アクセシビリティ

LiveCycle ES2へのアップグレード

Adobe® LiveCycle™ Enterprise Suite 2(ES2)へのアップグレードは、以前の世代のLiveCycle ESで生成されたアセットの保護を目的として設計されています。今回、LiveCycle ES2へのアップグレードが可能な以前の世代の製品には、LiveCycle 7.0、LiveCycle 6.0およびこれまでの様々なエンタープライズサーバー製品が含まれます。

LiveCycle ES2へのアップグレードによるメリットについて詳しくは、現在ご利用中のバージョンを示すタブを選択して詳細をご覧ください。

LiveCycle ESまたはUpdate 1

LiveCycle ES2へのアップグレード

Adobe LiveCycle ES2にはどのような新しいモジュールが含まれていますか?
Adobe LiveCycle ES2には、LiveCycle Mosaic ES2という新しいモジュールが加わっています。Mosaicは、より確かな意思決定に必要な重要情報へのアクセスを容易にすることで従業員の生産性を高めるリッチインターネットアプリケーションを実現するための複合アプリケーションフレームワークを提供します。
また、LiveCycle ES2では、Barcoded FormsはAdobe LiveCycle Reader® Extensions ES2の一部として提供されます。
LiveCycle Workbench ES2の主な拡充点は?
LiveCycle Workbench ES2統合開発環境(IDE)には次の機能が含まれています。
  • バージョン管理、チェックイン・チェックアウト、きめ細かなアクセスコントロールなどの機能を備えた1つの統合オーサリングツールを利用し、PDFフォーム、LiveCycle Output ES2テンプレート、フォームガイド、ビジネスプロセス、およびJava™コンポーネントを作成
  • オンラインフォームのような典型的なデータ収集プロセスによってユーザーをナビゲートするAdobe Flash®テクノロジーベースのアプリケーションの迅速な開発を可能にする、Guide Builderパースペクティブを使用し、使いやすいガイドをデザイン
  • より高度なアプリケーションのコーディングを可能にする一般的なデータモデルを使用することで、コードの数を減らすと共にデータ統合を簡易化し、アプリケーション開発を効率化
  • 高機能なドキュメントパッケージおよびインタラクティブなPDFポートフォリオを動的に作成
  • 共通のリポジトリを用いて既存のリソースを活用
  • テストフォームやFlexユーザーインターフェイスなどのビジネスプロセスをプレビューしたり、プロセスの結果を記録することにより、テストとデプロイを簡易化
LiveCycle Foundationの主な拡充点は?
LiveCycle Foundationには、次の機能が拡充されています。
  • LiveCycle管理ユーザーインターフェイス内でサーバーの健康状態をリアルタイムにモニタリング
  • メンテナンスモードで作業を効率化し、非同期動作をすべて中断することでアップグレードやシステムメンテナンスにかかるコストを削減
対応プラットフォームとして追加されたものはありますか?
対応プラットフォームには、新たに次のものが含まれます。
  • IBM WebSphere 7.0
  • Oracle WebLogic 10gR3
  • JBoss EAP 4.3
アップグレードの際には、どのようなステップが必要となりますか?
LiveCycleのアップグレードは他のエンタープライズソフトウェアのアップグレードと同様に行います。まず開発環境をアップグレードし、テストした上で、ステージング環境および制作環境のアップグレードおよびテストを実施することが推奨されます。
LiveCycle ESのインストール・設定プロセスにはアップグレードモードが用意されています。これを選択した場合、自動的に既存のコンテンツを新しいシステムで利用できるようになります。
LiveCycle ES2にアップグレードした場合、組織内の全関係者がAdobe Reader 9にアップグレードしなければならないのでしょうか?
いいえ、その必要はありません。サーバーをLiveCycle ES 2にアップグレードしても、LiveCycleで作成されたPDFフォームを使用する社内外のユーザーは、Adobe Reader 9にアップグレードする必要がありません。LiveCycle ES2はReader 7.0.5およびそれ以降、Reader 8、Reader 9でも機能するよう開発されています。ユーザーが自らのReaderをアップグレードしなければならなくなるケースは、フォーム制作者がLiveCycle ES2の新たなフォーム機能を使用することを選択した場合のみです。
組織内でReader 9へのアップグレードが計画されていますが、これにあわせてLiveCycle ES2にアップグレードしなければならないのでしょうか?
いいえ、その必要はありません。Adobe Readerは、LiveCycleとは別にアップグレードできます。Reader 9のLiveCycle ESとLiveCycle 7での動作は検証済みです。ユーザーがAdobe Acrobat®またはReader 9の特殊機能を使用しない限り、以前のバージョンのサーバーとでも、より新たなバージョンのクライアントを利用することができます。
LiveCycle ES2の体験版を入手することはできますか?
はい。Adobe LiveCycle体験版*の一部として大半のモジュールをダウンロードできます。

