイルの表示サイズを確認する

スクリーンショットを撮影する際に、表示しているPDFファイルのサイズが小さすぎると、画像がぼやける可能性があります。

また、Excelに貼り付けた画像を拡大・縮小することでも画像がぼやけやすくなります。

PDFファイルのスクリーンショットを撮影する際は、Excelに貼り付けたいサイズにあらかじめ表示した状態で撮影するようにしましょう。

なお、スクリーンショット内の文字ははっきり写っているのに画像だけぼやけている場合は、PDFファイルに含まれている画像の画質がもともと低い可能性があります。

PDFファイルの画像を、高解像度の画像に差し替えることも検討しましょう。

画像にしたPDFファイルにリンクを設定する方法

画像にしたPDFファイルには、クリックするだけで元のPDFファイルを閲覧できるように、リンクを設置できます。クリアな画像をExcelに貼りつつ、複数ページに及ぶPDFファイルを共有したいときに便利です。

ただし、ローカル環境のPDFファイルへのリンクを設置すると、自分以外の人はアクセスできなくなるので注意してください。

誰かとPDFファイルファイルを共有したい場合は、共有サーバーやクラウド上にアップし、そのリンクを張るようにしましょう。

ここでは、Googleドライブ内のPDFファイルへのリンクを設定する方法を解説します。

(共有サーバー上にアップしたPDFファイルへのリンクも、基本的には同じ方法で設定できます)

【手順1】画像にしたPDFファイルをExcelに貼り付ける

【手順2】貼り付けた画像を右クリックし、「リンク」を選択する

【手順3】「ファイル、Webページ」を選択し、「アドレス」にGoogleドライブ内のPDFファイルのリンクを入力して「OK」を押す

あらかじめPDFファイルをGoogleドライブにアップロードして、リンクを取得しておきましょう。

ローカル環境のアドレスを入力しても、他の人はPDFファイルにアクセスできないので注意してください。


リンクを入力して「OK」をクリックすれば、PDFファイルのリンクの設定は完了です。

画像にしたPDFファイルをクリックすると、リンク先のPDFファイルを閲覧できます。

複数ページあるPDFファイルをExcelに貼り付ける方法

Excelで資料を作成している際、複数ページにわたるPDFファイルを1ページずつExcelに貼り付けたい場合もあるでしょう。

しかし、ここまで解説してきた「PDFファイルをオブジェクトとして挿入する方法」と「PDFファイルをスクリーンショット機能で画像にして貼り付ける方法」は、以下の理由から複数ページあるPDFファイルには向きません。

・ ExcelにはPDFファイルの1ページ目(プレビュー画像)しか表示されないため

・ディスプレイに表示されている画面のみスクリーンショットを撮影できるため

複数ページあるPDFファイルを貼り付けたい場合は、Adobe AcrobatのオンラインツールでPDFファイルを画像に一括変換してExcelに挿入するのがオススメです。

画像に一括変換する手順は、Adobe Acrobatのオンラインツールの「PDFをJPGに変換」にアクセスし、PDFファイルをアップロードするだけ。

すべてのページを別々の画像ファイルに変換し、まとめてダウンロードすることが可能です。

画像にしたファイルは、「挿入」タブの「図」→「画像」→「このデバイス」から挿入できます。


なお、Adobe Acrobatのオンラインツールでは、PDFファイルを画像に一括変換する以外にも、以下のような機能を使用できます。

● PDFからWord、Excel、PowerPointへの変換

● Word、Excel、PowerPointからPDFへの変換

● PDFの編集(結合、分割、トリミング、ページ削除など)

● PDFの圧縮

● PDFの保護

● 署名

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有料プランをご利用の方なら、オンラインツールの利用は無制限です。

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PDFファイルの表をExcelに変換する方法

Excelで資料を作成していると、PDFファイルの表データをExcelで編集したい場合がありますよね。しかし、PDFファイルの表をそのままコピーして貼り付けると、表の書式が崩れてしまうことがあります。かといって、データを手で打ち直すのは手間がかかります。

そこで再びオススメしたいのが、Adobe Acrobatのオンラインツールです。

Adobe Acrobatのオンラインツールなら、PDFファイルの表データを、書式を崩さずに編集可能なExcelに変換できます。

(Adobe Acrobatのオンラインツールは、30日ごとに2回まで無料で利用できます)

手順を詳しく見ていきましょう。

まず、Adobe Acrobatのオンラインツールの「PDFをExcelに変換」にアクセスします。


Excelに変換したいPDFファイルを中央の枠線内にドラッグ&ドロップします。

すると、PDFファイルがExcelに自動で変換され、ダウンロードできる画面に移ります。

左上の「ダウンロード」をクリックし、PCにダウンロードしてください。

次にダウンロードしたExcelを開きます。

念のため、書式の崩れがないかを元のドキュメントと照らし合わせて確認するようにしてください。

データを確認したら、表の部分をコピーして任意のExcelに貼り付けましょう。

または、任意のExcelを開いておき、そのExcelに表データのシートごとコピーすることも可能です。

シートをコピーするには、シートのタブを右クリックして「移動またはコピー」を選択します。

「移動先ブック名」で任意のExcelを選択し、「コピーを作成する」にチェックを入れてから「OK」をクリックします。

任意のExcelに表データのシートがコピーされます。

Excelの資料をより見栄えよくブラッシュアップしましょう

この記事では、ExcelにPDFファイルを貼り付ける方法や、PDFファイルを画像やExcelに変換する方法を解説しました。

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(制作:中森りほ、ノオト、ウェブライダー)