アクセシビリティ

オープンソースFlex FAQ

オープンソースFlexの一般情報

オープンソースに公開されているコンポーネントは?
オープンソースFlex SDKには、Flex SDK(コンパイラ、フレームワーク、デバッガ)の大部分が含まれますが、Adobe Flash Player、Adobe AIR、高度なフォントエンコードライブラリなど、オープンソース以外のものは含まれません。このSDKはFlexアプリケーションを作‏‎成するためのキットで、MPL(Mozilla Public License, Version 1.1)に準拠したあらゆる方法で使用することができます。このパッケージは、バイナリデータを含め、MPLに完全準拠しています。EclipseベースのIDEであるAdobe Flex Builderは、オープンソースでは利用できません。
オープンソースFlex SDKと無償のAdobe Flex 3 SDKの違いは?
オープンソースFlex SDKには、ActionScriptとMXMLのコンパイラおよびFlexフレームワークなど、関数型Flexアプリケーションを作成するために必要なすべてが含まれています。無償のAdobe Flex 3 SDKには、オープンソースFlex SDKのすべての機能に加え、非オープンソースの追加コンポーネントが含まれます。Flexアプリケーションの作成プロセスを強化するこれらのコンポーネントには、高度なフォントエンコーダ、Adobe AIRアプリケーションのパッケージング用ツール、Adobe Flash Playerなどがあります。無償のAdobe Flex 3 SDKには非オープンソースのコンポーネントが含まれますが、このコンポーネントはアドビ システムズ社より無償で提供されます。
オープンソースFlex SDKが準拠するオープンソースライセンスとは?
オープンソースFlex SDKは、オープンソースのMozilla Public License, Version 1.1(MPL)*に基づいて利用できます。 これにより、オープンソースと商用製品のデベロッパーの双方が、ニーズに合わせてFlexフレームワークを拡張、強化して、Flexフレームワークの発展に貢献できます。
Flex SDKがオープンソースとして公開されたのはいつですか?
オープンソースFlex 3 SDKは、2007年2月25日のFlex 3のリリースと同時に、MPLオープンソースライセンスに基づいて公開されました。
Flexに対するアドビ システムズ社の方針は?

現在、Flex SDKの開発、品質保証、製品チームの担当者は、このオープンソースプロジェクトに専任で取り組んでいます。アドビ システムズ社では、現行のフレームワークと言語の発展に対する投資を今後も重点的に行います。

Flexの言語とフレームワークは、インターネットとデスクトップ向けの次世代RIA開発をサポートする、様々なアドビ製品の重要な要素です。Flex Builder、Flash Authoring、Creative Suiteなどの多くのアドビ製品では、Flex SDKの利用により、FlashとAIRランタイムを簡単に活用できるようになります。また、Adobe Media PlayerやPhotoshop Expressなどの一部のアドビ製品は、Flexを使用して開発されています。他のISV、アドビパートナー、オープンソースコミュニティのメンバーも、Flex SDKを利用できる設計ツールや開発ツールの提供を予定していると考えています。

オープンソースFlexによるFlexデベロッパーへの利点は?
Flexを使用してWebやデスクトップの製品を開発することにより、Flexプロジェクトの参加者と直接意見交換や提案を行ったり、公開されているバグトラッキングシステムにコードを投稿したり、拡張機能をFlexプロジェクトに直接提供できるようになりました。今後は、Flexのコアプロジェクトを拡張するサブプロジェクトの新規導入も予定しています。
Flexを使用してアプリケーションを構築した場合、プロジェクトをオープンソースとして公開する必要がありますか?
Flexアプリケーションのソースコードを公開する必要はありませんが、オープンソースFlex SDKの一部として提供されたActionScriptソースファイルに対してソースコードの変更を行った場合は、その変更を公開する必要があります。 これらの変更は、MPLに準拠して公開する必要があります。 これ以外に作成したファイルについては、複数のファイルが1つの実行ファイルやバイトコードファイルに結合されている場合でも、公開は義務付けられません。MPLでの権利と義務について詳しくは、法律の専門家にお問い合わせください。
この公表によるオープンソースプロジェクトの参加者への利点は?
MPLの条項に基づき、オープンソースプロジェクトのオーナーは、MPLのライセンス条項を満たすという条件で、Flexを使用したアプリケーションのパーツ開発、Flexの機能拡張とコミュニティへの提供、SDKの一部または全体のプロジェクトへの組み込みを行うことができます。
オープンソースFlexとTamarinプロジェクトとの関係は?
アドビ システムズ社はTamarinプロジェクト*の下で、これまでにActionScript Virtual MachineのソースコードをMozilla Foundationに提供してきました。Tamarinプロジェクトを使用するデベロッパーは、オープンソースFlex SDKをコンパイラおよびデバッガとして使用できます。
オープンソースFlexもMozilla Foundationに提供されますか?
いいえ。現在、公開バグデータベース、ソース管理システム、プロジェクト設計フォーラムなどのFlexプロジェクトの基盤は、アドビ システムズ社が管理および運用を行っています。

