Adobe Document Cloud と連携するストレージにBoxとMicrosoft OneDrive を追加


※当資料は、2016年4月26日に米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳です。

【2016年4月26日】

米国カリフォルニア州サンノゼ発: Adobe(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、カスタマージャーニー全体にわたる紙ベースの登録や申請などの文書処理プロセスのコストとフラストレーションを低減するため、電子サインサービスAdobe Sign(旧称:Adobe Document Cloud eSignサービス)とデジタルマーケティングソリューションAdobe Marketing Cloudを連携したことを発表しました。モバイルアプリの機能を強化したAdobe SignとAdobe Marketing CloudのひとつであるAdobe Experience Manager (AEM) Formsがシームレスに連携することで、クレジットカードの申し込み、政府給付金申請、医療機関で用いられるフォーム類の電子化をはじめとする企業や政府機関の完全なデジタル移行をサポートします。また、今年展開するグローバル施策の一環として新たに欧州地域にデータセンターを開設し、EUの法規定に対応します。

また、Adobe Document Cloud(以下 Document Cloud)と連携するストレージにBoxとMicrosoft OneDriveを追加しました。この連携により、顧客はより簡単にPDFにアクセスし、どこにいてもPDFを使って作業することができます。さらに、Document Cloudを通じてイノベーションと価値を提供し続けていくという取り組みの一環としてAdobe Acrobat DCのサブスクリプションユーザー向けに新機能を追加しました。

デジタル変革の進展に伴い、消費者の期待がこれまでにないレベルまで高まり、企業や政府には顧客と関わる方法の再考が求められています。IDC1による最新の調査によると、企業の72%は文書処理プロセスの改善が顧客満足度の向上をもたらすと考えていますが、これらの処理の80%はいまだに紙ベースで行われています。優れた顧客体験の提供には非効率的な文書処理プロセスを改善する必要があります。

アドビのエグゼクティブバイスプレジデント兼 デジタルメディア事業部門担当ゼネラルマネージャーであるブライアン ラムキン(Bryan Lamkin)は次のように述べています。「すべての企業と組織は、ベストな顧客体験を提供することに全力を注ぐべきです。最高の顧客体験に紙の出番はありません。私たちは紙ベースの処理を100%デジタルのワークフローに移行する唯一の完全なソリューションであるDocument CloudとAdobe Signが世界中のお客様にもたらす価値を高めることに注力しています。」

Document CloudはPDFソリューションであるAcrobat DC、デジタルサインソリューションAdobe Signとそのモバイルアプリを中心に構成されています。Document Cloudでは、年間60億件以上のデジタルおよび電子サイン取引が処理されています。AmerisourceBergen、MasterCard、The Royal Bank of Scotland、Verizonといったグローバル企業がDocument CloudやAdobe Signを使って、素早く安全で、モバイルで利用できる電子サインを活用しています。

The Royal Bank of Scotland社のカスタマーエクスペリエンスおよびセールスイノベーションのデジタル担当リーダーであるAnkit Chhajer氏は次のように述べています。「The Royal Bank of Scotlandでは新しいサービスを展開する際、顧客体験を第一に考えています。すでに導入しているAdobe Marketing CloudにAdobe Document CloudとAdobe Signを組み合わせることで、競合優位性となる優れた顧客体験を生み出していきます。」

 

Adobe Signの新機能
Adobe Signは、素早く簡単かつ安全な方法で、信頼できる電子サインを人事、営業、IT、法務、調達などを企業や政府機関に提供します。新機能は以下の通りです。

