Adobe® LiveCycle™ ES (Enterprise Suite)へのアップグレードは、以前の世代のLiveCycle ESで生成されたアセットの保護を唯一の目標としています。最新リリースのLiveCycle ES Update 1(バージョン8.2)は2008年6月に発表され、2008年7月に出荷予定です。今回、LiveCycle ES Update 1へのアップグレードが可能な以前の世代の製品には、LiveCycle 7、LiveCycle 6およびこれまでのさまざまなエンタープライズサーバ製品が含まれます。
LiveCycle ES Update 1へのアップグレードによるメリットについて詳しくは、現在ご利用中のバージョンを示すタブを選択して詳細をご覧ください。
LiveCycle ES
LiveCycle ESからLiveCycle ES Update 1へのアップグレード
2008年6月にLiveCycle ES Update 1が発表されました。この最新リリースには、インストール、管理、アプリケーション開発およびエンドユーザ体験などに関して、さまざまな強化が施されています。LiveCycle ES Update 1には、2007年6月発表の旧バージョン、LiveCycle ESからのアップグレードが注目に値する数々の理由とメリットがあります。
LiveCycle ESからLiveCycle ES Update 1へのアップグレードには、どのような手間や作業が発生しますか?
フォームやプロセスの作成に費やした労力が無駄になることはありません。一部のまれなケースを除き、LiveCycle 7からLiveCycle ES Update 1にアップグレードしても、既存のすべての資産は、一切の変更なしに新たなインフラでもそのまま使用することができます。
LiveCycleのアップグレードは、アップグレードイベントとアップグレードプロジェクトの2つの主なカテゴリに区別されます。アップグレードイベントは管理面での取り組み、その一方で、アップグレードプロジェクトは開発作業としての取り組みにあたります。LiveCycle ESからLiveCycle ES Update 1へのアップグレードは、アップグレードイベントに該当します。
LiveCycle ESからLiveCycle ES Update 1にアップグレードする場合、すべてのフォーム、プロセスおよびアプリケーションは変更なしにそのまま機能します。システムのアップグレードは素早くかつ手軽に処理できるはずであり、システムが期待通りに機能していることの確認には最低限の動作検証だけが必要とされるはずです。アップグレード作業を始める際には、あらかじめ例外事項が示されたドキュメンテーションを利用して準備を進めるようにしてください。Update 1を適用しても、LiveCycle ESインフラの完全性は保たれるはずです。場合によっては、オペレーティングシステム、データベースまたはアプリケーションサーバに対して、軽微なパッチを適用しなければならないことがあります。
LiveCycle ESからLiveCycle ES Update 1へのアップグレードは、通常、管理チームで処理できるはずの作業ですが、場合によっては、LiveCycleプロセスおよびLiveCycleアプリケーションが以前のLiveCycleバージョン同様に機能することを確認するために、LiveCycleプロセス・アプリケーションのエキスパートの支援が必要となることがあります。
LiveCycle ES Update 1にアップグレードした場合、組織内の全関係者がAdobe Reader 9にアップグレードしなければならないのでしょうか?
いいえ、その必要はありません。サーバをLiveCycle ES Update 1にアップグレードしても、LiveCycleで作成されたPDFフォームを使用する社内外のユーザは、Adobe Reader 9にアップグレードする必要がありません。LiveCycle ES Update 1はReader 7.0.5およびそれ以降、Reader 8、Reader 9でも機能するよう開発されています。ユーザが自らのReaderをアップグレードしなければならなくなるケースは、フォーム制作者が、LiveCycle ES Update 1の新たなフォーム機能を使用することを選択した場合のみです。
はい、可能です。LiveCycle ES Update 1は、Adobe LiveCycle ES体験版*の一部として、他のソリューションコンポーネントの大半とともにダウンロードできます。
LiveCycle 7.x
LiveCycle 7.xからLiveCycle ES Update 1へのアップグレード
2008年6月にLiveCycle ES Update 1が発表されました。この最新リリースには、インストール、管理、アプリケーション開発およびエンドユーザ体験などに関して、さまざまな強化が施されています。LiveCycle ES Update 1には、2007年6月発表の旧バージョン、LiveCycle ESからのアップグレードが注目に値する数々の理由とメリットがあります。
LiveCycle ES Update 1は、組織全域はもちろん、顧客やその他の外部関係者へもリーチできる、ドキュメントやプロセスの設計、実装、自動化を可能にする単一の統合環境を提供します。LiveCycle 7は、さまざまなプラットフォームや言語でデプロイされる個別製品のセットでしたが、LiveCycle ES Update 1はデータキャプチャからプロセス管理、コンテンツサービス、情報セキュリティ、ドキュメント生成までのテクノロジをパワフルに統合できるという長所があります。また、LiveCycle ES Update 1には、アセットを共有するための中央リポジトリ、統合的な開発環境、LiveCycleプロセスに参加するためのユーザポータル、強化された出力機能など、注目に値する強化・拡充機能が装備されています。
