文化祭チラシ を簡単にデザインする方法!無料テンプレートも紹介

無料で名刺を作成
文化祭は学校や地域を盛り上げる重要なイベント。チラシを作成することで、より多くの人に文化祭の開催を知らせて、興味を持ってもらうきっかけにもなります。
そこでこの記事では、無料のデザインツールを使ったチラシの作り方とコツをご紹介。
テンプレートも豊富なため、素材やテキストを調整するだけで、楽しいチラシデザインがらくらく完成します。
チラシを手にした人が足を運びたくなる、文化祭の魅力が詰まったデザインを作ってみてください。
※この記事の情報は2025年4月時点のものです。アプリのバージョンにより、操作画面のUIや機能が異なる場合がありますので、ご了承ください。
文化祭チラシがカンタンに作れるAdobe Expressのテンプレート
Adobe Expressには文化祭チラシにぴったりなテンプレートが豊富に揃っています。アート感のあるものから、シンプルなものまで幅広いテイストのテンプレートが用意されているので、気になるテンプレートがあったら今すぐ編集を始めてみましょう。
Collection ID
(To pull in manually curated templates if needed)
Orientation
(Horizontal/Vertical)
Width
(Full, Std, sixcols)
Limit
(number of templates to load each pagination. Min. 5)
Sort
Most Viewed
Rare & Original
Newest to Oldest
Oldest to Newest
Premium
(true, false, all) true or false will limit to premium only or free only.
Adobe Expressを使って文化祭のチラシをデザインする
文化祭のチラシデザインに悩んだら、画像デザインツール「Adobe Express」がオススメです。無料テンプレートも豊富で、PCだけでなく、スマホやタブレットからも編集できます。
ここでは高校の文化祭チラシを想定し、テンプレートを使ってデザインする手順をご紹介します。手描きのイラストを取り入れて、個性が光る文化祭チラシにしましょう。
今回はPCでの作成手順をご紹介しますが、アプリを使ってスマホやタブレットでデザインすることも可能です。
【手順1】Adobe Expressにログインする
まずは、GoogleアカウントやSNSアカウント、メールアドレスを使ってAdobe Expressにログインしましょう。アカウントがない場合は、無料でアカウントを作成してください。。作成は30秒ほどで完了します。
【PC】ブラウザでAdobe Expressを使う
【手順2】テンプレートを選ぶ
ホーム画面の「テンプレート」または「テンプレートを選択」をクリックし、検索窓に「文化祭 チラシ」と入力して検索しましょう。
検索結果の中から好みのテンプレートを選んでください。
今回は左のテンプレートを右のデザインに編集します。メインとなる人物を手描きのイラストに置き換え、学生が作る、親しみやすい雰囲気のチラシをイメージして作成していきます。手描きのイラストに合わせ、明るく柔らかい印象のチラシにしましょう。
【手順3】不要な素材を削除し、新しい素材を追加する
テンプレート内で不要な画像や素材があれば、それぞれをクリックし、表示されるゴミ箱マークで削除してください。
チラシに入れたいイラストの画像を「アップロード」から追加します。アップロードされた画像を、テンプレートの人物が配置されていた辺りに配置し、サイズを調整してください。
紙に描いたイラストを使用したい場合、スキャナーやカメラで撮影し、データとして保存しておきます。
ただし、カメラで撮影した場合、紙のゆがみや影の写りこみなどでイラストがきれいに撮れないことがありますよね。
そんなときは、アドビの提供するAdobe Scanを使うのがオススメです。わざわざスキャナーを使わなくても、紙面のゆがみを自動で補正しながら撮影・保存できるので、ぜひ試してみてください。
【手順4】素材の色を変更する
次に、背景となっている素材の色を変更しましょう。背景色はチラシの雰囲気を決める大切な色です。デザイン内で占める範囲が広いので、背景色を変えるだけで、チラシ全体の雰囲気がガラッと変わります。
今回の例では、背景になっている右上の三角形を、ビビッドなピンク色から爽やかな水色に変更しています。ピンクの三角形を選択し、「塗り」>「カスタム」をクリックしてから、任意のカラーを選択してください。
【手順5】素材を追加・編集する
ここでは、イラストに弾むような軽やかさと楽しいイメージを付けるため、円形のシェイプを複数追加します。「素材」>「図形」>「円」の「すべてを表示」をクリックし、塗りつぶしの円を選択してください。
追加した円は「塗り」で色を調整し、「不透明度」で重なり感や透け感を出しましょう。同様の手順で、全体のバランスを見ながら異なるサイズや色の円を追加すれば、カラフルでポップな印象に仕上がります。
【手順6】テキストを編集する
まず、作りたいデザインに合わせてテキストを編集しましょう。
ここでは、タイトルのテキストを「塗り」>「スポイトツール」で背景素材と同じ水色にします。スポイトツールのカーソルが表示されたら、中心の四角を、変更したい色の上に重ねてください。
次に、変更したテキストのフォントや文字間隔を調整します。
今回は中央に配置した縦書きのテキストを例に見てみましょう。元のテキストと異なる文字数やサイズに変更した場合、テキストの配置が変わってしまうことがあります。そんなときは、テキストをクリックし「行間」で調整してください。
【手順7】QRコードを作成・追加する
チラシに文化祭のSNSアカウントや学校のホームページにアクセスできるQRコードを掲載すると、紙面に収まりきらない詳細情報をスムーズに伝えられます。
