「PDFで提出してください」と言われて、すぐに対応できず、困ったことはありませんか?
無料の「Adobe Acrobat オンラインツール」なら、ソフトをインストールしなくても、画像やMicrosoft WordやExcelといった様々なファイルをカンタンにPDF化できます。
また、無料アプリ「Adobe Scan」を使えば、紙の書類をスマホで撮影し、そのままデータ化も可能です。端末に保存している画像の変換にも対応しているため、自宅やオフィスにスキャナがなくても、コンビニへ行かずにその場でPDFを作成できます。
この記事では、PDF化したいものに合わせて、最適なツールと変換手順をご紹介します。すぐに方法を確認したい方は、以下のリンクをクリックしてください。
様々なファイルをAcrobat オンラインツールでPDF化する
紙の書類をAdobe ScanでPDF化する
※当記事の情報は、2026年5月時点のものです。アプリケーションやOSのバージョンにより、操作画面のUIや機能が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
PDF化のメリットは?用途に合わせて最適な方法を選ぼう
PDF(Portable Document Format)とは、アドビが開発した電子文書のファイル形式です。デバイスやOSを問わず、ファイル作成時と同じレイアウトで表示・共有できるのが特長で、ビジネスシーンを中心に幅広く活用されています。
画像やMicrosoft Office系ファイル、紙の書類などをPDF化することで、以下のようなメリットがあります。
- どのデバイスやOSでも、同じレイアウトで表示できる
- パスワードを設定して、閲覧者を制限できる
- データとして保存することで紙の保管場所が減り、管理しやすくなる
- 印刷や郵送の手間を省き、書類のやり取りをオンラインで完結できる
このように、PDF化することで、文書の共有・管理・保存における手間やコストを大幅に削減できます。
ただし、何をPDF化したいかによって、適した方法は異なります。以下の表を参考に、方法を選んでみてください。
それでは、まずAcrobat オンラインツールを使って、画像やOffice系ファイルをPDF化する方法から見ていきましょう。
【無料】画像やファイル(Word・Excel・PowerPoint)をPDF化する方法
https://youtu.be/TAZc3zL9MOw?si=Id4V-9B_fvclO8nc
Acrobat オンラインツールの「様々な形式からPDFに変換」機能を使えば、画像やWord、Excel、PowerPointなどのファイルを手軽にPDF化できます。
ここでは、PCでの操作画面を使って手順を解説しますが、スマホやタブレットなどのモバイル端末からも利用可能です。
この機能でPDFに変換できる主なファイル形式は、以下のとおりです。
今回は、webサイトのスクリーンショット画像(PNG)を例に、PDFへ変換する手順をご紹介します。
さっそく試してみましょう。
【手順1】Acrobat オンラインツールにファイルをアップロードする
ブラウザーで「様々な形式からPDFに変換」のページを開き、「ファイルを選択」をクリックするか、画面内にファイルをドラッグ&ドロップしましょう。
すると、自動的にPDFへの変換が始まります。
https://main--dc--adobecom.aem.page/jp/dc-shared/fragments/roc/seo/business/online-convert-pdf
【手順2】PDFをダウンロードする
変換が終わったら、「ダウンロード」ボタンをクリックし、PDFファイルを保存しましょう。
以上の2ステップで、様々な形式のファイルをPDFに変換可能です。
なお、Acrobat オンラインツールではファイルをダウンロードせずに、リンク(URL)でPDFを共有することもできます。
相手がファイルをダウンロードしなくてもブラウザー上で閲覧できるため、すぐに内容を確認してもらいたい場合に便利です。
◾️補足:リンク(URL)でPDFを共有する方法
1.「リンク」アイコンをクリックする
2.アドビアカウントを作成するか、GoogleやLINE、AppleなどのアカウントでAcrobat オンラインツールにログインする
3.「リンクをコピー」をクリックして、URLをコピーし、メールやチャットツールなどに貼り付けて共有する
関連:【無料】PDFをURLにして共有する方法!特定ページのみもOK
