About Adobe Press Room Press Releases
For Immediate Release
アドビ システムズがインテリジェント ドキュメントを
核としたワークフローをさらに推進する
Adobe Acrobat 7.0 日本語版ファミリー製品を発表


Adobe PDFファイルの管理と業務の効率化を促進する多数の新機能を搭載
Adobe Readerで企業や組織のファイアウォールを超えた
文書ベースのコラボレーションを可能に

【2004年12月1日】

アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:石井 幹)は本日、電子文書の作成・管理ツール、Adobe® Acrobat®の最新版「Adobe Acrobat 7.0 Professional 日本語版」、「Adobe Acrobat 7.0 Standard 日本語版」および「Adobe Acrobat Elements® 日本語版」を発表しました。Adobe Acrobat 7.0 Professional 日本語版とAdobe Acrobat 7.0 Standard 日本語版はWindows®版、Macintosh®版ともにアドビストア(http://store.adobe.co.jp/)および全国のアドビ製品取扱い会社を通じて2005年1月21日(金)に販売を開始します。これに先立ちアドビストアでは、本日より予約を開始します。Adobe Acrobat Elements 日本語版の新バージョンは2005年5月以降の提供予定です。アドビは12月6日からAdobe Acrobat Elementsのライセンス販売の最低ロットを100に改定するため、新バージョンの販売開始までは現行バージョンを100ライセンスより販売します。

Adobe Acrobat 7.0 Professional 日本語版は、ビジネス、エンジニアおよびクリエイティブのプロフェッショナル向け、Adobe Acrobat 7.0 Standard 日本語版は一般ビジネスユーザ向け、Adobe Acrobat Elements 日本語版は企業、組織向けのライセンス販売でAdobe PDF(Portable Document Format)作成機能に特化した製品です。さらに、無償で提供しているAdobe Reader™も最新版の7.0の提供を開始します。なお、現在Adobe Acrobat 6.0 Professional 日本語版を統合しているAdobe Creative Suite Premium 日本語版についても、Acrobat 7.0 Professional 日本語版を統合した最新版が2005年1月21日(金)より提供されます。アドビストアでは、Acrobat 7.0 Professionalを搭載したAdobe Creative Suite Premiumアップグレード版、およびアップグレードキットの予約を本日から開始します。

今回のアップグレードでは、起動時間やAdobe PDFファイルへの変換速度が大幅に高速化されたほか、PDFファイルの管理やセキュリティの向上に向けた多様な新機能が搭載されました。これらの新機能によりPDFを業務の基本ファイル形式として利用すれば、デスクトップ管理が効率化されるばかりでなく、ファイアウォール内外を通じて安全なワークフローを構築することが可能となります。

アドビは、エンタープライズアプリケーションの価値を高め、業務プロセスをファイアウォールの外へと拡大するための安全で柔軟性の高いプラットフォームとしてAdobe Intelligent Document® Platformを提供しています。Adobe Acrobatはこのプラットフォーム上のデスクトップ ソフトウェアです。

NTTコミュニケーションズ株式会社 プラットフォームサービス部サービス開発部門 部長 五十嵐 雅裕氏は、「NTTコミュニケーションズでは、ISMS準拠ならびに社内セキュリティ指針を設け、セキュリティ対策に万全を期しているところですが、来年4月の個人情報保護法の施行への対応も視野に入れながら、セキュリティが必要な文書はAdobe Acrobatで作成したAdobe PDFを利用しております。また、弊社では展示会や見本市等での顧客情報をリアルタイムで管理、活用できるXRMソリューションシステムを提供していますが、重要な顧客情報を扱うこのシステムでもAcrobat 7.0のセキュリティ機能を取り入れることにより、さらに多くの方が安心して利用いただけるシステムになると期待しています」と述べています。

