Macromedia Flash Player 8 リリースノート
本ドキュメントでは、主に Macromedia Flash 8 を使用する開発者を対象に、Macromedia Flash 8 のドキュメントやリリースノートでは説明されていない問題について説明します。このドキュメントの情報は、定期的に最新情報に更新されます。
- システム要件 / 言語サポート**
- Macromedia Flash Player のバージョン
- Macromedia Flash Player 8.0.22.0 の新機能
- Flash Player 8.0.24.0 での修正および改善事項
- Flash Player 8.0.33.0 での修正および改善事項
- Flash Player 8.0.34.0 での修正および改善事項
- Flash Player 8.0.35.0 での修正および改善事項
- Flash Player 8.0.39.0 での修正および改善事項
- Flash Player 8.0.42.0 での修正および改善事項
- 既知の問題
- Adobe Flash Playerチームへのバグの報告
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Macromedia Flash Player のバージョン
ここをクリックして、最新バージョンの Flash Player がインストールされていることを確認してください。Flash Player 8 の最新バージョンは 8.0.42.0 です。
Macromedia Flash Player 8、バージョン 8.0.22.0 の機能
このバージョンの Macromedia Flash Player には、次の新機能が含まれています。
- 新しいビデオ機能、フィルタ効果、テキストレンダリングの拡張機能など、クリエィティブな表現を可能にするための新機能
- ファイルのアップロードとダウンロード、強化された JavaScript 統合のための新しいブラウザスクリプティング API (外部 API)、強化された Input Method Editor (IME) 統合などの、アプリケーション開発機能
- レンダリングおよびコード実行操作のパフォーマンスの向上
- ローカル Flash コンテンツ用の強化されたセキュリティモデル
- インストールおよびアップデート機能の強化
Macromedia Flash Player 8 の新機能については、Flash 8 および Flash Professional 8 オーサリング環境の Flash ヘルプに詳しく記述されています。開発者が考慮する必要がある機能には、次のようなものがあります。
表現力に富む各種機能 :
ビットマップ効果 / フィルタ
SWF ファイルのサイズを大幅に増加させることなく、表現力に富むグラフィック効果を実行時に適用できます。新しいフィルタには、ぼかし、ドロップシャドウ、グロー、ベベル、グラデーショングロー、グラデーションベベル、置き換えマップ、畳み込み、カラーマトリックスなどがあります。
高度なテキストレンダリング (FlashType)
高度なテキストレンダリング機能は、新しいアンチエイリアス技術を活用して、特にポイントサイズが小さい場合に高品質なフォントレンダリングを可能にします。新しいテキストエンジンでは、フォントの美的な外観を維持しながら、読みやすさが実現されています。
スケール 9 (9 つのスライスの拡大・縮小)
スケール 9では、シェイプとムービークリップにコンポーネントスケーリングを適用します。グリッドスケーリングを適用すると、角の曲率は変わりませんが、中央部が伸張します。このため、ベクターイメージの高パフォーマンスのコンポーネントスタイルスケーリングを利用できます。
ブレンドモード
この機能では、すべてのエレメントのカラーとアルファ表示をより低い深度でフィルタする、MovieClip プロパティを導入しています。これは、Macromedia Fireworks のレイヤーに適用されるブレンドモードに似ています。
GIF、PNG、および JPEG のサポート
この機能では、GIF、PNG、およびプログレッシブ JPEG ファイルの動的ロードをサポートします。
BitmapData API
この機能では、実行時に BitmapData オブジェクトや他のオブジェクトを提供し、ピクセル操作、イメージへのムービークリップのプログラムによるレンダリング、ビットマップ効果アクセスをサポートするための低レベル API を提供します。
線の拡張機能
この機能では、ムービークリップのサイズが変更されても伸張しない線を使用できるようにします。このため、極細線が常に正しく結合されます。また、新しい種類の結合 (マイター、丸型、ベベル) やエンドキャップ (バット、直線型、および丸型) のサポートも追加します。塗りのカラーやグラデーション塗りも線に適用できるようになりました。
テキストレイアウト API
テキストレイアウト API 機能は、Flash Player 内のテキストのレイアウトをより詳細に管理できる、低レベルのテキスト API を追加します。これには、カーニング、フルジャスティファイ、文字間隔も含まれます。
ビデオの拡張機能
Flash Player 8 には、ツールセットに用意されている VP6.2 エンコードサポートと連携する、On2 の新しいビデオコーデックが統合されています。Player では、新しいコーデックを使用する際にアルファチャンネルビデオもサポートされるようになりました。
線状および放射状のグラデーションの拡張機能
放射状のグラデーション塗りの焦点を制御し、16 のカラーストップを設定し、塗りの繰り返しモードを設定できるようになりました。
32 のサウンドチャネル
これまでの Flash Player では同時サウンドチャネルが 8 チャネルに制限されていましたが、Flash Player 8 では 32 チャネルまでサポートされるようになりました。
カスタムショートカットメニューの拡張機能
ネストされたムービークリップであるオブジェクトに CustomContextMenu API を適用できるようになりました。これにより、ActionScript で開発されたコンポーネントの有用性が高まります。
