Adobe® LiveCycle® Process Management ES 2には、ビジネスプロセスのさらに手軽な設計とデプロイを支援するための新機能が含まれています。本バージョンへのアップグレードが可能な以前の製品には、LiveCycle ES Update 1、LiveCycle ES、LiveCycle Workflow 7.xが含まれます。
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Process Management ESまたはUpdate 1
LiveCycle Process Management ES2へのアップグレード
- LiveCycle Process Management ES2の新機能は?
- LiveCycle Process Management ES2には、ビジネスプロセスのさらに手軽な設計とデプロイを支援する、いくつかの新機能が含まれています。
- コーディング不要のRIA開発:Process Management ES2の新しいモデル駆動型の開発機能を使用すれば、ビジネスアナリストはデータをキャプチャするための高機能で直感的なリッチインターネットアプリケーション(RIA)ガイドを開発できます。例えば、アナリストがデータモデルを定義し、それに検証、派生プロパティ(例:email= first.last@company)、フィルタリングなどのビヘイビアを追加します。すると、データモデルがサーバーにデプロイされると同時に、そのデータを管理するためのサービスが自動的に作成されます(作成、更新、削除、検証、派生プロパティの計算など)。顧客リストなどのデータオブジェクトをテーブルUIコントロールにドラッグ&ドロップすることにより、そのテーブルは自動的に上記サービスに結合され、コーディングなしで高機能のUIを作成します。
また、RIAウィザードを利用すれば、定義したデータモデルからコーディングなしでリッチなガイドを生成できるので、プロセスフローだけでなく直感的なユーザーインターフェイスの設計もアナリストにとって容易な作業になります。 - 特別なコンテンツレビューの管理: Process Management ES2をPDF Generator、Reader® Extensions、Rights Management、Content Servicesといった他のLiveCycle ES2モジュールと連携させれば、IT担当者の手を借りることなく、ビジネスユーザー自身が、社内外の関係者が参加する特別なコンテンツレビューを管理することが可能になります。ユーザーは直感的なインターフェイスを使用して、コンテンツのパブリッシュ、レビュー参加者リスト(組織外の参加者を含む)の作成、さらには承認ステージ、期限、エスカレーションガイドラインの定義を行えます。パブリッシュされたコンテンツはPDFに自動変換され、インライン注釈の有効化、権限の保護、配布が行われます。ユーザーはプロセスをいつでも監視および編集できます。
- モバイルデバイスからワークリストにアクセス: Process Management ES2では、iPhoneおよびBlackBerry®のネイティブクライアントを使用してタスクリストを管理することが可能です。リストの表示、キータスクの検索、タスクの概要の表示、統合された添付PDFファイルの表示、およびタスクの承認、否認、委任など、タスクを迅速に完了させるための機能を利用できます。
- 電子メールベースのルーティング("Reply-to-complete"): 追加のソフトウェアを必要とせず、あらゆる電子メールクライアントを用いてタスクのレビュー、承認、否認を行うことができるので、プロセスへの参加が非常に容易になります。
- 大規模なチームによる開発のサポート: Process Management ES2はデザインタイム環境におけるコントロールへのアクセス、ならびにチェックイン/チェックアウト機能を提供します。
また、LiveCycle ES Update 1では次の機能が導入され、LiveCycle ESユーザーに追加機能が提供されました。 - ビジネスカレンダー:通常、ビジネスプロセス内のタスクは、あらかじめ決められた完了予定時間、リマインダー通知および昇格規則と共に作成されます。例えば、あるタスクが5業務日以内に完了されなければならず、そして、上司の決裁などが必要な場合は2業務日以内にこれが完了されなければならなかったとします。 この場合、管理者はビジネスカレンダーを作成して休業日を設定し、これらを所定のユーザーの勤務地や勤務部署などに基づいてマッピングすることができます。 例えば、ビジネスカレンダーには、土日や元旦などの祝日を休業日として定義しておくことができます。 こうすることにより、タスクのスケジュールを作成する際には休業日が考慮されます。 また、北米、ヨーロッパといった地理条件、あるいはカスタマーサポート部署といった組織の部署構成などに基づいて、複数のビジネスカレンダーを設定することも可能です。
- アーカイブからのプロセス始動:LiveCycle Workspace を利用することで、ユーザーはアーカイブ済みのフォームに含まれた情報を再利用しながら、手軽に新規プロセスを開始することができます。