住友商事株式会社 IT企画推進部 企画統括チームリーダー 伊藤 友久氏は、「当社では、文書の電子化による社内業務の効率化とレスペーパー化を目指した『e-officeプロジェクト』を推進しています。既存の様々な申請書類や回覧書類を単一のファイルフォーマットで一元管理、モバイル環境でのワークフローの構築、電子署名への対応、既存の紙文書から電子文書の違和感のない移行など、Adobe AcrobatとAdobe PDFは当社が想定するe-officeの要件を満たすものであり、このプロジェクトを実現するためになくてはならないものでした。Acrobat 7.0では、Adobe LiveCycle™サーバ製品との連携により、ドキュメント単位で多様なセキュリティ権限を付与できるようになったことから、今まで以上により戦略的かつセキュアに文書を活用し、ビジネスに活かすことが可能になると期待しています」と述べています。

筑波大学人間総合科学研究科 スポーツ医学専攻 助教授 宮本 俊和氏は、「Acrobatはアクセシビリティ*に対応した優れた製品です。このアプリケーションを導入することにより、視覚に障害をもった人でも利用できる電子文書を作成することが可能となりました。現状は障害をもった人向け文書と健常者向け文書という複数の文書を作成し配布する必要がありますが、今後はAcrobat及びAdobe PDFの使用範囲がさらに広がることにより1つの電子文書で統一することができるようになることを期待しています」と述べています。
*アクセシビリティ:情報やサービス、ソフトウェアなどが、年齢や身体的制約、利用環境等に関係なく、すべての人から問題なくアクセス、利用できること

西宮市役所 総務局理事 河野 昌弘氏は、「西宮市役所では、決裁文書の処理や管理などの文書業務を効率化することを目的とした統合文書管理システムにおいてAdobe PDFの活用を予定しており、このために職員のノートPCにAcrobatを導入しました。このソフトは、様々なアプリケーションファイルをひとつのPDFファイルとして束ねることができるため、決裁途上における閲覧の能率化が期待できます。また、公文書の電子化や保管・保存に活用することも考えていますが、現在はこの機能を十分生かしきれていないのが実情です。今後Acrobatの有効活用により、統合文書管理システムの効率化を一層推進できるものと考えています」と述べています。

各製品の概要
アドビが開発し、仕様を公開している電子文書のファイル形式であるAdobe PDFは、インターネットや自社の通信ネットワークを介したコミュニケーションにおいて交換される、電子文書の標準フォーマットのひとつとして認められています。アドビでは最先端のユーザニーズに対応するPDF作成、編集、管理ツールとして、Adobe Acrobatの最新バージョンを開発しました。今回のAdobe Acrobat 7.0ファミリー製品では、プログラムそのものを徹底的に見直すことによって、アプリケーションの起動が高速化され、さらにPDFへの変換速度は前バージョンと比較し、最大80%まで高速化しています。

Adobe Acrobat 7.0 Professional 日本語版
Acrobat 7.0 Professional 日本語版は、Acrobat 7.0 Standard 日本語版のすべての機能を備えた上に、フォームの作成やファイルのレビュープロセスの設定をはじめとするビジネスプロフェッショナル向けの機能を強化しています。さらに、エンジニアリングとクリエイティブのプロフェッショナルのワークフローを考慮した新機能と機能強化が施されています。

Acrobat 7.0 Professionalは、Adobe PDFファイルに権限を付与することができます。Adobe Reader 7.0でそのファイルを開くことで、注釈を書き入れたり、電子印鑑による承認を付与したり、さらに起案者にレビューしたファイルを返信し、手元に保存しておくことも可能となるため、文書レビューの対象をAcrobatユーザだけでなく、Adobe Reader 7.0ユーザにも拡大できるようになりました。これにより、Adobe Reader 7.0ユーザでもレビュープロセスに参加できるため、レビュー担当者のコンピューティング環境に依存せず効率的な承認プロセスを構築できます。

インテリジェントな電子フォームをより簡単に作成できるよう、現在別製品として提供しているフォーム作成ツールの最新版Adobe LiveCycle Designer 7.0を同梱しました。(Windows Professional版のみ)同ソフトウェアによって計算式やデータ検証などのビジネスロジックを埋め込んだ高品質なAdobe PDFおよびXMLのフォームをインタラクティブかつ簡単に作成できるようになりました。また、特定のXMLスキーマを取り込んで、PDFフォームを簡単に基幹システムに統合することが可能です。収集したXML形式のフォームデータをスプレッドシートに書き出すこともできるため、効率的なデータ分析が可能になります。

