アドビ、次世代の統合オムニチャネル ジャーニーオーケストレーションツール「Adobe Journey Optimizer」国内でも提供開始

 

次世代CDPと顧客エンゲージメント機能を統合し、大量配信からリアルタイムの1 to 1コミュニケーションを統合管理可能に

 

 

【2021年5月24日】

アドビ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神谷 知信)本日、リアルタイムインサイト活用してパーソナライゼーション実現する次世代統合オムニチャネル ジャーニーオーケストレーションツールAdobe Journey Optimizer国内で提供開始することを発表しました。ソリューションは、業界で初めて、次世代CDP(Customer Data Platform)Adobe Experience Platformと、メール配信プッシュ通知などのコンテン設計から配信管理行う顧客エンゲージメント機能統合しています。これより企業は、個々キャンペーン管理するだけなく、オンライン顧客行動リアルタイム反映することで、顧客プロファイルオーディエンスセグメント一元管理し、大量配信から1 to 1コミュケーションまで適切なカスタマージャーニー統合管理単一アプリケーション実現することが可能なります。

 

欲しいものをすぐに入手できることが当たり前となった現代、消費者は、企業が自分たちを理解し先回りしてニーズに対応してくれることを期待しています。例えば、在庫の確保に合わせて近隣の店舗で商品を受け取れるオプションの提示や、最新ゲーム機が再入荷したときに送られる通知といったインタラクションは、単にリアルタイムなだけではなく、消費者の都合に沿って展開されています。また、消費者はインタラクションのたびに利用するアプリケーション、デバイス、チャネルを切り替えているため、企業は俊敏性を高め、カスタマージャーニーを再構築することが求められています。

 

カスタマージャーニーがより複雑になる中、企業は顧客プロファイルをチャネルごとに異なるツールで管理していたため、手動でのオーディエンスセグメント設定に手間と時間がかかり、顧客とのコミュニケーションに統一性がなくなるだけでなく、リアルタイムなコミュニケーションの実現が困難という課題がありました。

 

Adobe Journey Optimizerは、AI機械学習最適なコミュケーションタイミング予測し、顧客プロファイルコンテキスト補完することで、顧客リアルタイムインサイト活用して、定期配信(バッチ)から1 to 1顧客体験(トリガー)、一時的大量配信(ブラスト)までパーソライズされた顧客体験単一アプリケーション実現します。

 

Adobe Journey Optimizerの主な特長は下記の通りです。

 

 

1.     単一アプリケーションでインバウンドの情報とメールなどのアウトバウンドのエンゲージメントを統合

Adobe Journey Optimizerは、マーケター顧客体験担当チームが、カスタマイズされリアルタイムインタラクションと、オーディエンス特化してスケジュール配信するメッセージ作成、最適化する作業空間ひとつアプリケーション提供します。ドラッグドロップ方式インターフェイスと、作業のコンテキスト応じて切り替わる直感的ユーザーエクスペリエンスより、マーケターオーディエンスセグメントし、メッセージデザイン、パーソナライズして、最初から最後まで一貫して簡単にカスタマージャーニー編成することができます。

 

 

2.     最新の顧客の状態をシングルビューで提供。顧客の行動を予測することでパーソナライズされたエクスペリエンスを実現

Adobe Experience Platform上にネイティブ構築されたAdobe Journey Optimizerは、複数のタッチポイントおける行動データ、取引データ、オペレーションデータなど、さまざまなデータを、常時更新される単一顧客プロファイル統合します。これより、企業消費者リアルタイム把握することができ、次に取るべき最適行動を予測するためのインサイトリアルタイム取得できるようになります。Adobe Journey Optimizerは、任意のイベント動的に反応するカスタマージャーニー設計できため、企業は、顧客リアルタイム行動(シグナル)反応したり、それらインタラクション幅広いオーディエンスベースエンゲージメントつなげることができます。このように、適切な顧客体験を適切なタイミング提供することで、消費者とって最良の結果をもたらします。

 

例えばある衣料品店で、過去1週間に商品を購入した顧客を対象に満足度調査を実施するとします。加えて、悪天候のため、商品の出荷に一部遅延が生じているとします。企業は、商品が届いていない顧客を特定し、予定していた顧客満足度調査の対象から除外した上で、代わりに過去の購入履歴に基づいたおすすめ商品と割引コードを、パーソナライズされた電子メールとしてお詫びのメッセージとともに送ることができます。あるいは、顧客のデバイスに企業のロイヤルティプログラムのアプリがインストールされていて、たまたま店舗の近くにいた場合、その店舗の在庫に基づいたリアルタイムのオファーをデバイスに送信することができます。

 

3.     AI/機械学習によりオーダーメイドの顧客体験を自動化

Adobe Journey Optimizerでは、AIや機械学習ベースインテリジェンス不可欠要素となっています。企業は、インテリジェンス、学習、予測的インサイト適用して、顧客一人ひとり最適な結果をもたらすために、どのチャネルで、いつ、どのようなコミュニケーション発信するかを決定するプロセス自動化することできます。一元化されたディシジョニング(メッセージ振り分け)エンジンが、顧客データ分析し、対象者、表示頻度、表示回数上限など広範ルール機械学習ベースランキング機能組み合わせて適用し、それぞれ顧客適したオファー適切なポイント選択します。また、担当者は、顧客に送信するメッセージデザインする際のドラッグドロップ操作だけで、パーソナライズされたインテリジェントオファー組み込むことができます。

 

4.     豊富なコンテンツソースをまとめ、チャネルに直接接続

Adobe Journey Optimizer搭載されているデジタルアセット管理機能Adobe Experience Manager Assets Essentialsより、マーケティン側で承認されたアセットクラウド経由で利用できるため、より迅速なアプローチコンテンツ作成できるようになります。Adobe Experience Manager Assets Essentialsは、業界をリードするアドビデジタルアセット管理(DAM)プラットフォームライトエディションで、マーケティングチームクリエイティブチームコラボレーション強化し、初期のコンセプトから本番環境顧客体験提供まで、デジタルアセット保存、発見、配布可能します。

 

Adobe Journey Optimizer構成するクラウドネイティブサービスは、期間限定セールスポーツイベント、世界的ニュースいったピーク時あっても、クラウド規模で迅速にコミュニケーション提供します。さらに、直感的使える目標設定、レポート作成、ダッシュボード機能により、マーケターは、ビジネス最適化するあたって主要な指標を確認して報告することができます。

 

 

 

「アドビ」について

アドビは、世界を変えるデジタル体験提供します。このアドビのビジョンは3つのクラウドサービス支えられています。Creative Cloudは、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上 デスクトップアプリモバイルアプリ、サービス提供しています。Document Cloudでは、デジタル文書作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取り共同作業安全に行えます。Experience Cloudは、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマース対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei活用しています。

 

アドビ株式会社米Adobe Inc.日本法人です。

アドビに関する詳細な情報は、webサイト https://www.adobe.com/jp/ )掲載されています。

 

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