一旦ホーム画面に戻り、「おすすめの作成方法」から「QRコードを生成」を選びます。表示されていない場合は「すべて表示」>「クイックアクション」から探してください。
「リンク」にホームページやSNSなど、イベントの詳細がわかるURLを入力しましょう。
ここでは、デザインの色に合わせて「カラー」を青にしてダウンロードしたものを使います。
「ホーム画面」>「マイファイル」で作成中のファイルに戻り、「アップロード」から生成したQRコードを追加してください。
QRコードのサイズと配置を調整したら完成です。
行きたくなる文化祭チラシを作る4つのコツ
文化祭チラシには、載せるべき情報やデザインのポイントなど、抑えておくとよい点がいくつかあります。ここではそんな文化祭チラシを作るコツを4つ紹介します。
文化祭のチラシ作りに悩んだら、ぜひ参考にしてみてください。
【コツ1】来場に必要な情報を入れる
文化祭のチラシは、校外の人にもイベントの概要をわかりやすく伝えることが大切です。
以下の情報は必ず明記しましょう。
- 開催日時
- 開催場所(学校名)
- アクセス
アクセスは地図を入れたり、経由する交通機関を記載したりと、掲載スペースが広くなりがちです。もし、スペースが少ない場合は、学校ホームページのリンクを入れたQRコードに置き換えると紙面がすっきりし、情報もスマホですぐに確認してもらえます。
また、学校によってはセキュリティや会場規模の観点から、来場者を制限している場合があります。事前に告知すべき事項がある場合は、チラシの下部に記載しておきましょう。
【コツ2】目玉となるイベント情報を入れる
文化祭のチラシは、デザインそのもののインパクトも大切ですが、より多くの集客が見込めそうなイベントや出店の概要をいくつか書いておくことも重要です。
具体的な内容をチラシに記載しておくことで、個々のイベントや出店を目当てに、来場意欲が高まるケースもあるでしょう。例えば、大きなステージで開催されるダンスパフォーマンスや、バンド演奏、飲食店のジャンルといった、来場者が見たい、体験したいと感じてもらえるイベント情報を、カンタンに紹介しておくと効果的です。
【コツ3】タイトルやテキストを目立たせる
学校の文化祭チラシは、生徒が描いたイラストや文化祭をイメージした写真など、デザインした人の意図や熱量が伝わる仕上がりにしたいですよね。せっかくのデザインを崩さないためにも、文字情報は入れ過ぎず、その年のスローガンや来場者への呼びかけを簡潔な文章にまとめて配置するとよいでしょう。
また、テキストそのものをデザインとして活かせる個性的なフォントを使ったり、影や縁取りを付けて背景に埋もれないようにしたりといった工夫も効果的です。
【コツ4】webサイトやSNSと連携して来場を促す
チラシには掲載できる情報量が限られているため、なるべく簡潔に、必要な情報のみに絞ります。さらに詳しい内容を記載したい場合は、ホームページやSNSのURLで作ったQRコードを配置し、紙面をすっきり見やすくしましょう。
文化祭用のSNSアカウントを作っておけば、紙面では書ききれない情報を、投稿ごとにテーマを分けて紹介できるのでオススメです。
Adobe Expressを使って文化祭チラシをデザインする3つのメリット
Adobe Expressを使うことで、作業効率が上がり、クオリティの高いチラシが作成可能です。ここではそのメリットを具体的に3つご紹介します。
- 誰でも高品質な画像が作れる
- ひとつのファイルを複数人で編集できる
- QRコードを取り入れて情報を丁寧に伝えられる
【メリット1】誰でも高品質な画像が作れる
Adobe ExpressはPCからもスマホからも使える無料デザインツールです。
高品質なテンプレートが豊富に揃っているので、素材や色などを変更するだけで、プロのような仕上がりのデザインが完成します。直感的な操作で編集でき、初めてAdobe Expressを使う方でも安心して編集作業が行えます。
また、「テキストを生成」機能を使えば、指示文を入れてデザイン効果を付けた文字を生成することが可能。タイトルや文化祭名など、目立たせたいテキストに使用すると、見た人の目を引くデザインが作れます。
【メリット2】ひとつのファイルを複数人で編集できる
Adobe Expressはファイルを共有することで、複数人で同時に編集できます。委員会やクラス単位で作成する場合、アプリをダウンロードすればスマホやタブレットからも編集できるので、隙間時間やアイデアが浮かんだ時、すぐにイメージを形にして共有できます。
そのため、制作メンバー間で意見を出し合ったり、パートごとに担当を決めてチラシを編集したりするときも作業がスムーズです。
【メリット3】QRコードを取り入れて情報を丁寧に伝えられる
Adobe ExpressではホームページやSNSアカウントのリンクを入れたQRコードがカンタンに作れます。
チラシは掲載できる情報量が限られているため、学校の詳細情報やそれぞれのイベント内容をすべて紹介しきれないこともあります。
そんなときは、学校のホームページやSNSアカウントのURLをQRコードにして載せておくと便利です。
それぞれのイベントや出店の詳細情報、急なタイムテーブルの変更なども、すぐに確認してもらえます。
紙面では紹介しきれなかった文化祭の魅力を、QRコードを活用すれば、丁寧に詳しく紹介できるのもメリットです。
また、SNSを通して情報を発信することで、受験生やその保護者など、学校そのものに興味を持ってもらうきっかけにも繋がるでしょう。
Adobe Expressで文化祭の魅力を最大限に伝えよう
文化祭に向けた準備の中で、来場のきっかけとなるチラシ作りはとても重要です。イベントの内容はもちろん、情報がわかりやすいデザインかどうかも大きく影響します。これまで文化祭や学校のことを知らなかった人にも「行ってみたい」と思ってもらえるような、楽しさが伝わるチラシを目指してデザインすることが大切です。
Adobe Expressを使って、メンバーとアイデアを出し合いながらチラシをデザインをし、文化祭を成功に導きましょう。