アドビ、FCバイエルンとパートナーシップを締結

パーソナライズされたファン体験を再構築

FCバイエルンがAdobe Experience Cloud 、Adobe Real-Time CDP、Adobe Document Cloud、Adobe Acrobat Signを採用し、ファン体験のDXを推進

【2022年8月3日】

Adobe（Nasdaq: ADBE）（本社：米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ）と、世界有数の歴史と実績を持つサッカークラブのひとつであるFCバイエルンは本日、同クラブのDXを推進するための複数年にわたるパートナーシップを締結したことを発表しました。このパートナーシップにより、現在そして将来の数百万人以上のグローバルなファンに向け、オンラインとオフラインの両方でパーソナライズされた新しい体験を提供するとともに、アドビのエンタープライズソリューションを通じて、より効率的で持続可能なビジネス体験を推進します。

FCバイエルンは、世界中で急速にファン層を拡大しており、新たな方法でファンとクラブの連携に情熱を注いでいます。アドビのテクノロジーにより、ファンをより深く理解することで、よりエンゲージメントが高くパーソナライズされたスポーツ体験の提供が可能となります。

アドビのAdobe Real-Time Customer Data Platform（リアルタイムCDP）を含むAdobe Experience Cloudは、ファンのプロファイルを作成し、サポーターのブランドへの関わり方の理解を深めることで、お気に入りのチームとのよりパーソナルな関係を楽しめるよう支援します。これにより、試合当日のファンの体験が全体的に強化され、グッズの割引、ビデオコンテンツ、チケットの直前販売状況などの情報がサポーターにリアルタイムで通知されます。

FCバイエルンのファンは、プラットフォーム、チャネル、デバイスの垣根を越えた様々なデジタル体験により、アリーナにいても、移動中でも、自宅でくつろいでいても、その瞬間を決して見逃すことはありません。例えば、ゴールが決まった瞬間をリアルタイムで祝福するコンテンツがファンの好みのチャネルで配信され、また、試合後のビデオ解説やハイライト映像も届きます。

FCバイエルンは、Adobe Acrobat Signを含むAdobe Document Cloudも採用することで、デジタル化によるファン、従業員、パートナーの連携を推進します。Adobe Document Cloudにより、会員登録や選手との雇用契約などをスムーズかつ安全に行うことができ、また環境への影響も軽減できます。

FCバイエルンのCEOであるオリバー カーン（Oliver Kahn）氏は、次のように述べています。

「今日のFCバイエルンのファンはデジタルに精通しており、クラブや選手とより親密になれるような新たな方法を求めています。だからこそ私たちは、世界中の何百万人もの情熱的なファンへ試合の興奮を届けることができる、持続的かつ長期的なインタラクションを生み出すことを目指しています。アドビが持つ幅広いエンタープライズアプリケーションの技術を中核とした長期的なデジタル戦略に投資することで、ファンとクラブとの関わり方を深め、次世代のファンを今後何年にもわたって活気づけることを目指します。」

アドビのデジタルエクスペリエンス事業部門担当プレジデントのアニール チャクラヴァーシー（Anil Chakravarthy）は次のように述べています。

「FCバイエルンは世界中に何百万人ものファンを持ち、ファン体験の革新の最前線にいます。今回のアドビとの提携により、FCバイエルンはファンがどこにいてもクラブへの情熱と想いを称えることができるよう、よりパーソナライズされた体験を提供していきます。」

■ FCバイエルン・ミュンヘンについて 

 FCバイエルンは、ドイツで最も成功しているサッカークラブです。国内リーグの最多優勝記録を誇るだけでなく、数々の国際的な栄誉を獲得してきたヨーロッパのトップクラブの1つでもあります。詳しくは、https://fcbayern.com（英語）をご覧ください。