それでは続いて、無料アプリ「Adobe Scan」を使って、紙の書類やスマホに保存した画像をPDF化する方法をご紹介します。
【無料】スマホで書類や画像をPDF化する方法
https://main--dc--adobecom.aem.page/jp/dc-shared/fragments/roc/seo/business/adobescan-top
無料のモバイルアプリ「Adobe Scan」なら、スマホやタブレットのカメラで撮影するだけで、紙の書類や端末に保存した画像ファイルをPDF化できます。
自宅やオフィスにスキャナがない場合でも、スマホだけでPDF化できるため便利です。
また、外出先で急にPDFで共有する必要がある場合も、コンビニへ行ってスキャンする手間がかかりません。
特に、以下のようなものをPDF化したいときに役立ちます。
さらに、Adobe Scanでは、文字認識(OCR)されたPDFファイルを作成できます。これにより、PDF内の文字を検索したり、テキストをコピーしたりすることも可能です。
OCRについて詳しくは、以下の記事で解説しています。
【無料】PDFをOCR処理する方法|スキャンPDFの文字をコピー可能に
それではまず、Adobe Scanのアプリをダウンロードしましょう。
ここでは、スマホで紙の領収書をスキャンして、PDFに変換する手順を解説します。
なお、Adobe Scanを利用するには、無料登録・ログインが必要です。アドビアカウントを作成するか、GoogleやLINE、Appleなどのアカウントでログインしてください。
【手順1】PDF化したい対象をスキャンする
Adobe Scanを開いたら、PDF化したい対象を画面内におさめます。
端末に保存済みの画像をPDF化する場合は、写真アイコンをタップして選んでください。
続きの操作は【手順2】から確認できます。
アプリが読み取り範囲を認識すると、「キャプチャしています」というメッセージが表示されます。しばらく端末を動かさずに待ちましょう。
撮影後は、明るさや角度が自動で補正され、対象のみが切り抜かれた状態で表示されます。
スキャン範囲や仕上がりに問題がなければ「PDFを保存」を、再スキャンする場合は「やり直す」をタップしてください。
また、「スキャンを続行」を選択すると、複数ページを続けて撮影し、ひとつのPDFにまとめられます。
例えば、複数枚にわたる契約書や申請書をスキャンする場合や、月ごとに領収書をまとめて管理したい場合に便利です。
背景の一部が入っている場合や、不要な部分が含まれる場合は、「トリミング」から手動で範囲を調整しましょう。
角や端を長押しすることで拡大表示でき、書類に合わせて正確にトリミング可能です。
さらに、「角度補正」を併用することで、より歪みの少ない状態でPDF化できます。
そのほか、画面下のツールから向きや明るさの調整なども行えます。
【手順2】スキャンデータを保存する
Adobe Scanで作成したPDFは、アドビのクラウドストレージにアップロードされます。そのため、複数の書類をまとめてスキャンする場合も、スマホの容量を気にする必要はありません。
端末にもPDFを保存したい場合は、「⋯」>「デバイスにコピー」をタップしましょう。
(▲画像として保存したい場合は「JPEGで保存」がオススメ。歪みや影が補正された状態で保存できるため、カメラで直接撮影した写真よりもきれいな状態で手元に残せる。)
なお、保存したPDFからテキストを取得したい場合は、PDFのサムネイルをタップして、編集画面を開いてください。メニューをスワイプすると表示される「テキストアクション」から文字認識を実行しましょう。
「テキストをコピー」をタップすると、PDF内の文字を取得し、メールやテキストエディタに貼り付けてカンタンに共有や編集ができます。
チラシからURLをコピーしたい場合や、名刺に記載された住所や電話番号をコピーしたい場合など、幅広い場面で活躍します。
紙の書類をただデータ化するだけでなく、すぐに使える情報として活用したい方は、ぜひOCR機能を試してみてください。
ここまで、Acrobat オンラインツールとAdobe Scanを使ったPDF化の方法をご紹介しました。
PDF化したあと、どうやって活用したらよいのか、管理はどうすればよいのか迷ったときに役立つのが、Acrobat オンラインツールの各種機能です。
PDF化した書類の整理・共有、ペーパーレス化に役立つAcrobat オンラインツール活用法
PDF化した書類をそのまま送る前に、ページ構成を整えることで、より見やすく共有できます。