LiveCycle 7.x

LiveCycle 7.xからLiveCycle ES 2へのアップグレード

新しい名前が付けられた理由は?ESの意味は?
LiveCycleのバージョン7.0からESの間で行われた機能拡充は非常に広範であったため、単に新たなバージョン番号を与えるだけではそのビジネス価値が十分に伝えきれないと判断されました。 ESは、Enterprise Suiteの略です。Enterpriseという単語が選ばれたのは、LiveCycle ESが大規模なエンタープライズIT環境特有の問題に対処することを主眼においているからです。一方のSuiteという単語は、LiveCycleが個別製品のファミリーから、アプリケーションの開発・実装のための統一された総合システムへと変化したことを表しています。
現在使用しているLiveCycleバージョン7.x製品に対応する最新世代の製品は、どうすればわかりますか?
次の表は、バージョン7.x製品とLiveCycle ES2モジュールの対応表です。
バージョン7.x製品 LiveCycle ES2アップグレードパス
LiveCycle Forms 7.x LiveCycle Forms ES 2
LiveCycle Print 7.x LiveCycle Output ES2
LiveCycle PDF Generator 7.x(すべてのエディション) LiveCycle PDF Generator ES 2
LiveCycle Assembler 7.x LiveCycle PDF Generator ES 2
LiveCycle Barcoded Forms 7.x LiveCycle Reader Extension ES2
LiveCycle Barcoded Forms 7.x ST LiveCycle Reader Extension ES2
LiveCycle Reader Extensions 7.x LiveCycle Reader Extensions ES2
Flex Data Services 2 Departmental LiveCycle Data Services ES2
Flex Data Services 2 Enterprise LiveCycle Data Services ES2
LiveCycle Policy Server 7.x LiveCycle Rights Management ES2
LiveCycle Document Security 7.x LiveCycle Digital Signatures ES2
LiveCycle Workflow 7.x LiveCycle Process Management ES 2
LiveCycle Designer 7.x LiveCycle Designer ES2
LiveCycle ES 2とLiveCycle 7.0では、開発環境はどのように違いますか?
LiveCycle 7.0での作業時には、フォームや出力テンプレートの作成、プロセスの設計、プロセスオーケストレーションの管理など、デベロッパーはタスクごとに異なるツールを使用していました。このようなマルチツール環境では、開発チームのコラボレーションが煩雑になりがちでした。LiveCycle ES2では、デベロッパーお馴染みのEclipse™をベースにした開発環境である、LiveCycle Workbench ES2ですべての開発タスクを網羅することができます。