- 不在通知:ユーザーは、LiveCycle Workspaceを利用することで自らの不在期間を設定できるだけでなく、タスクを他のユーザに委ねるのか、タスクリストに維持しておくのかも指定できます。
- LiveCycle Workspaceに対するその他の強化機能:他の最新強化点としては、ユーザーが繰り返し認証手続きを行うことなくアプリケーションにアクセスすることを可能にするWindowsシングルサインオンのサポート、スクリーンリーダーなどの補助テクノロジーを使う場合でもアプリケーションを有効に利用でき、優れた体験が提供されることを支援するためのアクセシビリティ関連の強化、Safariブラウザーでもアプリケーションを閲覧できるようにするための機能、SharePointポータル上の単一ポートレットに統合するための機能などが挙げられます。
- コーディング不要のRIA開発:Process Management ES2の新しいモデル駆動型の開発機能を使用すれば、ビジネスアナリストはデータをキャプチャするための高機能で直感的なリッチインターネットアプリケーション(RIA)ガイドを開発できます。例えば、アナリストがデータモデルを定義し、それに検証、派生プロパティ(例:email= first.last@company)、フィルタリングなどのビヘイビアを追加します。すると、データモデルがサーバーにデプロイされると同時に、そのデータを管理するためのサービスが自動的に作成されます(作成、更新、削除、検証、派生プロパティの計算など)。顧客リストなどのデータオブジェクトをテーブルUIコントロールにドラッグ&ドロップすることにより、そのテーブルは自動的に上記サービスに結合され、コーディングなしで高機能のUIを作成します。
- LiveCycle Workbench ES2の主な拡充点は?
- LiveCycle Workbench ES2では次の機能が拡充されました。
- バージョン管理、チェックイン・チェックアウト、きめ細かなアクセスコントロールなどの機能を備えた1つの統合オーサリングツールを利用し、PDFフォーム、出力テンプレート、フォームガイド、ビジネスプロセス、およびJava™コンポーネントを作成
- オンラインフォームのような典型的なデータ収集プロセスによってユーザーをナビゲートするAdobe Flash®テクノロジーベースのアプリケーションの迅速な開発を可能にする、Guide Builderパースペクティブを使用し、使いやすいガイドをデザイン
- より高度なアプリケーションのコーディングを可能にする一般的なデータモデルを使用することで、コードの数を減らすと共にデータ統合を簡易化し、アプリケーション開発を効率化
- 高機能なドキュメントパッケージおよびインタラクティブなPDFポートフォリオを動的に作成
- テストフォームやFlexユーザーインターフェイスなどのビジネスプロセスをプレビューしたり、プロセスの結果を記録することにより、テストとデプロイを簡易化
また、LiveCycle ES Update 1では次の機能が導入され、LiveCycle Workbench ESユーザーに追加機能が提供されました。 - プロセスがサーバーで実行される状況を記録してLiveCycle ESアプリケーションをデバッグ:開発時に問題に遭遇した場合、記録済みのものを再生することで、プロセスがたどったルートと各ステップでの変数の値を追跡できます。
- プロセスの検証:この新機能を利用することで、サーバにデプロイする前にプロセスの妥当性を手軽に検証できます。
- 必要なサービスやプロパティをよりすばやく見つけ出す
- LiveCycle Foundationの主な拡充点は?
- LiveCycle Foundationの主な拡充点としては以下が挙げられます。
- LiveCycle管理ユーザーインターフェイス内でサーバーの健康状態をリアルタイムにモニタリング
- メンテナンスモードで作業を効率化し、非同期動作をすべて中断することでアップグレードやシステムメンテナンスにかかるコストを削減
また、LiveCycle ES Update 1では次の機能が導入され、LiveCycle ESユーザーに追加機能が提供されました。 - デプロイのスクリプト化:開発やステージングから本稼働まで、アプリケーションのデプロイを自動化・管理できます。
- 不必要になった完了済みプロセスをスクリプトベースで削除
- 高度なバックアップおよび復元サービスを利用して年中無休の環境のサポートを強化
- シングルサインオン、Microsoft Active Directoryの参照、Domino LDAPなどをはじめとする、様々なサービスに対応
- JMXサポートにより、サードパーティ製のツールを使用して簡単にLiveCycle ESアプリケーションをモニタリング
- 対応プラットフォームとして追加されたものはありますか?
- 対応プラットフォームには、新たに次のものが含まれます。
- IBM WebSphere 7.0
- Oracle WebLogic 10gR3
- JBoss EAP 4.3
さらに、LiveCycle ES Update 1で次のサポートが追加されました。
- Adobe Reader 9、Acrobat® 9、Flash Player 9およびAdobe AIR®をはじめとする、最新バージョンのアドビクライアントをサポート
- エンタープライズプラットフォームの対応を一新
- アップグレードのリクエスト方法は?
