コーエン兄弟、メジャーリーグベースボールおよびブロードバンド放送サービス(OTT)コンテンツプロバイダーがアドビの映像制作プラットフォームを採用へ


※当資料は、2015年4月9日に弊社米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。
【2015年4月9日】
米国カリフォルニア州サンノゼ発(2015年4月9日)Adobe(Nasdaq:ADBE、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は、全米放送事業者協会主催の放送機器展「NAB Show 2015(以下NAB)」で、放送局、映像製作会社、映像プロフェッショナルのコンテンツ制作、コラボレーション、配信および収益化を根本から改善する最新映像ソリューションを出展します。簡単に色調補正が行える画期的なカラーパネルや、不要な間やジャンプカットを取り除いてよりスムーズなシークエンス編集を可能とするMorph Cut機能などを搭載したAdobe Premiere Pro CC、二次元キャラクターを簡単にアニメーション化するAdobe Character Animatorが追加されたAfter Effects CC、さらにCreative Cloud対応の最新のモバイルアプリであるProject「Candy」でなど、Adobe Creative Cloud映像制作ツールのメジャーアップデートを先行公開します。Project「Candy」は、ユーザーのCreatuve Profileに紐づけられているため、例えば魅力的な照明演出を撮影し、その色調をご自分の映像作品に適用することが簡単に行えます。

これらのイノベーションにより、アドビ映像制作ワークフローを採用する利用者が増加しています。例えば、最近では、4度のアカデミー賞受賞経験のあるコーエン兄弟が現在製作中の映画「Hail, Caesar!」、「サタデー・ナイト・ライブ」のディレクターであるリース トーマスとプロデューサーのローン マイケルズによる2015年公開予定の「Staten Island Summer」がAdobe Premiere Proを採用しています。さらにMLB Networkは、編集およびポストプロダクション環境全体を完全なAdobe Creative Cloudワークフローに移行しました。

NABではまた、Apple TVやRokuなどのOTTデバイスを含むさまざまなデバイスで提供されるTVコンテンツを強化するために市場をリードする製品であるAdobe Primetimeの大幅なアップデートを発表しました。具体的にはビデオ配信、収益化、パーソナライゼーションの機能を向上し、コンテンツオーナー、プログラマー、ペイテレビ会社の新たなOTTビジネスモデル開拓をサポートします。アドビは、業界の第一人者であるMLB Advanced Media(MLBAM)などのサービスソリューションプロバイダーと協力して、TVやパソコンなどのスクリーン向けの生放送、リニア放送、ビデオオンデマンドサービス向けに革新的なOTTプログラミングを提供します。MLBAMとは、メジャーリーグのレギュラーシーズンのライブストリーム放送をサポートし、全試合でプレイバックと配信機能を提供するべく協業しています。MLBAMのスポーツ、ニュース、エンターテイメント番組のパートナー各社では、Adobe Primetimeベースで開発された初の消費者向けTVアプリを提供開始しました。さらに、Turner Broadcastingは、Apple TVやその他のOTTデバイスでの広告表示にAdobe Primetimeを採用しています。

アドビは、Adobe Premiere Pro CCやAdobe Prelude CCなどのアドビ映像制作ツールを活用し、メンバーが遠隔地にいるチームでも協調制作を可能とするワークフロープラットフォームであるAdobe Anywhereの新たな機能を先行公開します。集中管理されたメディアと共有されたプロジェクトを管理し、映像制作における撮影、ログ、編集、フィニッシングの各工程を効率的に協力して実施することができます。これらの新たなソリューションは、4月13日から16日までラスベガス コンベンションセンターで開催されるNAB Show 2015のアドビ ブース(サウスホール ブース番号SL5110)で展示されます。また、アドビのプロフェッショナル動画および放送向けツールは、NABに出展する100以上のパートナーブースでも公開予定です。

Adobe Creative Cloudが提供する新たな機能
アドビは、Adobe Creative Cloudの主要コンポーネントである映像制作ツールおよび映像関連技術の大幅なアップデートをまもなく提供開始します。主な機能は次のとおりです。