エンジニアリングプロフェッショナル向けには、Autodesk® AutoCAD®、Microsoft® ProjectおよびVisio®といった専門性の高いアプリケーションとの連携がさらに強化されました。AutoCADで設定した複数のレイアウト空間をまとめてひとつのAdobe PDFファイルに変換、あるいはVisioファイルのカスタムプロパティをPDF上でも保持し、検索できるようになりました。これにより、これらのアプリケーションを持たないスタッフとの適切な情報共有および情報交換が可能となります。また、Projectで作成した長期にわたるガントチャートを見やすい1ページのPDFファイルに表示させることも可能です。

クリエイティブプロフェッショナル向けには、グラフィックコンテンツ変換におけるISOの標準規格であるPDF/Xに準拠したAdobe PDF文書を安全かつ確実に作成できます。また、印刷、出版分野における新しいジョブチケット規格であるJDFジョブ定義の作成、編集、書き出しに対応しました。クリエイティブプロフェッショナル向けの新機能や拡張機能については本日同時発行のプレスリリース「Adobe Acrobat 7.0 ProfessionalによりAdobe Creative Suiteがさらに強力に」を併せてご参照ください。

Adobe Acrobat 7.0 Standard 日本語版
Acrobat 7.0 Standard 日本語版は、とくにMicrosoft Officeを多用するような一般ビジネスユーザのために、Adobe PDFファイルの作成をより柔軟にしたほか、PDFファイルの管理機能を大幅に強化しています。

Microsoft Officeソフトウェア製品との連携がさらに強化され、新たにMicrosoft Access、PublisherおよびOutlook®(電子メール)からワンボタンでAdobe PDF変換ができるようになりました(Windows版のみ)。Outlookにおいては、個別の電子メールはもちろん、選択した複数のメールあるいはメールフォルダごとPDFに変換できます。添付ファイルやリンクもPDF内に保持され、送信者、日付、タイトル順の“しおり”も付加されます。また、一旦作成したPDFファイルに、新たな電子メールを追加していくことも可能です。関連する一連のメールをPDF化することによって、検索がより柔軟に行えるようになるほか、個人的な情報ソースであった電子メールをチーム内で共有することが可能になります。

また、紙で保管されている書類をスキャナを使ってAdobe PDF化する際のOCR(光学式文字認識)エンジンとして、既に評価の高いエー・アイ・ソフト株式会社製の「読んde!!ココ」を採用しました。(Windows版のみ)Macintosh版のOCRエンジンについても、さらに精度向上を目指して開発を進めています。

Adobe PDFファイルの管理を効率化するため、ローカルのハードディスクおよびネットワーク上のサーバにあるPDFファイルを視覚的に一元管理できるツール「PDFキャビネット」が新たに搭載されました。PDFキャビネットはPDFを閲覧履歴順、保存場所別に表示可能なほか、よく使用するPDFファイルを任意のフォルダにまとめることで特定ファイルの検索とアクセスを非常に簡単にします。PDFキャビネットではPDFファイルを開くことなく、ページ内容の確認、複数PDFファイルの束ね、メール添付と送信、文書レビューおよび承認ワークフローの開始が可能です。

このほか、社内稟議等に有効なスタンプツール、さらに柔軟になったヘッダ、フッタ、透かし設定、ドラッグ&ドロップでのファイル添付、エンジニア文書向けの新注釈ツール「引き出し線」「寸法線」の追加やものさしツールの機能拡張など数々の新機能、機能向上が施されています。

さらに、2005年前半に発表予定のサーバ製品「Adobe LiveCycle Policy Server」と連携させることによって、個々のAdobe PDFファイルにセキュリティポリシーを付与することができるようになります。閲覧、印刷、コピー等を制限するユーザ権限を、情報の機密性に応じた組み合わせで設定できます。たとえば、あるレビュー担当者には有効期間5日間で読み取り専用アクセス権を、ある担当者には有効期間10日間で読み書きアクセス権を与え、どちらも有効期限を過ぎるとファイルへのアクセスを不能とする、といった期限付きのPDFファイルを作成することができます。

