アドビ、2019年第1四半期の業績を発表

 

Adobe Document Cloudの過去最高収益など好調な業績を記録
2019会計年度の目標を上方修正

 

※米国本社発表の業績プレスリリースはこちらをご覧下さい。

 

【2019年3月15日】

米国カリフォルニア州サンノゼ発(2019年3月14日):Adobe(Nasdaq:ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、2019年度第1四半期(2018年12月1日から2019年3月1日)の決算を発表しました。

 

アドビは2019年度より会計基準として「ASC 606」(Accounting Standards Codification 606)を採用しました。アドビが2018年12月に発表した財務目標は以前の会計基準「ASC 605」に基づいていました。本リリースが報告する業績は「ASC 606」に基づいているため、「ASC 605」に基づく目標と比較できるよう、適宜「ASC 605」に基づく業績を掲載しています。

 

「ASC 606」に基づく第1四半期の業績ハイライト

  • 2019年度第1四半期の収益は26億ドルとなりました。GAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は、1.36ドル。Non-GAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は、1.71ドル。

  • デジタル メディア分野の収益は17億8,000万ドル、うちクリエイティブ分野の収益は14億9,000万ドルに拡大。Document Cloudの収益は過去最高となる2億8,200万ドル。デジタルメディア分野の年間経常収益(Annualized Recurring Revenue - ARR)は当四半期末時点で70億7,000万ドルに拡大し、前四半期比3億5,700万ドルの増加。クリエイティブ分野およびDocument CloudのARRは、それぞれ62億1,000万ドル、8億5,600万ドルに拡大。

  • デジタル エクスペリエンス分野の収益は過去最高となる7億4,300万ドル。第1四半期のGAAPベース営業利益は6億9,500万ドル、non-GAAPベース営業利益は9億8,500万ドル。GAAPベース純利益は6億7,400万ドル、non-GAAPベース純利益は8億4,400万ドル。営業キャッシュフローは10億1,000万ドル、繰延収益は32億2,000万ドルに拡大。当四半期中に約210万株を買い戻しました。

  • 営業キャッシュフローは10億1,000万ドル、繰延収益は32億2,000万ドルに拡大。

  • 当四半期中に約210万株を買い戻しました。

GAAP財務目標とNon-GAAP財務目標の対応については、プレスリリース(英語版)の末尾とアドビのWebサイトで説明します。

 

役員のコメント
アドビの会長、社長兼CEO(最高経営責任者)であるシャンタヌ ナラヤン(Shantanu Narayen)は次のように述べています。

「アドビはクリエイティブエコノミーを活気づけ、紙からデジタルへの転換を推進し、カスタマーエクスペリエンス管理を牽引することで企業のビジネス変革を支援しています。当社の第1四半期の業績は、アドビのCreative Cloud、Document Cloud、Experience Cloudがすべて好調を維持していることを示しています。

アドビのエグゼクティブ バイス プレジデント兼CFOであるジョン マーフィー(John Murphy)は、次のように述べています。

「2019会計年度は、過去最高の収益、好調な利益と10億ドルを超えるキャッシュフローで力強いスタートを切ることができました。

 

「ASC 606」と「ASC 605」の比較
以下の表は、アドビの今期の業績を要約し、以前「ASC 605」に基づいて発表した目標と比較したものです。

2018年度第4四半期
目標
マルケトを含まない1

2018年度第4四半期
業績報告
マルケトを含まない2

2018年度第4四半期
業績報告
マルケトを含む

収益合計

24億2,000万ド

24億4,000万ド

24億6,000万ド

GAAP EPS

$1.42

$1.48

$1.37

Non-GAAP EPS2

$1.87

$1.90

$1.83

デジタルメディア分野の収益

前年比最大
22%増

前年比23%増

前年比23%増

デジタルエクスペリエンス
分野の収益

前年比最大
20%増

前年比22%増

前年比25%増

新規デジタルメディア分野の純
ARR(年間経常収益)

最大3億8,500
万ドル

4億3,000万ド

4億3,000万ド

1 アドビは、2018年10月31日のマルケトの買収に先立って、2018年9月13日に2018年度第4四半期の目標を提示し、2018年10月15日に再確認しました。