•新しいLumetriカラーパネル:Adobe Premiere Pro CCの新機能Lumetriカラーパネルによるカラーワークフローは、Adobe SpeedGrade CCの強力な色彩表現能力とAdobe Photoshop Lightroomの使いやすさを併せ持ち、編集者による色補正を容易にし、手の込んだデザインに素早く仕上げることを可能にします。
映像の色彩表現をどこでも記録:新しいCC Captureアプリ、Project 「Candy」により、いつでも映像の色彩表現を記録、保存することが可能です。スマートフォンに搭載されているカメラで撮影された画像をもとに、高品質の照明や色合に演出を簡単に保存、共有し、Premiere Pro CCのプロジェクトに反映することができます。
• 二次元キャラクターを簡単にアニメーション化:Adobe After Effects CCの新たな機能であるCharacter Animatorによって二次元のキャラクターをいきいきと動かすことができます。Adobe Character Animatorはこれまで非常に時間のかかる作業であったフレーム間の調整を自動化します。Character AnimatorはWebカメラの前で行われる頭、口および目の動きをトラッキングし、体の動きに反映させます。キーボードを用いることでその動きをより現実に近いものにすることができます。
• クリエイティブのアセットに素早くアクセス:Adobe Premiere Pro CCおよびAfter Effects CC、およびCreative Cloud 対応のモバイルアプリにAdobe Creative Profileのサポート機能が新たに追加されました。
•基礎研究から生まれた画期的なアドビマジック:不要な間やジャンプカットを取り除くAdobe Premiere Pro CCのMorph Cut機能、より高精度に顔の動きを認識するAdobe After Effects CCのFace Tracker機能、映像のクォリティを損なうことなく指定の時間にコンテンツの長さを自動的に調整するAdobe Premiere Pro CCおよびAdobe Media Encoder CCに搭載されているTime Tuner機能などにより、日々の業務を簡単かつ迅速に行うことができます。

TV配信および収益化を推進
生放送およびオンデマンドTVをタブレット、スマートフォン、OTTやその他のデバイスで視聴する人がますます増えています。最新のAdobe Digital Indexデータによると、2014年の1四半期における放送事業者各社のネット配信サービス「TV Everywhere」での視聴者数は1,300万人に達し、前年の2倍以上の伸びを示しました。OTTデバイスの成長はさらに著しく、プレミアムビデオを視聴したユーザー数は前年比で350%増加しました。アドビは、放送局およびペイテレビ会社が字幕、堅牢なコンテンツ保護、および複数のTVアプリやOSへの迅速な広告表示などの機能により、さまざまなデバイスへの映像配信を実現するAdobe Primetimeの最新バージョンを発表します。このプラットフォームは、前年比3倍以上に相当する1分当たり225万人のユーザーを認証し、従来比4倍まで映像の起動スピードを高速化することにより、パフォーマンスを劇的に向上します。さらに、Adobe Primetimeは、すべての主要DRMテクノロジーをサポートし、クローズド再生環境における課題となっているコンテンツ保護の問題に対処します。

各社のコメント
アドビのデジタルビデオおよびオーディオ担当バイスプレジデントであるスティーブ ワーナー(Steve Warner)は、「アドビは、企画から上映まで映像の製作過程におけるすべてのステップに最先端のワークフローを提供します。Adobe Labsからもたらされるイノベーションにより、業界はAdobe Premiere Pro CCと関連する映像制作ツールの採用を始めています。Adobe Creative Cloudへの移行により、ますます進化するAdobe Primetimeを用いてモバイルとデスクトップを繋ぎ、あらゆるスクリーンで視聴される魅力的な映像、TV番組、映画、CMのさらに迅速な制作、配信、収益化を可能するツールやサービスの提供を実現しています」と述べています。

MLBAMのエグゼクティブ バイスプレジデント兼CTOのジョー インゼリロ(Joe Inzerillo)氏は、「MLB.TVは13年前にインターネット初のOTTとして誕生しました。私たちは今も信頼性が高く、視聴者が夢中になるようなブロードバンドTV視聴体験を提供することに注力しています。DRMのサポート、業界標準の認証機能を有し、確実なHDビデオ再生が可能なAdobe Primetimeによって、当社は最新のOTTデバイスを含む400種類以上のデバイス向けに一貫した映像視聴体験を提供できています」と述べています。