例えば、複数のPDFをひとつにまとめたり、不要なページを削除したりすることで、相手に必要な情報だけをわかりやすく伝えられます。
また、PDFはフィードバックのやり取りや契約書の確認にも便利です。コメント機能や電子署名を使うことで、ファイルの再送や郵送の手間を減らし、書類業務をより効率的に進められます。
そこで今回は、PDF化のあとに役立つ、Acrobat オンラインツールの便利な機能を厳選してご紹介します。
「PDFファイルの整理や共有をもっと楽にしたい」「書類業務のペーパーレス化を進めたい」という方は、ぜひチェックしてみてください。
PDF化したファイルを整理する
複数のファイルをPDF化したあと、バラバラに送っていませんか?
Acrobat オンラインツールの「結合」機能を使えば、複数のPDFをひとつにまとめて、一度で共有できます。
さらに、「削除」や「並べ替え」機能などを使うと、必要なページだけを残して確認しやすい順番に整えることも可能です。
- PDFを結合:複数のPDFをひとつのファイルにまとめて送付できる
- PDFを削除・抽出:不要なページを削除したり、必要なページだけを取り出したりすることで、相手に必要な情報だけを共有できる
- ページを並べ替え:ページの順序を整えて、読みやすい書類に仕上げられる
なお、これらの機能を組み合わせて使用する場合は、有償版の「Adobe Acrobat Pro」がオススメです。
結合・分割・並べ替えといったページ整理機能を制限なく使えるほか、元のファイル形式に変換しなくてもPDFの内容を編集できる機能なども搭載されています。
まずは7日間の無料体験で、使い心地をお試しください。
PDF化したファイルをスムーズかつ安全に共有する
ファイルサイズを軽量化する、パスワードで閲覧者を限定する、「コメント」機能でフィードバックをもらうといった、共有に関連する作業も、Acrobat オンラインツールでまとめて完結できます。
電子署名で書類業務をデジタル化する
https://youtu.be/rEtZQGmX_jw?si=bdcUASJgy3UDMqsu
契約書や申請書を紙でやり取りしている場合、書類をPDF化したうえで、電子署名を活用してみましょう。
署名欄を設定してPDFを相手に送るだけで署名を依頼でき、書類の「送付→確認→返送」までの時間を大幅に短縮できます。印刷や押印、封筒の用意といった紙ベースの工程が不要になり、一気にペーパーレス化が進みます。
関連:【無料】PDFに電子署名の追加・依頼ができるオンラインツールと使い方
関連:書類を電子化する方法は?メリットと注意点、おすすめツールも紹介
このように、Acrobat オンラインツールには、書類の整理・共有からペーパーレス化まで、PDF化したあとの業務を一貫してサポートできる機能が揃っています。
組み合わせることで、PDFの整理や編集、共有をスムーズに行うことが可能です。
以下の記事では、Acrobat オンラインツールの様々な機能や活用例を解説しています。
Acrobatの生成AI機能で、PDFをもっと便利に
https://www.youtube.com/embed/UCv-uhOjDpo?si=VB1q0wPcgS2HIvJa
この記事では、画像や様々なファイル、書類をPDF化する方法と、PDFの整理・共有に役立つ機能をご紹介してきました。
PDF化した書類はあとから内容を確認したり、必要な情報を探したりする場面でも活用できます。大量のPDFを扱う機会が多い場合は、Acrobatに搭載された生成AI機能「AIアシスタント」も便利です。
AIアシスタントは、PDFの内容を生成AIが分析し、要約や情報の確認をサポートしてくれる優れもの。
例えば、ページ数の多い契約書の中から特定の条項を探したり、複数の請求書の内容をまとめて確認したりする作業を、効率よく進められます。
なお、Acrobat AIアシスタントでは、PDFドキュメントの内容が同意なしに保存されたり、AIアシスタントのトレーニングのために使用されたりすることはありません。また、アップロードされたデータや生成されたコンテンツは、特別なケースを除きアドビが見ることはありません。
関連:Acrobatの生成AIに関するコンテンツの使用方法と取り扱い方法
以下の記事では、AIアシスタントの使い方や活用シーンを解説しています。PDF化した書類を読む・探す・まとめる作業までスムーズに進めたい方は、ぜひチェックしてみてください。
PDF化に関するよくある質問
最後に、PDF化に関するよくある質問に回答します。
Q.画像(JPG・PNG)をPDF化できますか?
