Adobe Expressで夏祭りのチラシをカンタンに作る方法
それでは、Adobe Expressのテンプレートを使って夏祭りチラシを作成する手順を、実際の操作画面とあわせてご紹介します。
今回はブラウザー版での作り方を中心に解説しますが、モバイルアプリを使えばスマホやタブレットからデザインすることも可能です。
それでは、ここから具体的な手順をご紹介していきます。
今回は例として、地区で開催される夏祭りを想定したチラシを作っていきます。
【手順1】Adobe Expressにログインする
まずは、GoogleアカウントやSNSアカウント、メールアドレスを使ってAdobe Expressにログインします。アカウントがない場合は、無料でアカウントを作成してください。作成は30秒ほどで完了します。
【PC】ブラウザーでAdobe Expressを使う
【手順2】テンプレートを選ぶ
次に、ツールバーの「テンプレート」をクリックし、検索窓に「夏祭り チラシ」と入力するか、以下のリンク先からテンプレートを探しましょう。
「夏祭り チラシ」のテンプレート検索結果
好みのテンプレートを選んだら「このテンプレートを使用」をクリックし、編集画面に進みましょう。
今回はこちらのテンプレートを選びました。
【手順3】背景を変更する
続いて、背景を変更します。
背景を変更する際は、テンプレートの背景を選択し、「置換」>「背景」の順に選択しましょう。
検索窓にキーワードを入力し、表示されたものの中から、好みの背景を選びましょう。
今回は「花火」と検索し、以下の画像を背景に選びました。
【手順4】テキストを編集する
テンプレート内のテキストを編集して、開催する夏祭りの情報を記載していきましょう。テンプレート内のテキストをダブルクリックすると、内容を編集できるようになります。
また、ツールバーからテキストのフォントや色、サイズなどの変更も可能です。オススメのフォントも表示されるので、様々なフォントを試しながら、イメージにぴったりなものを選びましょう。
新たにテキストを追加したい場合は、ツールバーの「テキスト」>「テキストを追加」で、新規のテキストを追加できます。
テキストの編集と、配置の調整を行い、夏祭りのタイトルと開催日時、会場の部分のデザインを変更しました。
日程や会場は、チラシの上部や中央に大きなフォントサイズで配置し、見た人の目を引くレイアウトを意識しましょう。
【手順5】素材や画像を変更する
次に、画像を変更してみましょう。
変更したい画像を選択し、「置換」をクリックすると別の写真や素材に変更できます。
お手持ちの写真に変更したいときは、「置換」>「アップロードして置換」からPCに保存されている写真を選択してください。
また、チラシ内の画像を増やすことで夏祭り当日のイメージをしてもらいやすくなります。必要に応じてテンプレート内の画像を複製し、「置換」で画像を変更しましょう。
画像を増やしたことで、多くの屋台や縁日が出店するイメージを伝えられるデザインになりました。
【手順6】QRコードを追加する
チラシは紙面に掲載できる情報が限られているので、夏祭りの公式ページにアクセスできるQRコードを配置するとよいでしょう。当日参加するお店や団体名、問い合わせ先などの詳しい情報も確認してもらいやすくなります。
Adobe Expressの「QRコードを生成」機能を使えば、カンタンにQRコードを作れるので、ぜひ利用してみてください。
「QRコードを生成」を使ってみる
「QRコードを生成」にアクセスしたら、入力欄にリンク先ページのURLを記入しましょう。デザインのテイストに合わせて、QRコードの「スタイル」や「カラー」を変更できます。
デザインが決まったら、「ダウンロード」ボタンで保存してください。
作成したQRコードは、「メディア」>「デバイスからアップロード」でチラシに追加できます。
アップロードしたQRコードを配置したら、夏祭りのチラシデザインが完成です。
【応用編】素材とテキストでチラシに特典を付ける
チラシに当日使える特典を付けることで、来場を促すきっかけにもなります。
Adobe Expressの素材やテキストを活用して、特典のデザインをチラシに組み込んでみましょう。
今回は例として、抽選会用の抽選券をチラシの一角にデザインしてみます。
まず、「素材」>「図形」>「長方形」から、長方形の図形を追加します。
次に、「グラフとグリッド」>「表」から表を追加し、抽選会の応募者の氏名を書いてもらうスペースを作ります。
テキストを追加し、色の編集をしてデザインを整えます。
最後に、切り取り線を加えてみましょう。
「素材」>「図形」から直線を選んで追加したら、スタイルを破線に変更します。最後に「切り取り」のテキストを追加します。
これで抽選券をチラシに追加できました。
次の章では、夏祭りチラシ作りによりこだわりたい方に向けて、具体的なデザインのポイントをご紹介します。
夏祭りチラシの完成度を高める3つのポイント
この章では、チラシの完成度をさらに高めるデザインのポイントをご紹介します。
「せっかくならもう少しこだわって夏祭りのチラシを作りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
【ポイント1】お祭りの雰囲気が伝わる写真やイラストをメインビジュアルに使う
チラシの中で最も目を引くメインビジュアルは、夏祭りの魅力を一瞬で伝え、参加意欲をかきたてる重要な要素です。夏祭りのコンセプトに合った写真やイラストを選ぶことで、祭りの雰囲気や魅力をしっかり表現できます。
以下では、効果的な写真とイラストの選び方についてご紹介します。
●写真の選び方