2 GAAP業績とNon-GAAP業績の対応については、プレスリリース(英語版)の末尾とアドビのWebサイトで説明します。

2018年度第4四半期のその他の業績ハイライト:

  • 前年同期比で見ると、GAAPベースでは営業利益が11%増、純利益が35%増、Non-GAAPベースでは営業利益が18%増、純利益が44%増。
  • 営業キャッシュフローは過去最高となる11億1,000万ドルに拡大。
  • 繰延収益は前年同期比約30億5,000万ドルに拡大。
  • 当四半期中に約160万株を買い戻し、約3億9,700万ドルの現金を株主に還元

 

2018年度の業績ハイライト

2018年度目標
Margentoとマルケトを含まない1

2018年度業績報告
Magentoとマルケトを含む

収益合計

$87億2,500万ドル

$90億3,000万ドル

デジタルメディア分野の収益

前年比最大23%増

前年比26%増

アドビ エクスペリエンス クラウド
のサブスクリプション収益

前年比最大15%増

前年比20%増

アドビ エクスペリエンス クラウド
のサブスクリプション収益2

前年比最大20%増

前年比26%増

新規デジタルメディア分野の純
ARR
(年間経常収益)

最大11億ドル

14億5,000万ドル

GAAP EPS

$4.40

$5.20

Non-GAAP EPS3

$5.50

$6.76

1 アドビは2018年度の目標を2017年12月14日に提示しました。

2 SaaS、マネージドサービス、Adobe Analytics Cloud、Adobe Marketing CloudおよびMagento Commerce Cloudの契約期間ベースの提供による収益およびAdobe Advertising Cloudの合計収益を含みます。

3 GAAP業績とNon-GAAP業績の対応については、プレスリリース(英語版)末尾とアドビのWebサイトで説明します

 

 

2018年度のその他の業績ハイライト:

  • 前年比で見ると、GAAPベースでは営業利益が31%増、純利益が53%増、Non-GAAPベースでは営業利益が31%増、純利益が56%増。
  • 通年の営業キャッシュフローは40億3,000万ドル。
  • 当年度中に合計870万株を買い戻し、20億ドルの現金を株主に還元。

 

「ASC 606」に関する更新情報

 

アドビは2019年度より、「ASC 606」(Accounting Standards Coding Topic 606)に基づいて決算情報の報告を行います。最初の報告は2019年3月の第1四半期報告書になります。アドビが本日提示する財務目標は「ASC 605」に基づいています。これは、アドビが同社の財務システムにマルケト買収を組み込む必要があるためです。2019年度の報告において行われる「ASC 606」への移行は、当社の収益に重大な影響を与えないと引き続き考えています。ただし、2019年度には販売手数料の資本組み入れが行われるため、収益が若干拡大すると予想しています。

 

アドビ、マルケトの買収により2019年度の財務目標を更新

 

アドビは2018年10月15日の財務アナリストミーティングにおいて2019年度の予備的財務目標を提示しましたが、その時点でマルケトの買収は完了していませんでした。アドビは本日、以下の事項の影響を反映させるため、それらの目標を更新し、1株当たり利益(EPS)の目標を提示します。

 

  • マルケトの買収。これには、買収会計による収益、事業費用ならびに繰延収益の償却、および買収資金供給のための費用の拡大が含まれます。
  • 2018年9月以降の世界的な為替相場の悪化。2019年度の予備的財務目標を10月中旬に提示した際、その時期のスポットレートを基準として行いました。

 

以下の表およびコメントは、アドビの2019会計年度の財務目標を要約したものです。

アドビの2019年度合計収益

最大111億5,000万ドル

デジタルメディア分野の収益

前年比最大20%増

デジタルエクスペリエンス分野の収益

前年比最大34%増

新規デジタルメディア分野の純ARR
(年間経常収益)