クロスプラットフォーム対応のユビキタスなアドビクライアント、Adobe PDFおよびFlash®をサポートするLiveCycle ES Update 1は、優れたユーザ体験を提供することができ、組織のビジネスプロセスに、より確実にエンドユーザを参加させることができます。また、LiveCycle ES Update 1は新次元のカスタマーエンゲージメントアプリケーションの開発を支援します。エンゲージメントアプリケーションは、組織外のユーザと組織内のアプリケーションの接続を可能にし、情報のより素早くかつ正確な管理、提供サービスの品質向上、さらにはサイクルタイムの短縮をすべて支援することができます。
3 LiveCycle Assemblerを同梱する、本製品がLiveCycle Assemblerからの標準アップグレードターゲットです。Adobe LiveCycle Forms ESおよびAdobe LiveCycle Output ESは、オプションとして選択可能なアップグレードターゲットです。
4 LiveCycle Process Management ESには、Adobe LiveCycle Workbench ES、LiveCycle Business Activity Monitoring ES StandardおよびLiveCycle Workspace ESとともに、LiveCycle Forms Managerの大半の機能性が含まれています。
LiveCycle ESには基盤テクノロジ、開発ツールおよびソリューションコンポーネントが含まれます。このスイートは単一の統合製品として開発されており、各ソリューションコンポーネントは単一のインストーラによってネットワークにデプロイされます。お求めいただくソリューションコンポーネントの大半には、Adobe LiveCycle ES Foundation、LiveCycle Workbench ESおよびLiveCycle Designer ESが含まれます。6
LiveCycle ES Foundationには、ビジネスドキュメント・ビジネスプロセスのデプロイと管理を支援する、数々の統合機能が含まれています。例えば、プロセスオーケストレーション、ユーザ管理、サービス管理、中央リポジトリ、共通呼び出しレイヤなどの機能があり、これらのすべてをAdobe Administration Consoleの直感的なインターフェイスを使用して管理できます。
LiveCycle ES Update 1を利用すれば、デベロッパーは、Flashテクノロジをベースにしたインターフェイスであり、ユーザを理路整然とプロセスの各ステップに誘導できるフォームガイドがデプロイできます。これにより、ユーザによって入力される情報の有効性、正確さ、そして完全性が容易に確保できます。フォームガイドは、PDFと併用してオンラインでのデータキャプチャプロセスを実装する際に使用できるだけでなく、回答者が自らの都合の良いタイミングでフォームを記入できるよう、オフライン状態でも利用できるようにすることが可能です。フォームガイドが実現する魅力的なインターフェイスによって混乱やイライラがなくなるので、ユーザはプロセスを完了しやすくなります。
Adobe Flex BuilderはLiveCycle ES Update 1とどのように連携しますか?
Flex Builderは、顧客エンゲージメントアプリケーションのフロントエンドの役目を果たすことが多い、RIAの開発に使用します。Adobe LiveCycle Data Services ESは、これらのRIAとLiveCycle ESの容易な統合を可能にし、ビジネスプロセスをファイアウォールの外へと拡張したり、クロスプラットフォーム対応のより魅力的な顧客体験の作成を支援します。
デザイナーおよびデベロッパーはFlex Builderを使用することで、ユーザ操作性や作業生産性の拡充に有効な、リッチかつインタラクティブなコンポーネントを作成することができ、フォームデザイナーはフォームガイドの機能性を拡張するために、これらのコンポーネントを利用することができます。コンポーネントには、リッチなFlexコンポーネントライブラリを利用してグラフ、データグリッド、FLVファイルなどが含められるだけでなく、click-to-chatやライブヘルプ、リアルタイムデータストリーミングなど、LiveCycle Data Services ESの実力を引き出すカスタムコンポーネントも含めることができます。
LiveCycle 7からLiveCycle ES Update 1へのアップグレードには、どのような手間や作業が発生しますか?
フォームやプロセスの作成に費やした労力が無駄になることはありません。一部のまれなケースを除き、LiveCycle 7からLiveCycle ES Update 1にアップグレードしても、既存のすべての資産は、一切の変更なしに新たなインフラでもそのまま使用することができます。
LiveCycleのアップグレードは、アップグレードイベントとアップグレードプロジェクトの2つの主なカテゴリに区別されます。アップグレードイベントは管理面での取り組み、その一方で、アップグレードプロジェクトは開発作業としての取り組みにあたります。LiveCycle 7からLiveCycle ES Update 1へのアップグレードには、アップグレードプロジェクトの計画が必要となります。
LiveCycle ES Update 1にアップグレードした場合、組織内の全関係者がReader 9にアップグレードしなければならないのでしょうか?
