オンデマンドとライブビデオを柔軟にストリーミング配信
Adobe® Flash® Player 10.1とAdobe AIR® 2ランタイムは、オンデマンドとライブビデオのHTTP Dynamic Streamingを新たにサポートしています。この新しい配信方法を用いると、通常のHTTP接続を使って、標準規格に準拠したMP4形式のオンデマンドとライブビデオのアダプティブビットレートストリーミングを行えます。コンテンツを制作または配信したい方にとっては、Adobe Flash Platformの幅広いリーチ力を活用した高品質メディア配信の方法に新たな選択肢が増えたことになります。Flash Media ServerによるRTMP(Real Time Message Protocol )は、少ない待ち時間や素早い再生、ダイナミックバッファリングやストリーミングの暗号化など多くのメリットから、ストリーミング配信の最良の選択肢であることは変わりませんが、一般的なWebサーバーを使えるHTTP Dynamic Streamingを採用すれば、既存のキャッシングインフラストラクチャ(コンテンツ配信ネットワーク、ISP、オフィスキャッシング、ホームネットワーキングなど)が活用できる他、既存のエンコーディングワークフローに統合できるコンテンツ作成ツールも提供されます。さらに、Adobe Flash Access® 2(日本では未発表)を使用すれば、強力かつ柔軟なコンテンツ保護が可能になります。
HTTP Dynamic Streamingは、オンデマンド配信とライブ配信のどちらにも対応します。ただし、この両者のコンテンツ作成ワークフローは若干異なります。オンデマンドコンテンツは、マニフェストファイルと一緒にMP4フラグメントファイルを生成する、エンコード後の簡単な工程によって作成できます。ファイルの生成には無償のVOD File Packagerをご利用いただけます。
VOD File Packagerを利用するには、ここをクリック*してツールをダウンロードしてください。ライブストリーミング配信の場合は、リアルタイムでフラグメント化およびパッケージ化を行うサーバーを必要が必要となります。この機能を提供するLive Packager for HTTP Dynamic Streamingは、日本国内では後日、提供を開始する予定です。

HTTP Dynamic Streaming
- HTTP Dynamic Streaming用のFile Packagerをダウンロード*
- HTTP Dynamic Streaming用のHTTP Originモジュールをダウンロード*
- Open Source Media Frameworkのサンプルプレーヤーをダウンロード*
HTTP Dynamic Streamingワークフロー図
新機能
パワフルかつスケーラブルな配信
既存のキャッシングインフラストラクチャと標準的なHTTPサーバーハードウェアを使用して、オンデマンドコンテンツおよびライブコンテンツを最高品質で大規模に配信できます。
プログレッシブ配信からグレードアップ
アダプティブビットレートストリーミング、ライブサポート、DVR機能、HTTP接続でのインタラクティブなシークなど、高度な再生機能を利用できます。
コンテンツ保護のためのFlash Access Serverをサポート
視聴者にはシームレスなアクセスを許可しながら、ファイルの暗号化と迅速な再生開始により、貴重なコンテンツを保護。制作ワークフロー全体にわたって、コンテンツのコントロールを維持できます(Flash Access 2.0は年内に提供予定です)。
複数のビデオコーデック
高品質のFlash Player互換コーデック(VP6/MP3、H.264/AAC)を使用してコンテンツをエンコードし、シンプルな処理手順で、HTTP Dynamic Streaming配信用にフラグメント化ファイルを作成できます。
比類ない配信リーチ
保護されたコンテンツをAdobe Flash PlayerやAdobe AIRアプリケーションに配信することにより、Mac OS、Windows®、あるいはLinux®のユーザーでも保護されたコンテンツのストリーミングを行うことができるため、配信リーチを最大限に広げられます。
オープンソースのファイル仕様
アダプティブビットレート配信の業界標準であるMP4フラグメント形式を使用して、ストリーミング体験を実現できます。
オープンソースでカスタマイズ可能なメディアプレーヤーフレームワーク
Open Source Media Framework(OSMF)を使用することで、HTTP Dynamic Streamingのサポートを既存のメディアプレーヤーにすばやく簡単に追加できます。
HTTP Dynamic Streamingの主な機能
- H.264およびAACでHD品質を実現
- アダプティブビットレート
- Adobe Flash Access 2によるコンテンツ保護(Flash Access 2.0の国内販売は年内を予定)
- 標準のHTTP配信システムをサポート
- DVR対応のライブストリーミング
- 高度なシーク機能を備えたオンデマンドストリーミング
- クライアントのトラッキングとレポート(OSMF Omniture®プラグインを使用)
- サンプルプレーヤー*付きのOpen Source Media Framework*
- マルチプラットフォームでブラウザー、デスクトップ、デバイスに配信
- LinuxおよびWindows Server®をサポート
- オープン仕様のMP4標準ファイル形式(F4F)*
HTTP Dynamic Streaming活用法
Adobe Developer Connection
このデベロッパー向け総合ポータルでは、技術資料、チュートリアル、コード、ドキュメントを利用できるほか、HTTP Dynamic Streamingを使用するアプリケーション開発に携わる他の開発者と情報を交換できます。
ユーザーフォーラム
オンラインフォーラムでアドビ製品に関するコミュニティの話し合いに参加しましょう。
最新情報
サポート
HTTP Dynamic Streamingに関する有用なサポート情報と問題解決のためのリソースをご覧ください。
イベント&セミナー
ご利用地域での実地イベントまたはオンラインイベントの開催情報をご覧ください。eセミナーやオンデマンドセミナーも、こちらからお申し込みいただけます。
関連製品
Open Source Media Framework*
OSMFを使用すると、開発者はコンポーネントを組み立ててフル機能を備えた高品質のビデオ再生体験を作成できるので、メディアプレーヤーの開発が容易になります。
Adobe Flash Access
Flash Accessは、プロテクトされたコンテンツへのシームレスなアクセスを提供することにより、コンテンツオーナーや配信業者、広告主に新たな収益機会をもたらす、堅牢なコンテンツ保護ソリューションです。(Flash Access 2.0の国内販売は年内を予定しています。)
Adobe Flash Player
Flash Playerは、インターネットユーザーの98%以上に革新的なWeb体験を提供するクロスプラットフォームのブラウザープラグインです。
Adobe AIR
Adobe AIRは、デスクトップ向けのリッチインターネットアプリケーション(RIA)を構築し、ビデオアセットのコンテンツ保護を統合できるクロスオペレーティングシステムランタイムです。