  • デジタル体験の変革:Adobe SignとAEM Formsの連携によって、カスタマージャーニー全体で、複雑なフォームベースの処理をシンプルで使いやすい、モバイルに最適化されたデジタル体験に変換します。顧客は必要なフォームを入手し、どのデバイスからでも簡単に入力し、電子的にサインして、提出後も状況を確認することができます。Adobe SignとAdobe Marketing Cloudを連携することで、企業や政府機関は反応性と順応性に優れた体験を提供し、Adobe Targetを使ってユーザー体験を継続的に改善するパーソナライゼーションや、Adobe Analyticsを使ったパフォーマンス分析および最適化が可能となります。政府機関、金融サービス、医療をはじめとする幅広い業界で活用可能です。
  • グローバルでのAdobe Signの普及促進:ヨーロッパでの幅広い採用とグローバル展開の一環としてEUにデータセンターを開設しました。安全を重視したアプローチによって、Adobe Signは最も厳しい法規定を満たしています。欧州の企業や政府機関は、2016年7月に施行される新たなEU署名規制であるeIDASに準拠したデジタルへの移行が可能になります。
  • モバイル環境で電子サイン体験の改善:iOS版とAndroid版が提供されるAdobe Signアプリ(旧称:Adobe eSign Manager DC)によって、タブレットとスマートフォンからのドキュメント送信、トラック、管理がさらに容易になります。刷新されたダッシュボードと署名送信ワークフローの改善によって、デバイスにかかわらずユーザーの生産性を向上します。

 

Document Cloudパートナーエコシステムの拡大
アドビは、ユーザーが日常の業務で使っているソリューションと共にDocument Cloudを使えるようにすることに取り組んでいます。Document Cloudは、すでにApttus、Dropbox、Salesforce、Workdayなどと連携しています。本日アドビは、クラウドストレージプロバイダであるBoxとMicrosoftとの連携と、主要なビジネスソリューションやワークフローを含むAdobe Signの連携を発表しました。

  • Box: Acrobat DC、Acrobat Reader、Adobe SignとBoxを統合した新たなサービスにより、企業のドキュメントワークフローと電子サインを用いた処理が簡素化されます。Boxとアドビ製品のどちらから作業を開始しても、数回のクリックでPDFをダウンロードすることなく表示、編集できます。文書の最新バージョンは自動的にBoxに保存されます。さらにユーザーは、BoxにあるファイルをAdobe Signから直接開き、重要な契約書などの書類に電子サインできます。すべての更新はBoxで一元化され、承認プロセスが合理化されます。[詳しくはプレスリリースを参照してください]
  • Microsoft OneDrive:Acrobat DC、Acrobat ReaderとMicrosoft OneDriveが連携し、OneDriveに保存されているPDFにアドビのアプリから直接アクセスして作業できます。デスクトップのAcrobat内で数回クリックするだけで、OneDrive PersonalまたはOneDrive for Businessアカウントに保存されているPDFを表示し、作業できます。この間、ドキュメントは常に同期され、最新の状態に保たれます。また、iOSユーザーはAcrobat Readerモバイルアプリからユニバーサルドキュメントピッカーを介してOneDriveに保存されたPDFにアクセスできるため、どこにいても作業を継続できます。
  • Salesforce:Adobe Signの最新リリースで、ユーザー体験が大幅に改善されます。2016年5月にベータ版の提供開始が予定されているリリースには、すべてのデバイスにおけるSalesforce Lightningのユーザー体験の向上や、Salesforce Lightning Componentsのドラッグアンドドロップインターフェイスによるアプリのカスタマイズへの対応が含まれています。また、署名グループやハイブリッド署名オーダーなどの魅力的な新機能も提供します。先日Salesforceが買収したSteelBrickは、Configure Price Quote(CPQ)プロセスを効率化するためにすでにAdobe Signと統合されています。
  • Adobe Signエコシステムの拡大:契約ライフサイクル管理、ERP、CPQなどの一般的な企業ソリューションとの新たな連携の拡張によってAdobe Signエコシステムが拡大しています。対象となる企業にはAdvanced Software Concepts (ASC)、Buildium、Cloud Lending Solutions、Contract Logix、Oracle、SciQuest、ThinkSmartなどが挙げられます。

 

Acrobat DCのサブスクリプションユーザー向けの機能向上
Document Cloudの核となるAcrobat DCのサブスクリプションユーザーは、新しい機能と機能拡張を提供開始と同時に利用できます。新たな機能には下記が含まれます。