いいえ、その必要はありません。サーバをLiveCycle ES Update 1にアップグレードしても、LiveCycleで作成されたPDFフォームを使用する社内外のユーザは、Adobe Reader 9にアップグレードする必要がありません。LiveCycle ES Update 1はReader 7.0.5およびそれ以降、Reader 8、Reader 9でも機能するよう開発されています。ユーザが自らのReaderバージョンをアップグレードしなければならなくなるケースは、フォーム制作者が、LiveCycle ES Update 1の新たなフォーム機能を使用することを選択した場合のみです。
はい、可能です。LiveCycle ES Update 1は、Adobe LiveCycle ES体験版*の一部として、他のソリューションコンポーネントの大半とともにダウンロードできます。
旧世代の製品
旧世代の製品からLiveCycle ES Update 1へのアップグレード
2008年6月にLiveCycle ES Update 1が発表されました。この最新リリースには、インストール、管理、アプリケーション開発およびエンドユーザ体験などに関して、さまざまな強化が施されています。LiveCycle ES Update 1には、2007年6月発表の旧バージョン、LiveCycle ESからのアップグレードが注目に値する数々の理由とメリットがあります。
LiveCycle ESソリューションコンポーネントの多くには、新機能や強化機能が含まれています。Adobe LiveCycle ES Update 1がもたらすメリットについて、次のメニューからソリューションコンポーネントを選択して詳細をご覧ください。
旧世代のエンタープライズサーバ製品からLiveCycle ES Update 1へのアップグレードには、どのような手間や作業が発生しますか?
LiveCycle 7からLiveCycle ES Update 1への移行はアップグレードプロジェクト、LiveCycle ESからES Update 1への移行は単純なアップグレードイベントとそれぞれ呼べる一方、他のアドビサーバ製品からUpdate 1への移行は、まさに移行と呼べる手続きです。開発チームがアプリケーションのコードを再記述したり、プロセスを作り直すといった作業を見込む必要があります。また、エンタープライズデータを基にインタラクティブフォームやパーソナライズされたドキュメントをダイナミックに生成するアプリケーションがある場合、これらのテンプレートを再設計する必要があります。エンタープライズ現場での移行プロセスを支援するために、アドビおよびアドビソリューションパートナーの多くがコンサルティングサービスを提供しています。
Adobe Central Pro Output ServerまたはAdobe Web Output PakからLiveCycle Output ESへの移行には、どのような手間や作業が発生しますか?
アドビでは、引き続きこの製品ファミリを販売・サポートしていますが、Adobe Central Output Server、Adobe Central Pro Output ServerおよびAdobe Web Output Pak(またはCentral Output Serverファミリの一部の製品)を所有するお客様に対しては、オプションの移行先としてLiveCycle Output ESを提供しています。
Adobe Forms Server 5または他のフォームベースの製品からLiveCycle ES Update 1への移行には、どのような手間や作業が発生しますか?
Forms Server 5をご利用のお客様は、2段階のステップでLiveCycle ESに移行する必要があります。1つ目のステップは、LiveCycle Designer ESにすべてのフォームテンプレートを読み込む操作です。既存のフォームをレンダリングするには、あらかじめLiveCycle ES形式に変換する必要があります。この際、元のフォームのレイアウトは大半が維持されます。また、LiveCycle ESではスクリプティングのモデルと言語が異なるため、実行が設定されたすべてのイベントのスクリプトを記述し直す必要があります。スクリプトの読み込み時には以前のスクリプトがコメントアウトされるので、従来どのような機能を果たしていたかを容易に把握できます。
また、Forms Server 5 APIを使用するアプリケーションは、最新のLiveCycle ES APIを用いるように移植する必要があります。
Adobe Document ServerからLiveCycle ES Update 1への移行には、技術面でどのような手間や作業が発生しますか?
Adobe Document Serverのユーザはいくつかのタイプに分類することができます。ドキュメントの組み立てにAdobe Document Serverをご利用の場合は、お手元のAdobe Document Server XMLコマンドファイルを新しいDDXファイルに変換する必要があります。DDXファイルは、PDFファイルの作成と操作に関して一層の柔軟性を提供します。
Adobe Document Server for Reader Extensionsのライセンスを取得しましたが、この製品に対するアップグレードオプションはどうなっていますか?
Adobe Document Server for Reader® Extensionsの直接的なアップグレードにあたるのがAdobe LiveCycle Reader Extensions ESです。この製品はAdobe Readerの"隠れた"機能を有効化し、フォームの記入、保存、コメント付け、署名といったさまざまな機能を利用できるようにします。
Adobe Acrobat Elements Server 6からの移行には、どのような手間や作業が発生しますか?
Acrobat® Elements Server 6をご利用のお客様は、Elements Server APIを用いて作成されたアプリケーションに特に注意する必要があります。LiveCycle ESではElements Server 6 APIが利用できないため、最新のLiveCycle PDF Generator ES APIを利用するようにアプリケーションを移植する必要があります。ただし、同類の操作がすべて可能であるため、作業は古いコールを新しいものに置き替えるだけで済むはずです。
他にも旧世代の製品はあるのでしょうか?
Adobe LiveCycle ESへと移行できる旧世代製品は他にも数多く存在します。インタラクティブフォームの生成またはダイナミックなドキュメント生成が可能な各製品においては、テンプレートをDesigner ESに読み込むか、新たに作り直すかたちで既存のテンプレートを移行する必要があります。また、最新のLiveCycle ES APIを利用するように、既存のアプリケーションを移植する必要があります。