強固なアプリケーションランタイム :
ファイルのアップロードとダウンロード
この機能により、ファイルをサーバーに アップロードするコンテンツの作成が可能になり、またユーザーがファイルを ダウンロードおよび保存できるようになりました。
外部 API
外部 API により、AcrionScript と JavaScript のシームレスな通信が可能になります。次の機能があります。
- 文字列だけではなく、複数の種類のデータを渡すことができます
- 関数呼び出しが同時実行されるため、戻り値を取得できます
- Flash/JavaScript Integration Kit とは異なり、 Player に組み込まれています
- すべての最新ブラウザで機能します
IME の拡張機能
この機能により、Input Method Editor (IME) プラットフォームの各種機能 (変換モードの取得と設定など) に AcrionScript でアクセスできます。
パフォーマンス :
メモリフットプリントの削減
Flash Player 8 にはより効率的なメモリ管理機能が実装されているため、ActionScript と Player のパフォーマンスが向上します。
AcrionScript のパフォーマンスの向上
Flash Player 8 では、ActionScript のパフォーマンスが最適化されました。
レンダリングのパフォーマンス
特に Macintosh プラットフォームでのレンダリングパフォーマンスを向上させるため、さまざまな最適化が行われました。
ビットマップキャッシュ
ビットマップキャッシュにより、ベクターグラフィックが加速化されました。
ユーザーのプライバシーとセキュリティ:
共有オブジェクトのプライバシーコントロール
オンラインの設定マネージャにユーザー設定が追加され、ユーザーがサードパーティの Cookie を止めることができるようになりました。このオプションは、Flash Player 設定マネージャの [グローバルストレージ設定] タブにあります。このオプションは既定で有効になっていますが、必要に応じて無効にすることもできます。サードパーティの LSO (ローカル共有オブジェクト) が無効になっている場合、LSO の元のドメインがブラウザのアドレスバーに表示されている URL のドメインと一致する場合を除き、Flash Player では SWF で LSO を読み取ったり LSO に書き込んだりすることが許可されません。この制限は、ブラウザ Player にのみ適用されます。
コードの署名
Flash Player 8 では、Player でダウンロードされたすべてのアプリケーション (自動アップデートや高速インストール用にダウンロードされたアプリケーションなど) が、Macromedia によって署名され、Flash Player によって検証されます。
ローカルファイルのセキュリティ
Flash Player 8 には、信頼できるローカルコンテンツ用の新しいセキュリティモデルが導入されています。Flash Player 8 からは、Player でローカルファイルとして再生されるすべてのバージョンの SWF が、インターネット通信へのアクセスを制限されます。この新しい制限は、ブラウザ Player とスタンドアローン Player にのみ適用されます。ムービープレビュー Player、プロジェクタ、および非ブラウザアプリケーションに埋め込まれた ActiveX コントロールのインスタンスには影響がありません。
ローカルコンテンツは、次の 3 つの基本的なカテゴリに分類されます。
- 信頼されないコンテンツ – SWF はローカルファイルシステムにのみアクセスできます。これがローカルファイルの既定の設定になります。
- ネットワーク上のローカルコンテンツ – SWF はインターネットにのみアクセスできます。
- 信頼されるコンテンツ – SWF は、ローカルコンテンツとインターネットコンテンツの両方にアクセスできます。
ローカルファイルのセキュリティに関連する制限は、既に配置されているコンテンツに影響を与える可能性があります。ローカル SWF として実行されるコンテンツを既に配置しており、その SWF がブラウザで再生され、インターネット接続を必要とする場合、Flash Player 8 にアップグレードするユーザーには、操作が安全に実行されない可能性があることを知らせるダイアログボックスが表示されます。ローカルファイルのセキュリティに関する問題の詳細については、このテクニカルノートを参照してください。
インストール操作:
自動アップデートの拡張機能
Flash Player 8 では、Flash Player のアップデートに関する通知方法が変わりました。Flash Player 7 の場合は、アップデートが検出されると、Player によってアプリケーションが起動され、5 分後にポップアップヒント付きのトレイアイコンが表示されます。ユーザーがこのアイコンまたはポップアップヒントをクリックすると、アップデート用のダイアログボックスが表示されます。
Flash Player 8 では、アップデートが検出されると、ユーザーが次回コンピュータを起動したときに、アップデータアプリケーションが起動されるようにスケジューリングされます。起動時に、アップデート用のダイアログボックスが表示されます。トレイアイコンは表示されなくなりました。
高速インストール
最新のコンテンツの表示に必要な Flash Player のバージョンへ簡単にアップデートできるように、Macromedia では統合されたアップデートプロセスを導入しています。新しい Flash Player Detection Kit には、最新バージョンの Flash Player へのアップデートを提供する方法が文書化されています。このアップデート方法では、システムの再起動を必要とせず、エンドユーザーが Player をアップデートした後は元のコンテンツに戻ります。
Flash Player 8.0.24.0 での修正および改善事項