Adobe Acrobat Elements 日本語版
Acrobat Elementsは、Adobe PDFの生成に特化した製品で、Acrobatを大量導入する企業や組織を対象に提供しています。Windowsユーザは、Acrobat Elementsを使用して、文書を簡単にPDFファイルに変換し、ビジネスワークフローに組み入れることが可能です。Acrobat Elementsは、ライセンス販売のみで、新バージョンは2005年5月以降の提供予定です。新バージョン販売開始までは現行バージョンを12月6日(月)から100ライセンスより販売します。

Adobe Reader 7.0 日本語版
Adobe Readerは、Adobe PDFファイルを閲覧、印刷するための無償のソフトウェアです。最新版となるAdobe Reader 7.0では、新たに3Dデータ(U3D形式)が埋め込まれたPDFファイルの表示および3Dモデルの操作が可能となりました。また、Acrobat 7.0 Professionalで権限を付与されたPDFファイルに対して注釈や電子印鑑を施せるようになったため、文書レビューや承認ワークフローに参加できるようになりました。Adobe Reader 7.0は、2004年12月中旬にアドビのWebサイト(http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readermain.html)を通じて無償ダウンロード提供を開始する予定です。

アドビストア提供価格(送料別)
Adobe Acrobat 7.0 Professional 日本語版(Windows版/Macintosh版)
■通常版 57,540円 (本体価格54,800円)
■アップグレード版※1 21,735円 (本体価格20,700円)
■アカデミック版 21,735円 (本体価格20,700円)

Adobe Acrobat 7.0 Standard 日本語版(Windows版/Macintosh版)
■通常版 36,540円 (本体価格34,800円)
■アップグレード版※2 13,125円 (本体価格12,500円)
■アカデミック版 13,125円 (本体価格12,500円)

Adobe Acrobat Elements 日本語版(Windows版)
■ライセンス販売のみ(100本以上)

Adobe Creative Suite Premium 日本語版(Windows版/Macintosh版)
■通常版 207,900円 (本体価格198,000円)
■アップグレード版※3 134,400円 (本体価格128,000円)
■アカデミック版 73,290円 (本体価格69,800円)
■ Adobe Creative Suite Premium 1.3アップグレードキット※4
21,735円 (本体価格20,700円)

※1 Acrobat 4.0、Acrobat 5.0、およびAcrobat 6.0 Professional版/Standard版からAcrobat 7.0 Professional版へのアップグレードの場合
※2 Acrobat 4.0、Acrobat 5.0、Acrobat 6.0 Standard版からAcrobat 7.0 Standard版へのアップグレードの場合
※3 アップグレード版の対象はAdobe Photoshop® 1.0 〜 7.0ユーザ(Photoshop CS、Photoshop LE、Photoshop Elements、Photoshop Album®、Photoshop Elements plus Photoshop Albumを除く)です。
※4 Adobe Creative Suite 1.3アップグレードキットは、Adobe Creative Suite Premiumユーザを対象としたAcrobat 7.0 Professional版へのアップグレードキットです。Adobe Photoshopからのアップグレード版と区別するために、1.3という名称を使用しています。Adobe Creative Suite 1.3アップグレードキットのインストールには、お使いのコンピュータにAdobe Creative Suite Premium 日本語版がインストールされている必要があります。

アドビ システムズは、2005年1月27、28日の両日、東京にて、2月中旬には大阪にて、一般のユーザの方々を対象とするAdobe Acrobat 7.0日本語版ファミリー製品のユーザセミナーを開催します。詳細は以下のURLをご参照下さい。
http://www.adobe.co.jp/acrobat7

Adobe Acrobat 7.0 日本語版ファミリー製品の詳細情報については以下のURLをご参照ください。
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/main.html

アドビ システムズ社について
アドビ システムズ社は、人々と企業のコミュニケーションをより豊かにするために、業界をリードするデジタルイメージング、デザインならびにドキュメント技術のプラットフォームを、一般ユーザ、クリエイティブプロフェッショナルおよび法人ユーザ向けに提供しています。アドビ システムズ社の2003年度の売上は12億米ドル超でした。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。詳細な情報は、Webサイトhttp://www.adobe.co.jp/でご覧いただけます。