MLB Networkのメディア マネジメント & ポストプロダクション担当ディレクターのタブ バトラー(Tab Butler)氏は、「今シーズンのMLB Networkで、Adobe Premiere ProをHD編集とデスクトップワークステーションの両方の編集プラットフォームに採用しました。2015年のシーズンにはPremiere Pro 2014を使いましたが、次のアップデートで追加される新機能を取り入れることを楽しみにしています。Lumetriのサポートなどの新たな色彩ツールや共有可能なCCライブラリ、拡張されたビデオスコープ、どれも魅力的です。またPremiere Proで音声の扱いがさらに効率的に行えるようになったことにも非常に関心があります。Premiere Proの次のリリースは私たちが使用しているCreative Cloudソリューションを格段に使いやすくしてくれるでしょう」と述べています。

Amigo Media LLCのバイスプレジデント兼カラリストのロビー カーマン(Robbie Carman)氏は、「Project Candyは制作にかかわって色彩のキャプチャに頭を悩ませている人々に新しい道を指し示すものです。これはと思った照明や色彩を見たらスマートフォンやタブレットにインストールしたProject Candyで撮影すれば、自動的にCreative Cloudにその色調を同期させられます。キャプチャされた色調はAdobe Premiere Proなどのアドビの映像ソフトの色調補正のスタートポイントとして利用することができます。これは色彩というものに対する考え方を刺激する、誰にとっても素晴らしいツールです」と述べています。

Total Training, Inc.に所属するアニメーター、フォトグラファー、ビデオグラファーのブライアン マフィット(Brian Maffitt)氏は、「Adobe character Animatorは古くからある問題、つまりいかに素早くこれまでなかったようなキャラクターを取り込んでアニメーション化するかという問題を解決します。これがあれば、予算的、時間的な理由でこれまでキャラクターを入れてこなかったようなところにもキャラクターを使うことができるようになります。Adobe Character Animatorは、アニメーション制作の経済学を大きく変えるでしょう」と述べています。

Adobe Creative Cloudについて
Adobe Creative Cloudは、約400万人の有料ユーザーを有し、業界随一のクリエイティブデスクトップアプリ、デスクトップツールやクリエイティブアセットとシームレスに統合されたモバイルアプリ製品群、専門家によるトレーニング、アイディアの源、活動の場となるクリエイター向けクリエイティブコミュニティへのアクセスなどを提供する製品です。Adobe Creative Cloudの中核となるのが、ユーザーのクリエイティブIDとなるCreative Profileです。Creative Profileは、写真、色、ブラシ、形、フォント、テキストスタイルおよびグラフィックスなどのアセットを管理するCreative Cloudライブラリとユーザーを紐付けます。Creative Profileを使用することで、どのアプリやデバイスからもライブラリにアクセスすることが可能です。

Adobe Creative Cloudは、クリエイターがインスピレーションを得て作品を制作する工程を変革し、また製品アップデートおよび新機能の追加により、その製品価値を高めています。数か月以内に予定されているメジャーアップデートで、クリエイターがモバイル、デスクトップの両方でクリエイティビティを発揮し、生産性向上、作業効率化を実現する新たな手法を提供予定です。

価格および提供時期
アドビは、NABにおいてAdobe Creative Cloud、Adobe PrimetimeおよびAdobe Anywhereのメジャーアップデートを先行公開します。これらのアップデートは数か月以内に提供開始予定です。詳細は、http://www.adobe.com/go/videoをご覧ください。またアドビ以外の業務用映像編集ツールを利用している個人映像クリエイターを対象としたNAB 2015特別キャンペーンを5月29日(金)まで実施します。このキャンペーンでは、対象製品の正規ユーザーであればAdobe Creative Cloud コンプリートプラン個人版を初年度月額2,980円でご契約いただけます。

 

アドビについて
アドビは、世界を動かすデジタル体験を提供します。
アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトに掲載されています。

Adobe, the Adobe logo, Creative Cloud, Adobe Premiere, SpeedGrade, Prelude and After Effects are either registered trademarks or trademarks of Adobe Systems Incorporated in the United States and/or other countries. All other trademarks are the property of their respective owners.

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