旧世代の製品

旧世代の製品からLiveCycle ES2へのアップグレード

旧世代のエンタープライズサーバー製品からLiveCycle ES2へのアップグレードには、どのような手間や作業が発生しますか?
他のアドビサーバー製品からLiveCycle ES2への移行は、まさに移行と呼べる手続きです。開発チームがアプリケーションのコードを再記述したり、プロセスを作り直すといった作業を見込む必要があります。また、エンタープライズデータを基にインタラクティブフォームやパーソナライズされたドキュメントをダイナミックに生成するアプリケーションがある場合、これらのテンプレートを再設計する必要があります。エンタープライズ現場での移行プロセスを支援するために、アドビおよびアドビソリューションパートナーの多くがコンサルティングサービスを提供しています。
Adobe Central Pro Output ServerまたはAdobe Web Output PakからLiveCycle Output ES2への移行には、どのような手間や作業が発生しますか?
アドビでは、引き続きこの製品ファミリーを販売・サポートしていますが、Adobe Central Output Server、Adobe Central Pro Output ServerおよびAdobe Web Output Pak(またはCentral Output Serverファミリーの一部の製品)を所有するお客様に対しては、オプションの移行先としてLiveCycle Output ES2を提供しています。
お手持ちのCentralファミリー製品は、それに匹敵する構成のLiveCycle Output ES2製品と交換することができます。LiveCycle Output ES2への移行のメリット(およびトレードアッププログラム)について詳しくは、LiveCycle ES2への移行FAQを参照してください。移行プロセスについて詳しくは、Adobe Central Output Server移行ガイド:LiveCycle Output ESに移行するためのテクニカルガイド*(PDF: 378k)を参照してください。
LiveCycle 6.0からLiveCycle ES2への移行には、どのような手間や作業が発生しますか?
LiveCycle Forms 6.0をご利用の場合は、フォーム、およびForms 6.0 APIを使用するアプリケーションを移行しなければならないことがあります。LiveCycle Forms ES2が、本来Forms 6.0をターゲットとしたフォームのレンダリングを検知すると、当該フォームの見栄えと動作を維持するためにレンダリング処理が互換モードで行われます。しかし、いったんLiveCycle Designer ES2でこのフォームに手を加えると、従来とは異なるレンダリング処理が行われるため、正しいレンダリング結果が得られるようにフォームをアップデートする必要があります。また、APIの一部も変更されているため、最新のLiveCycle ES APIを利用するようにアプリケーションを移植しなければならないことがあります。
Adobe Workflow 6.0からLiveCycle ES2への移行には、どのような手間や作業が発生しますか?
Adobe LiveCycle Workflow 6.0をご利用の場合は、プロセスを作り直す必要があります。Workflow 6.0はMicrosoft® Windows®のネイティブアプリケーションである一方、LiveCycle ES2はJava™ベースのアプリケーションです。Workflow 6.0とLiveCycle ES2の間に互換性はありません。既存のフォームは、LiveCycle Forms 6.0ユーザーのケースと同じ状況に陥ることになります。LiveCycle ES2上ではレンダリングされるものの、いったんLiveCycle Designer ES2で何らかの編集を行うと、以前のレンダリング結果を得るためにフォーム自体を編集しなければならなくなることがあります。
Adobe Forms Server 5.0または他のフォームベースの製品からLiveCycle Forms ES2への移行には、どのような手間や作業が発生しますか?
Forms Server 5.0をご利用のお客様は、2段階のステップでLiveCycle ES2に移行する必要があります。1つ目のステップは、LiveCycle Designer ES2にすべてのフォームテンプレートを読み込む操作です。既存のフォームをレンダリングするには、あらかじめLiveCycle ES2形式に変換する必要があります。この際、元のフォームのレイアウトは大半が維持されます。また、LiveCycle ES2ではスクリプティングのモデルと言語が異なるため、実行が設定されたすべてのイベントのスクリプトを記述し直す必要があります。スクリプトの読み込み時には以前のスクリプトがコメントアウトされるので、従来どのような機能を果たしていたかを容易に把握できます。
また、Forms Server 5.0 APIを使用するアプリケーションは、最新のLiveCycle ES2 APIを用いるように移植する必要があります。
Adobe Document ServerからLiveCycle ES2への移行には、技術面でどのような手間や作業が発生しますか?
Adobe Document Serverのユーザーはいくつかのタイプに分類することができます。ドキュメントの組み立てにAdobe Document Serverをご利用の場合は、お手元のAdobe Document Server XMLコマンドファイルを新しいDDXファイルに変換する必要があります。DDXファイルは、PDFファイルの作成と操作に関して一層の柔軟性を提供します。
AcroFormsからのデータ抽出にAdobe Document Serverをご利用の場合は、お手元のフォームをLiveCycle Designer ES2で作り直す必要があります。この場合、PDFフォームをアートワークレイヤーとして読み込み、その上にインタラクティブ要素を再制作します。Designer ES2でのフォーム再作成が完了したら、フォームとの間でのXMLデータの読み書き両方が可能になります。いったんフォームがXMLの読み書きに対応できるようになったら、エンタープライズアプリケーションとの間でより手軽にデータをやり取りできるようになります。
XSL-FOレイアウトまたは画像操作機能を使用している場合は、引き続きAdobe Document Serverを使用することをお勧めします。
Adobe Document Serverを所有している場合は、どのLiveCycleモジュールに移行すればよいのでしょうか?
Adobe Document Serverをご利用のお客様には、様々な移行オプションを用意しています。詳しくは、Adobe Document ServerネクストステップWebページまたは移行FAQ*(PDF:145K)を参照してください。
Adobe Document Server for Reader Extensionsのライセンスを取得しましたが、この製品に対するアップグレードオプションはどうなっていますか?
Adobe Document Server for Reader ExtensionsのアップグレードにあたるのがAdobe LiveCycle Reader Extensions ES2です。この製品はAdobe Readerの"隠れた"機能を有効化し、フォームの記入、保存、コメント付け、署名といった様々な機能を利用できるようにします。
Adobe Acrobat Elements Server 6.0からの移行には、どのような手間や作業が発生しますか?
Acrobat Elements Server 6.0をご利用のお客様は、Elements Server APIを用いて作成されたアプリケーションに特に注意する必要があります。LiveCycle ESではElements Server 6.0 APIが利用できないため、最新のLiveCycle PDF Generator ES2 APIを利用するようにアプリケーションを移植する必要があります。ただし、同類の操作がすべて可能であるため、作業は古いコールを新しいものに置き換えるだけで済むはずです。
他にも旧世代の製品はあるのでしょうか?
Adobe LiveCycle ES2へと移行できる旧世代製品は他にも数多く存在します。インタラクティブフォームの生成またはダイナミックなドキュメント生成が可能な各製品においては、テンプレートをDesigner ES2に読み込むか、新たに作り直すかたちで既存のテンプレートを移行する必要があります。また、最新のLiveCycle ES2 APIを利用するように、既存のアプリケーションを移植する必要があります。
使用中の旧世代製品がサポート対象であるかどうかは、どうすれば確認できますか?
アドビのエンタープライズサポートポリシーについて詳しくは、サポートライフサイクルポリシーのページを参照してください。
また、製品バージョンごとのテクニカルサポート期間を示した、一覧表もご覧いただけます。
アップグレードのリクエスト方法は?
有効なメンテナンス&サポート契約をお持ちのお客様は、LiveCycleをご購入された販売店までお問い合わせください。

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