はい、無料の「Acrobat オンラインツール」を使えば、JPG・PNG・TIFF・GIF・HEICといった画像ファイルをPDF化できます。以下のページから画像ファイルをアップロードするだけで、カンタンにPDFへ変換可能です。
Q.iPhoneで撮った写真もPDF化できますか?
はい、iPhoneで撮影した写真も、ブラウザー上でPDFに変換できます。
「様々な形式からPDFに変換」ページに写真をアップロードして変換してください。
iPhoneで撮影した写真によく使われる画像形式「HEIC」のほか、JPG・PNGなどにも対応しています。
また、カメラロール内の写真をまとめてPDF化したい場合は、無料アプリ「Adobe Scan」を使う方法もあります。
保存済みの写真だけでなく、紙の書類やチラシなどもスキャンしてPDF化できます。自宅やオフィスにスキャナがない場合も、コンビニに行かず、その場でデータ化できて便利です。
iPhoneで写真をPDF化する方法は、以下の記事でもご紹介していますので、参考にしてみてください。
Q.webサイトをPDF化できますか?
はい、Acrobat オンラインツールの拡張機能を使えば、webサイトをカンタンにPDF化できます。
お使いのブラウザーに合わせて、以下から拡張機能をインストールしてください。
Google Chrome版をインストールする
Microsoft Edge版をインストールする
使い方は、PDF化したいページをブラウザーで開き、拡張機能の「WebページをPDFに変換」をクリックするだけです。
関連:webページやwebサイトをPDF化する方法【無料で簡単】
Q.受信したメールをPDF化できますか?
はい、GmailやOutlookなどに届いたメールは、PDFとして保存できます。
以下の記事では、PC・スマホ(iPhone・Android)別に、GmailやOutlookの「印刷」機能を使って、メールをPDF化する方法を解説しています。
GmailやOutlookメールをPDFに変換する方法(PC・スマホ別)
また、複数のメールをひとつのPDFにまとめる方法や、添付ファイルをPDFに変換して整理する方法など、メール管理に役立つコツもご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
Q.コンビニで紙の書類をPDF化できますか?
はい、コンビニのマルチコピー機を使って、紙の書類をスキャンし、PDF化できます。
また、コンビニに行かずに急ぎでスキャンしたい場合は、無料のモバイルアプリ「Adobe Scan」を使ってPDF化する方法もあります。
以下の見出しから、操作手順をご確認ください。
Q.PDF化したファイルを、WordやExcelなどの形式に戻す方法はありますか?
はい、あります。
Acrobat オンラインツールを使えば、PDFをカンタンにWordやExcel、PowerPointなどの形式に変換できます。
PDFを別の形式に変換したい場合は、以下をご利用ください。
(執筆:ウェブライダー)
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以下の記事では、PDFに関するお役立ち情報をご紹介しています。Adobe Acrobat オンラインツールを使って、日々の業務を効率化する方法をご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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