ライセンスについて

注意:以下は回答の一例であり、個々の状況によっては当てはまらない場合があります。回答は法的助言を目的とするものではありません。いかなる場合でも、Mozilla Public LicenseおよびAdobe Flex SDKライセンスの条項が優先されます。これらのライセンスに基づくユーザの権利と義務について詳しくは、法律の専門家にご相談ください。

オープンソースFlexプロジェクトでアドビ システムズ社が使用しているライセンスは?
アドビ システムズ社では、オープンソースFlex SDKのソースコードの使用基準として、Mozilla Public License, Version 1.1(MPL)を使用しています。このライセンスは、オープンソースコミュニティと商用ソフトウェアベンダーのニーズ調整が必要な、多くのオープンソースプロジェクトで使用されています。MPLとその派生ライセンス(Eclipse Public LicenseおよびCommon Public License)は、大規模なオープンソースコミュニティと大手商用ユーザの双方が参加する、多くの著名なオープンソースプロジェクトで使用されています。
Flex SDKを含む製品やプロジェクトを配布する場合の選択肢は?
オープンソースFlex SDKは、MPLに従って再配布することができます。無償のAdobe Flex SDKも再配布可能ですが、再配布契約(2008年3月施行予定)に同意する必要があります。オープンソースSDKの再配布のみを行う場合は、エンドユーザがアドビ システムズ社からパッケージをダウンロードして、無償利用(ただしソース非公開)のコンポーネントをSDKに追加することができます。
Flexのソースコードを自分で再配布することはできますか?
はい。Mozilla Public License(MPL)の条項を順守している限り、オープンソースFlex 3 SDKのソースコードを再配布することができます。
Flex SDKのオープンソース版を使用している製品にFlexの名称を使用できますか?
はい。オープンソースFlex SDKのみを使用している場合は、製品名に「Flex」の名称を使用することができます。無償のAdobe Flex SDKを使用している場合は、http://www.adobe.com/misc/trademarks.html*に記載されているアドビ商標ガイドラインに従う必要があります。「Adobe Flex」はAdobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)が所有する商標で、アドビ システムズ社が配布する商用アプリケーションでのみ使用されます。

Flexへの関与について

Flexへの関与方法は?

Flexのデベロッパーやコミュニティのメンバーは、今後のFlexの方向性について、次のような様々な方法で関与することができます。

  • Flex 3 SDKの使用を開始します。 問題点とその具体的な原因の特定を行い、Flexバグ管理システムにバグ情報を記録することができます。
  • 様々なFlexフォーラムで質問に回答したり、Flex cookbook*のサンプルやブログを作成することで、コミュニティを支援できます。
  • 外部のFlexオープンソースプロジェクトを立ち上げます。外部のツール、ライブラリ、コンポーネントには、Flexコミュニティに多大な恩恵をもたらす可能性のあるものが数多く存在します。 こうした外部プロジェクトは、今後SDKのサブプロジェクトになる可能性があります。
  • バグ修正をFlex SDKに提供します(下記を参照)。Flexの今後のバージョンの開発時に、Flexチームが公開する仕様を検討して意見を述べます。
コード提供の受け付け予定は?
まず、アドビ システムズ社の公開バグデータベースでのバグレポートおよび機能強化リクエストへの添付ファイルとして、提供コードの受け付けを開始します。デベロッパーがコードを提供するには、提供プロセスの一部として寄贈契約への同意が求められます。その後、コミッターによりコード内容が確認され、要件を満たしていると判断された場合はソースに登録されます。詳しくは、オープンソースのサイトで「Submitting a Patch」のページなどを確認してください。
外部デベロッパーをプロジェクトのコミッターとして認可する予定はありますか?
はい。アドビ システムズ社では、オープンソースFlexプロジェクトの基盤と管理プロセスを拡大する際には、プロジェクトに外部コミッターを追加する予定です。当初のコミッターはAdobe Flexのエンジニアリングチームが担当します。公開バグデータベースを通じて、外部デベロッパーから継続的に有益なバグ修正が提供された場合、Flex管理チームではそのデベロッパーを専任コミッターに昇格させる場合があります。詳しくは、オープンソースサイトのRolesページ*を参照してください。
オープンソースプロジェクトの管理に使用される管理モデルは?

Flexのスケジュールとロードマップは、引き続きアドビ システムズ社が設定します。開発プロセスの一環として、今後の開発を推進するスケジュールと開発の優先順位を公開し、コミュニティからのご意見やコード提供を求めていく予定です。

Adobe Flexのエンジニアリングチームはプロジェクトの最初の認定コミッターとなり、すべての提供コードの確認と承認作業を行います。その後、プロジェクトの中核となる設計理念と優先順位に対して示す関心度と貢献度が認められた外部コミッターを追加していく予定です。また、外部または内部のデベロッパーが管理するサブプロジェクトを、メインプロジェクトのソースツリーの一部として確立するプロセスを準備する予定です。

管理方法について詳しくは、オープンソースサイトのGovernanceページ*を参照してください。