- 有効なメンテナンス&サポート契約をお持ちのお客様は、LiveCycleをご購入された販売店までお問い合わせください。
- LiveCycle Process Managementの体験版を入手することは可能ですか?
- はい。LiveCycle Process Managementは、他のモジュールと共にAdobe LiveCycle体験版*の一部としてダウンロードできます。
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LiveCycle Process Management ES2へのアップグレード
- LiveCycle WorkflowからAdobe LiveCycle Process Managementに製品名が変わったのはなぜですか?
- LiveCycle Workflowという名前は、当該ソフトウェアのすべての能力を表すものではありませんでした。 組織の大半は既に、様々なビジネスシステムでワークフローを実現してはいるものの、これらのワークフローは特定の使用用途に限定されていることがほとんどです。 LiveCycle Process Management ESという名前は、複数のビジネスプロセスにまたがり、様々な人とトランザクションの関わりを可能にし、そしてファイアウォール外への進出をも可能にする、このようなプロセスの自動化と管理という本製品の特長を表すものです。
- アップグレード時には、技術面でどのような手間や作業が発生しますか?
- 手軽なアップグレードを支援するために、LiveCycle Process Management ES2には従来のLiveCycle Workflow 7.x API群と、新しいProcess Management ES2 API群の2つのAPI群が用意されています。Process Management ES2のインストール直後に、アプリケーションを修正する必要はありません。ただし、 Process Management ES2 APIは新しいAPIであることから、新規アプリケーションでは最新のAPIの機能性を利用することが推奨されます。組織にとって都合が良いときに、既存のアプリケーションを新しいAPIに移行できます。 LiveCycle Workflow 7.x APIは、LiveCycle Process Management ES2の2つのメジャーバージョンでサポートされます。 ES3が開始すると、ES2のネイティブな機能を使用するにはプロセスを変更することが必要になります。
- Adobe Workflow 7.0とAdobe LiveCycle Process Management ES2では、どこが違うのでしょうか?
- Adobe Workflowをご利用のお客様に対して Process Management ES2は、標準ベースかつスケーラブルなソリューションへの移行を可能にし、一層優れたROIと既存ソリューションとの相互運用性を提供します。 Process Management ES2の特長は、スピード、スケーラビリティ、標準規格、拡張性の4つのキーワードに要約することができます。
- スピード:エンタープライズのお客様は、自社プロセスに求められる素早い変化に追随できるテクノロジソリューションを求めています。 アドビの直感的なデザインツールとSOAベースのアーキテクチャは、あらゆるビジネスプロセスのすばやい設計、統合、デプロイ、管理を可能にする柔軟なプラットフォームを提供します。
- Adobe LiveCycle Workbench ES2では、ドラッグアンドドロップツールを使用して迅速かつ簡単にプロセスを開発できます。
- LiveCycle Business Activity Monitoring(BAM)ES2により、ビジネスプロセスの追跡と監査は容易になり、ビジネスプロセスステータスの管理ダッシュボードが提供されます。
- LiveCycle Workspace ES2使用すると、ビジネスプロセスの管理とデプロイが簡単になり、人々がそれらのプロセスを開始および参加できるようになります。
- スケーラビリティ:今日のシステムには基幹業務での導入に対応するためのスケーラビリティが求められ、エンタープライズプロセス管理が必要となります。 Process Management ES2は、直感的な開発環境とエンタープライズ仕様のビジネスプロセス管理(BPM)機能が備わったJava™ 2 Enterprise Edition(J 2EE)ソリューションです。
- 標準規格:エンタープライズのお客様は、既存インフラおよび今注目のSOA標準と自社ソリューションの相互運用性を求めています。 Process Management ES2はBPMN、J2EE、XML、Webサービスといった業界標準テクノロジーに対応しています。
- 拡張性: Process Management ES2は、包括的なAdobe LiveCycle Enterprise Suite 2の1モジュールです。 他のモジュールと組み合わせて使用することで、ファイアウォールの内外を問わずに導入できる、データキャプチャ、情報セキュリティ、ドキュメント出力、コンテンツサービスを融合したエンドツーエンドのビジネスプロセスが開発できます。
- スピード:エンタープライズのお客様は、自社プロセスに求められる素早い変化に追随できるテクノロジソリューションを求めています。 アドビの直感的なデザインツールとSOAベースのアーキテクチャは、あらゆるビジネスプロセスのすばやい設計、統合、デプロイ、管理を可能にする柔軟なプラットフォームを提供します。
- LiveCycle Process Management ES2へのアップグレードのライセンス費用は?
