Digital Trends 2021年版から、パンデミック後の未来読み解く

アドビ調査レポート「Digital Trends 2021年版」では、人類歴史上でも稀であろう、大きな変化目の当たりすることになりました。その変化ついて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)影響より何が変わったのか、また企業その影響踏まえて2021年何を計画しているのか、いうふたつの観点から解説します。

 

日本含むグローバル調査から判明したインサイトアドビ視点まとめた、この調査レポートご覧ください。

ビジネス史上最も革新の問われる時期

2020年は、既に注目集めていたトレンド急速拡大したです。そのトレンドとは、デジタル変革です。実に、企業経営陣92%が、デジタル変革優先して進めた回答しています。Digital Trends 2021年版では、この激動時代乗り切るために、企業リーダーどのようにデジタル変革取り組んでいるのかついて解説します。

ニューノーマルの中核を担うデジタル

2020年、デジタル化予想されていた5~10倍ペース進みました。外出制限経済混乱、先行き不透明感などにより、顧客企業これまで以上にデジタル化進めています。デジタル化加速により、従来顧客企業関係に、変化見られます。顧客は、企業とのやり取りよりきめ細かく制御できるようになりました。また、ブランド製品対するロイヤルティ低下しています。さらに、企業60%が、顧客平均購入量商品対する興味関心変化したことを認識しています。

 

B2B分野にも、新型コロナウイルス感染症影響及んでいます。多く企業が、取引先企業対し、消費者向け取引見られる利便性同じような水準求めるようになりました。

 

アドビでは、従来からCX(顧客体験)重要性ついて言及してきましたが、実際に顧客体験重視している企業では、2020年後半業績向上しています。この困難時期そのあるニューノーマル中核を、デジタル担うことは間違いがありません。

戦略策定上の大きな役割

2020年は、企業戦略策定おいて、マーケティング思考決定的役割果たしたなりました。経営陣80%が、新型コロナウイルス影響より、戦略策定おけるマーケティング役割拡大した回答しています。実店舗対面式サービス利用していた顧客オンライン移行していることで、デジタル環境への対応さらに重要なっています。デジタルファースト消費者対応することを、企業急務捉えてきましたが、この移行マーケティング重要性さらに高めることになりました。

 

2021年は、スピード俊敏性問われることになるでしょう。多く企業では、既に様々データ収集しています。そのため、いかに迅速顧客体験パーソナライズし、すばやく顧客行動対応することができるのかが差別化鍵を握ります。また、マーケティング施策変化伴い、テクノロジー基盤への投資イノベーション増加すること予測されています。

在宅勤務の増加

最も大きな変化ひとつは、在宅勤務への移行です。Digital Trends 2021年版では、2020年第1四半期には、マーケター28%が、少なくとも週に1~2日在宅勤務していたことを明らかにしました。その半年後、新型コロナウイルス感染症よる影響調査したところ、その数字80%まで上昇しました。

 

一部企業では、在宅勤務よる生産性急激低下懸念していました。しかし実際には、経営陣70%が、生産性安定または改善している回答しています。これは、従来生活戻る際に、企業とって興味深いジレンマ引き起こすこと示唆しています。在宅から会社勤務戻ること好意的とらえる従業員いれば、反対在宅勤務ままでいたい考える従業員いるからです。調査した多く企業では、テレワーク集中型オフィス両方組み合わせた新たな働き方採用する傾向あります。この新たな働き方への取り組みは、企業文化ひとつとして、競争上優位点示す材料なることが予測されています。

2021年への答えはここに

新たなトレンドを見いだし、そこから生まれる機会をとらえるために、「2021 Digital Trends Experience」をご覧ください。

2021年は「俊敏性」が不可欠に

困難状況下おいて、企業否応なしに、様々変化すばやく対応することを迫られました。「俊敏性」意識することなく、新型コロナウイルス感染症影響より、経営陣必然的そのその変化対応し、協力して困難立ち向かう必要あったのです。これに加えて、自宅仕事することで気が散ることなくなり、「深く思考する」時間増えました。

 

Acxiomような企業では、従業員自律的行動起こし、新たな試み取り組むことができるようにしたことで、顧客へのサービス向上し、優れた人材採用可能なりました。一方、大規模企業は、そのようなアプローチ継続的採用することには消極的です。中規模企業50%が、俊敏性高い取り組み継続する予定であるのに対して、150億円以上売上有する企業ではわずか28%過ぎません。企業規模かかわらず、安定した事業活動状態戻ることで、マーケターは、従来抱えていた組織内慣例分断という課題再び直面するわけではありません。

従業員のマインドセットが強みに

顧客体験対極従業員体験です。多くの企業では、従業員満足度経営的成功との関連性認識して以来、組織マインドセット高める取り組み注力しています。「マインドセット醸成積極的取り組んでいる」評価されている企業では、それぞれ業界おいて、他の企業比べて優れた業績上げている割合40%高くなっています。

 

アドビ記事では、そのため必要となる遠隔チーム構築するためヒント解説しています。Digital Trends 2021年では、困難状況下おいて、会社から支援受けた認識している従業員は、そうでない従業員比べて、自社2021年戦略ポジティブとらえている割合50%高いことが明らかなっています。新たな働き方広まる中、従業員燃え尽き症候群なるのを防ぎ、在宅勤務者仕事プライベート時間しっかり切り離せるようにするためには、組織マインドセットさらに重要なります。

2021年に注目すべき、さらなる変化

共感を得る顧客体験
顧客共感得ることが、ブランド差別化要因なります。顧客きちんと理解することで、顧客一人ひとり合ったサービス提供できるからです。

顧客信頼足るブランドパーパス(ブランド存在意義)重要
ブランドパーパス記した800超える文章分析したところ、信頼の置ける顧客志向もの40%過ぎませんでした。

2021年のキーワードはMOPS
MOPS(マーケティングオペレーションズ)とは、データワークフロー、テクノロジー管理などの面で、現代マーケティング活動基盤なるものです。

自社のマーケティング戦略を進化させるために、

Digital Trends 2021年版をご覧ください。