新規純ARRが最大14億5,000万ドル

デジタルエクスペリエンス年間サ
ブスクリプション申込1

前年比最大25%増

税率

GAAP: 最大10%

Non-GAAP: 最大11%

1株当たり利益

GAAP: 最大$5.54

Non-GAAP: 最大$7.75

1 SaaS、マネージドサービスおよびAdobe Analytics Cloud、Adobe Marketing CloudおよびMagento Commerce Cloudの契約期間ベースの提供による年間サブスクリプション価値を含みます。

2019年度の第1四半期以降、アドビの各四半期の収益は、通年の収益目標によって示される前年比成長率とほぼ同じ成長率で拡大すると予想しています。さらに、新規デジタルメディア分野の各四半期の純ARRは、過去の会計年度の各四半期において達成した成長率と近い比率で拡大すると予想します。ただし、例年の傾向として、第3四半期には前四半期比で純ARRが若干下がり、年度末には第4四半期の純ARRが拡大することを見込んでいます。

 

最近の複数の買収のための会計による繰延収益の減少の影響は、2019会計年度を通じて少なくなっていくため、第1四半期以降、各四半期の営業利益および1株当たり利益成長率は、拡大すると予想しています。

 

GAAP業績とNon-GAAP業績の対応については、プレスリリース(英語版)末尾とアドビWebサイトで説明します。

 

アドビ、2019年度第1四半期の財務目標

 

以下の表は、アドビの2019年度第1四半期の財務目標を要約したものです。

アドビの2019年度第1四半期の収益

最大25億4,000万ドル

デジタルメディア分野の収益

前年同期比大20%増

デジタルエクスペリエンス分野の収益

前年同期比大31%増

その他の営業外費用

最大3,900万ドル

税率

GAAP: 最大で3%

Non-GAAP: 最大で11%

株式数

最大で4億9,500万株

1株当たり利益

GAAP:最大で$1.14

Non-GAAP: 最大で$1.60

新規デジタルメディア分野の純ARR
(年間経常収益)

最大3億3,000万ドル

GAAP業績とNon-GAAP業績の対応については、プレスリリース(英語版)末尾とアドビ社ウェブサイトで説明します。

 

将来的観測の開示(Forward-Looking Statements Disclosure)について

 

本プレスリリースは、実際の業績を大幅に異ならせる可能性のあるリスクと不確実性を内包した、事業の勢い、当社のマーケットにおける機会、収益、営業利益、新会計基準の影響、サブスクリプション サービスの利用件数、季節変動、年間経常収益、その他の営業外費用、GAAPベースおよびnon-GAAPベースの課税率、GAAPベースおよびnon-GAAPベースの1株当たり利益、株式数に関連する将来的観測を含みます。実際の業績を異ならせ得る原因としては、以下が挙げられますが、これらに限られるものではありません。

 

  • 競争において成果をあげることの失敗
  • 顧客の要求に応える製品およびサービスの開発、獲得、市場投入、流通の失敗
  • 新技術の導入
  • サイバー攻撃に関連するリスク
  • アドビまたは第三者によって提供されるホステッドサービスに障害または遅延が生じる可能性
  • 情報セキュリティ、およびプライバシーに関連するリスク
  • 複雑な販売サイクル
  • 当社のサブスクリプションサービスによる収益の認識タイミングに関連するリスク
  • サブスクリプションサービスの更新比率の変動
  • 過去および将来の買収において見込まれた利益達成の失敗
  • 会計原則および税法の変更
  • 当社が事業を行っている国々における金融市場および経済情勢の不確実性
  • 多国籍企業にとって不可避のさまざまなリスク

 

これらおよびその他のリスクと不確実性についての解説に関しては、2017年12月1日を末日とする2017事業年度のアドビの年次報告書(Form 10-K)、および2018年度に発行されたアドビの四半期報告書(Form 10-Q)をご参照ください。

 

プレスリリースに記載された財務情報は、現時点で得られる情報に基づいた推定を反映したものです。これらの数値は、アドビが2018年11月30日を末日とする四半期について2019年1月に提出予定の四半期報告書(Form 10-K)に記載される実際の業績数値とは異なる場合があります。

 

アドビはこれら将来的観測について情報更新の義務を負わず、当面は更新の意図もありません。

 

 

アドビについて

アドビは、世界を動かすデジタル体験を提供します。

アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトに掲載されています。

 

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