Takashi Yasui, Japan
Adobe Experience Design CC

 

 

印刷トラブル回避!クリエイターが知っておくべき重要なポイントをおさらい

フォーマットの変更から広がる印刷の表現―今までの感謝を込めて、PostScriptどうもありがとう!

Adobe MAX 2016セッションレポート

時代が移り変わるとともに、デザインワークのアプリケーションも印刷のワークフローもどんどん進化、発展しています。しかし、今も昔も印刷とトラブルはセットで語られるほど、多くのクリエイターを悩ませ続けています。

 

Adobe MAX 2016セッションレポート

 

2016年9⽉2⽇に東京ビッグサイトにて開催された Adobe MAX Japan 2016。⽇本中のAdobeのアプリケーションユーザが集まる中「フォーマ ットの変更から広がる印刷の表現―今までの感謝を込めて、PostScriptどうもありがとう!」と題した、松久 剛 ⽒(株式会社SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ)と、岩本 崇(アドビ システムズ 株式会社)によるトークセッションは、デザインの表現の幅を広げつつ、印刷トラブルを回避するために、クリエイターも印刷会社もそれぞれがしっかりと情報を知り共有すること、正しいデータを作り正しく処理することが重要であると改めて実感するセッションでした。

本セッションの詳細はセッションのビデオをご覧ください。

 

PostScriptがベースとなり PDF PrintEngine に発展

 

今から四半世紀以上前の1985年に PostScript Level1 が発表されてから早31年。時代は変わり、多くのクリエイターがAdobe Creative Cloud環境下で最新のIllsutratorやInDesignを使⽤し、印刷会社はEQUIOSやTrueflowなど新しいRIPを使⽤しています。

PostScriptがベースとなり PDF Print Engine に発展してきた昨今のPDFワークフローにおいて、印刷トラブルを回避するためにはどうすれば良いか、データの作り⽅、⼊稿の⽅法を今⼀度⾒直そうという今回のテーマは、これからの印刷表現に携わるもの全てにとって重要なポイントです。

 

PostScriptがベースとなり PDF PrintEngine に発展

 

 

オーバープリントプレビューでトラブルの回避

 

「⽩の⽂字が消えた!」「⾊が変わってしまった!」など、これはよく⽿にする印刷トラブルです。せっかく制作した作品の予期しない結果は、制作側と出⼒側が互いにどの様な事を⾏っているか、少し知るだけでもその多くが防げることが紹介されました。

 

クリエイターも印刷会社も共通して知っておくべき重要なポイント

 

  1. 「⽩のオーバープリント」の設定ミス
  2. 「透明の描画モード」と「⾃動墨ノセ(⾃動オーバープリント)」の影響
  3. 「分割統合」とフォーマットの関係

 

クリエイターも印刷会社も共通して知っておくべき重要なポイント


クリエイターとして重要な2つの確認ポイント

 

  • Adobe Illsutratorの「属性」パネルにあるオーバープリントのチェックに警告が出ていないかの確認
  • 作品をオーバープリントプレビューで確認する

それぞれは簡単なことですが、うっかり忘れがちな確認です。正しいデ ータを作成するためには重要ですね。

 

クリエイターとして重要な2つの確認ポイント

今回のセッションで解説されたものも含め、松久⽒はブログ「出⼒の⼿引きWeb」で幅広く情報を発信されており、かなり深いところまで丁寧にわかりやすく説明されています。印刷会社の⽅だけでなく、クリエイターにもとっても参考になる情報ばかりなので必読です。


また、「Adobe Creative Station」ブログ内「出⼒の⼿引き2016.1」の中でも、実際にどのようにPDFを書き出せば良いのか、作成したデータがどうのように出⼒されるかの確認⽅法など、プリントにまつわる様々なポイントを「PDF&出⼒の⼿引き」としてまとめられています。

 

⽬からウロコ

 

Illustratorで袋⽂字を作成した際にツノが出る「マイターリミット(マイター処理)」のトラブルを回避するため、⽐率設定の⽬安も紹介されました。

 

マイターリミット(マイター処理)

 

 

マイターリミット(マイター処理)

 

この設定、知らないクリエイターも多いのでないでしょうか。このように役⽴つ情報の多いセッションはぜひアーカイブで振り返ってみてください。

全体は是⾮セッションのビデオをご覧ください。

 



Creative Cloud無償体験版で、今すぐお試しください。