写真をメインビジュアルにする場合、目玉となる催しをイメージさせる写真を使うのがオススメ。また、過去にも開催実績がある場合は、その際の写真を使用するのも効果的です。チラシを見た人が当日の雰囲気を想像しやすくなるでしょう。
写真をチラシの背景や上部に配置することで、視線を集めやすくなり、より夏祭りを印象付けるメインビジュアルになります。
Adobe Expressを使用している場合は、「検索」>「写真」からイメージに合った写真を探せますので、ぜひ活用してみてください。
●イラストの選び方
コンセプトに合ったイラストをメインビジュアルとして使えば、夏祭りの雰囲気をより効果的に伝えられる場合もあります。主な参加者の層やメインの催し物をイメージできるイラストを探してみましょう。
また、夏らしさ、お祭りらしさを連想できるイラストを使えば、チラシを見た人に夏祭りの雰囲気をすぐに伝えられます。
夏らしさやお祭りらしさを感じるモチーフとしては、以下のものが挙げられます。
- 提灯、浴衣、屋台、かき氷、うちわ・扇子、花火、金魚、ヨーヨー、太鼓 など
イラストは、カンバスを開いている状態で「素材」>「デザイン素材」>「イラスト」からも探せますので、イメージに合ったイラストを見つけましょう。
【ポイント2】夏祭りらしさを演出する色使いとフォントを選ぶ
チラシのデザインで重要なポイントとなるのが、色使いとフォント選びです。これらを工夫することで、夏祭りらしいイメージやワクワク感を演出できます。また、開催する夏祭りのコンセプトを表現する方法としても効果的です。
ここからは、色使いとフォントについてそれぞれ解説していきます。
●色使いのポイント
デザインにおいて、配色は全体の雰囲気を大きく左右します。夏祭りのチラシを作成する際は、メインとなる催し物の開催時間帯や、最も賑わう時間帯を考慮して、メインの配色を検討するとよいでしょう。
例えば、日中に多くの人が集まるならば明るい配色を、夜にメインイベントが行われるならば、暗い背景に鮮やかな色をアクセントにした配色を選ぶといった具合です。
背景色を夜空をイメージした紺色で表し、提灯やうちわのイラストに温かみのある橙色を用いると、明暗のコントラストのあるデザインになります。一方、青空を連想させる水色を背景色に使用し、金魚やかき氷、ヨーヨーといったイラストに明るくカラフルな色を取り入れると、活気あふれる印象が作れます。
配色について詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。
見るだけでセンスアップ!配色パターン60選と失敗しない色選びのコツ
●フォント選びのポイント
テキストのフォントも、デザインの雰囲気を決める重要な要素です。特に、チラシ内で大きなサイズで表示するタイトルのフォントは、全体の印象に大きく影響します。
夏祭りのチラシの場合、「賑やかで楽しげな印象」を与えたいのか、それとも「伝統的で落ち着いた印象」にしたいのかという観点でフォントを選ぶとよいでしょう。
ここでは、Adobe Expressで使用できるフォントの中から、夏祭りの雰囲気を演出してくれるものをご紹介します。
<明朝体フォント>
明朝体は「はね」や「はらい」などの線幅に強弱が見られる日本語フォントです。横線の右端にある「うろこ」と呼ばれる三角形の装飾が特徴的で、上品で伝統的な印象を与えます。
万人受けしやすく、様々な夏祭りのチラシに使えるフォントです。なかでも、歴史のある夏祭り、盆踊り、灯籠流しといった日本の伝統的な催しがある場合にはぴったりでしょう。
オススメの明朝体フォント例(左から)
・Zen Antique
・貂明朝
・しっぽり明朝
<ゴシック体フォント>
ゴシック体は、縦横の線の太さがほぼ均一で「うろこ」による装飾がなく、シンプルで直線的な字形が特徴です。視認性が高く、遠くからでも文字を認識しやすい利点があります。
遠くからでもタイトルがわかりやすいため、幅広い年齢層の方が来場する夏祭りのチラシにはオススメのフォントです。
オススメのゴシック体フォント例(左から)
・Zen Maru Gothic
・M+ 1c
・源ノ角ゴシック(Source Han Sans KR)
<筆文字フォント>
筆で書いた字形を再現している筆文字フォントは、「とめ」「はね」「はらい」による筆ならではの抑揚が強調されているのが特徴。力強さや躍動感、また和の趣を表現できるフォントです。
日本らしい雰囲気を表現できるフォントで、盆踊りや花火などが催される夏祭りには特に馴染みやすいフォントでしょう。
オススメの筆文字フォント例(左から)
・KSO黒龍爽
・Sic花笠
・HOT-白舟極太楷書教漢
<個性的なフォント>
最後に、個性のあるフォントをご紹介します。
個性的なフォントは、特殊な装飾を持つ定型にはまらないユニークなデザインが特徴です。
夏祭りのチラシで使えば、目を引く効果が期待できるでしょう。子ども夏祭りやグルメ夏祭り、音楽フェスなど、コンセプトに合わせてフォントを選べば、祭りの個性が際立ちます。
オススメの個性的なフォント例(左から)
・ステッキ
・レゲエ One
・ロックンロール One
フォントについて詳しく知りたい方はこちらの記事もご参照ください。
フォント(日本語・英語)の種類・選び方と定番フォントを紹介
【ポイント3】情報の優先順位を整理する
催し物や出店などの情報がたくさんあるからといって、テキストや写真、イラストを詰め込みすぎないようにしましょう。情報量が多すぎて余白のないデザインになり、来場者にとってもわかりにくいチラシになってしまいます。
そのような事態を避けるために、掲載する情報の優先順位を整理しましょう。例えば、以下のように整理するのが効果的です。