Macromedia Flash Player 8.0.24.0 には、セキュリティ情報 APSB06-03 で説明されているセキュリティ強化が含まれています。
Flash Player 8.0.33.0 での修正および改善事項
Adobe Flash Player 8.0.33.0 では、セキュリティ情報 APSB06-11 に記載されているセキュリティ拡張機能が含まれています。
Flash Player 8.0.34.0 での修正および改善事項
Adobe Flash Player 8.0.34.0 では、セキュリティ情報 APSB06-18 に記載されているセキュリティ拡張機能が含まれています。
Flash Player 8.0.35.0 での修正および改善事項
Adobe Flash Player 8.0.35.0 では、セキュリティ情報 APSB07-12に記載されているセキュリティ拡張機能が含まれています。
Flash Player 8.0.39.0 での修正および改善事項
Adobe Flash Player 8.0.39.0 では、セキュリティ情報 APSB07-20*に記載されているセキュリティ拡張機能が含まれています。
Flash Player 8.0.42.0 での修正および改善事項
Adobe Flash Player 8.0.42.0 では、セキュリティ速報 APSB08-11 に記載されているセキュリティ拡張機能が含まれています。
Flash Player 8.0.42.0 で読み込まれる SWF7 のコンテンツでは、sameDomain のデフォルト AllowScriptAccess 設定が有効になります。
セキュリティに関する変更の詳細、およびコンテンツが影響を受けるかどうかの確認については、Flash Player デベロッパーセンターを参照してください。
既知の問題
一般
- フィルタを適用すると、デバイステキストを使用する Flash コンポーネントが正常に動作しません (マスクを使用するため)。 (132624)
- 動的にロードされた子ムービーがストリーミングサウンドを再生すると、親ムービーのフレームレートが子ムービーのフレームレートまで下がります。 (114870)
- Flash Player は、最初のフレームではストリーミングされるサウンドを再生しません。ムービーの最初のフレームで stop() アクション中にサウンドの断片が再生されることを防ぐため、このように設計されています。この問題を回避するには、ムービーの 2 番目のフレームにサウンドを配置します。 (84631)
- 非システムドライブ (別個のパーティションや CD-ROM など) から FLV をロードすると、相対パスがロードされません。(Macintosh のみ。)回避方法: FLV の絶対パスを使用し、コロンで区切ります。 (97823)
- 次の構成では、FTP ダウンロードがサポートされません (125203)。
- Macintosh 10.2 以降でのスタンドアローン Player では、404 エラーが返されます。
- Windows 98 および Windows XP での Active X およびスタンドアローン Players では、SecurityError が返されます。
インストール / アンインストール
- Player のインストール時に、Flash Player がスタートアップレジストリにエントリを作成したことを警告するポップアップ通知が、Microsoft AntiSpy によって表示されます。このレジストリエントリは、コンピュータの起動時に自動アップデートの通知用ダイアログボックスの表示を有効にするために使用され ます。自動アップデートの通知は、設定マネージャで設定できます。
- 他のアプリケーション (Yahoo Instant Messenger など) が Flash Player を使用しているときにアンインストーラが起動された場合、アンインストールは実行されず、Flash Payer は削除されません。アンインストーラを実行する前に、すべてのアプリケーションを終了してください。
印刷
- 次の場合、印刷は機能しません。
- bitmapData とビデオオブジェクトは、ベクターモードでは印刷できません。 (136539)
- プリント関数、プリントジョブ、または右クリックのショートカットメニューで Flash ドキュメントを印刷すると、印刷されたドキュメントには、ハードコードされたエフェクト、またはスクリプトフィルタエフェクトが含まれません。 (135182)
- このリリースの Flash Player では、300 dpi を超えるプリンタ解像度がサポートされません。印刷結果が不適切な場合は、プリンタの解像度が 300 dpi に設定されていることを確認してください。 (111216)
ブラウザ
- 信頼されるローカル SWF のファイル名またはパスに高 ASCII 文字が含まれている場合、Opera ではサポートされません。 (131328)
- Internet Explorer が、不適切な場所をポイントする HTML ラッパーのない SWF を返す一部の URL リクエスト (フォームデータの HTTP ポスト) を誤ってダイレクトします。その結果、Flash Player 8 ではコンテンツがロードされず、デバッガプレーヤーでエラーメッセージが表示され、Web プレイヤーが失敗します。この問題は Microsoft に報告されています。 (134253)
- Safari では、ファイルメニューから印刷を実行した場合、Web ページ上の Flash コンテンツが印刷されません。この問題は Apple に報告されています。回避方法: Flash Player のショートカットメニューから印刷します。
Adobe Flash Playerチームへのバグの報告
バグを発見された場合は、オンライン上にあるアドビ製品への要望・不具合報告フォームを利用して、バグの詳細をご報告ください。
メモ:大量の電子メールが寄せられるため、個々のご要望への返答はいたしかねます。
Adobe Flash Playerをご利用いただきありがとうございます。また、貴重なご意見・ご要望をお寄せいただきありがとうございます。