  • ツールのアップデート:コメントおよび注釈ツールを一新し、直感的なタッチ操作インターフェイスを採用したことで、より簡単かつ迅速にドキュメントのフィードバックを得ることが可能となりました。また、スキャンした文書に光学文字認識(OCR)をかけなくともハイライト表示ツールで行内にマーキングできます。さらに、スキャンなどの紙からデジタルへのワークフローが最適化されました。
  • アクセシビリティの向上:アドビは、Acrobat DCを使ってPDFを扱う視覚障害者のユーザー体験を向上するため、メニューとダイアログをアップデートしました。ホームビューおよび「名前を付けて保存」機能がスクリーンリーダーによって読み上げられ、アクセシビリティが向上します。
  • 導入の合理化:エンタープライズ顧客は、Adobe Creative Cloudパッケージャーを使って、Acrobat DCとCreative Cloudアプリの導入と更新を一度に行うことができます。

 

顧客・パートナーのコメント
株式会社東急エージェンシー コーポレート本部 人事局 人事企画部 仲野 大輔様

ワークフローの見直しや環境保護の観点から全社的にペーパーレス化を推進している中、紙ベースでの業務の多い人事部門で採用における候補者との採用通知書の取り交わしにAdobe Signを利用しています。署名の設定と送付が容易で候補者もログインなどを必要とせず、すぐに署名できるため、採用のスピードアップを図ることができています。署名後の書類もPDFで保管できるため、ペーパーレス化も実現しています。社内外の業務におけるビジネスプロセスの効率化にさらに積極的に活用していきたいと考えております。

ワークデイ株式会社 代表取締役社長 ゼネラルマネージャ 金翰新(キム・ハンシン)様

Workdayにとって、アドビ システムズ 株式会社様はお客様でありパートナー様でもあります。利用者に対し、アドビ システムズ様の電子署名サービスのユーザーエクスペリエンス(UX)が、いかにシンプルかつ合理化されているかを、私たちはパートナーの立場としてこれまで実感してきました。Workdayは、より一層の進化を遂げた「Adobe Sign」のリリースを心より歓迎するとともに、今後もその優れたUXを、Workday製品の導入企業様に対して提供し続けられることを楽しみにしています。
 

参考情報

 

提供時期

  • Adobe Signの新機能は2016年5月に提供開始予定です。詳細は、https://acrobat.adobe.com/us/en/sign.html をご覧ください。 Acrobatの新機能は2016年5月にAcrobat DCのサブスクリプションユーザーは自動的に利用可能になります。詳細は、https://acrobat.adobe.com/us/en/acrobat/capabilities.html をご覧ください。
  • BoxアカウントをデスクトップのAcrobat DCとAcrobat Readerに追加する機能は、2016年5月末に提供開始予定です。iPhoneとiPadのAcrobat ReaderモバイルのユーザーがiOSドキュメントピッカーから優先クラウドサービスとしてBoxを選択できる機能は、2016年6月末に提供開始予定です。BoxのWebサイトからAdobe Acrobat DCとAdobe Signへのアクセスは、2016年5月末に提供開始予定で、この機能は2016年秋までに強化される予定です。
  • OneDriveアカウントをデスクトップのAcrobat DCとAcrobat Readerに追加する機能、およびiPhoneとiPadのAcrobat ReaderモバイルのユーザーがiOSユニバーサルドキュメントピッカーから優先クラウドストレージプロバイダとしてOneDriveを選択できる機能は、2016年6月末に提供開始予定です。
1IDC InfoBrief, sponsored by Adobe, Business Transformation Through Smarter Document Workflows, April 2016.

 

アドビについて
アドビは、世界を動かすデジタル体験を提供します。
アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトに掲載されています。

Adobe, the Adobe logo, Adobe Media Manager, Adobe Analytics, Adobe Target, Adobe Marketing Cloud and Creative Cloud are either registered trademarks or trademarks of Adobe Systems Incorporated in the United States and/or other countries.

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