- 現在Adobe Workflow 6.xをご利用のお客様で、有効なプレミアムメンテナンス&サポート契約をお持ちの場合は、無償でソフトウェアアップグレードを入手することができます。 InTempoなど、さらに旧世代の製品をお持ちのお客様は、詳細をアドビカスタマーサービスまでお問い合わせください。
- LiveCycle Process Management ES2に移行するための計画は、どのようにたてればよいのですか?
- 移行計画は、移行プロセスの簡素化と能率化に役立ちます。 アドビプロフェッショナルサービスおよびアドビパートナー各社は、現在お客様が導入するアドビアプリケーションを詳細に検証した上で、コスト効率に優れた戦略的かつ包括的な移行を実現するためのロードマップ制定を支援いたします。 アドビが提案する3段階の移行アプローチは移行に伴う要件の体系的な評価を促進し、この結果、お客様各自のビジネスニーズに適した移行計画制定を可能にします。以下にその3段階を示します。
- 現状の分析:アドビプロフェッショナルサービスがお客様と連携して、移行対象アプリケーションの規模、難易度およびビジネス要件の初期評価を行うと共に、オンサイトで移行評価を実施するためのスケジュールと対象規模の把握・調整を行います。
- 移行評価:アドビがお客様のチームと連携してオンサイトにて移行評価を実施いたします。ご希望のインフラのレビュー、新たなテクノロジーで必要となる知識とスキルセットの特定、移行時の注意点、依存関係、既存のAdobe LiveCycleサーバーソフトウェアの使用状況、既存のフォームで用いられているレンダリング手法・クライアント・要件の把握といった作業がこの段階に含まれます。
- 移行計画の制定:移行評価の結果をもとに、アドビが移行計画の制定をお手伝いします。 この計画には、移行とそれに伴うメリットのビジネスケースの他にも、既存インフラに対する影響度の評価や、アプリケーションの将来的な状況に対する推薦が含まれます。また、順序立てられた推奨作業、および移行を完了させるために必要な労力の概算を含むアップグレードロードマップも提供されます。
- 移行プロセスの開始方法について詳しくは、アドビ担当者またはAdobeマスターソリューションリセラーまでお問い合わせください。
- 移行のためのチェックリストはありますか?
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次のチェックリストには、 Process Management ES2への移行時に推奨される、いくつかの手順が記されています。 移行プロセスは各々の状況に合わせて異なりますが、以下の一般的なガイドラインを参照することで必要な手順の理解を深めることができます。
- スキルセットの開発
- エンジニアチームとビジネスチームの両方に対して、最新の方法論とコアコンセプトについての研修が必要となります。 この際、インストラクタ主導型の Process Management ES2トレーニングを実施することが推奨されます。 トレーニングセッションの内容は、以下のように参加者の役割やスキルに合わせることも可能です。
- LiveCycle Workspace ES2およびLiveCycle BAM ES2 Standardについてのエンドユーザ向けトレーニング
- LiveCycle Workbench ES2またはLiveCycle BAM ES2内のWorkbenchといったツールに慣れるためのビジネスアナリスト向けおよびデベロッパー向けトレーニング
- J2EEアプリケーションサーバーのデプロイと管理に必要な知識を習得するための管理者向けトレーニング
- プラットフォームの移行
Process Management ES2の導入にはアプリケーションサーバー、エンタープライズデータベースおよびディレクトリサーバーが必要となります。 LiveCycle ES2は多彩なプラットフォームの組み合わせに対応します。 Process Management ES2をデプロイする際には、あらかじめスケーラビリティと容量計画の要件知識を習得すると共に、オペレーティングシステム、データベース、SQLデータベース、ディレクトリサーバーをはじめとする、各種プラットフォームの選択についても知識を深めておく必要があります。
- アプリケーションの移行
- Process Management ES 2を最大限有効に利用するには、次の事柄を習得する必要があります。
- プロセスの変換:既存のプロセスを移行するには、Process Management ES2上でプロセスを開発し直す必要があります。
- フォームの変換:以前のバージョンのAdobe Form Designer、Adobe Designer、Adobe Acrobat 6.0およびDelrina FormFlowで設計されたフォームは、新たな環境で使用する前にXDPファイル形式とXFAオブジェクトモデルに変換する必要があります。
- レポートの変換:LiveCycle BAM ES2を使用して、既存のレポートをリアルタイムダッシュボードに開発し直す必要があります。
- クライアントソフトウェア:Web AccessおよびForm Manager 6.0からLiveCycle Workspace ES2に移行する必要があります。 また、既存のデータベースと監査証跡をアーカイブ保存する必要もあります。

