
画像をPDFに変換するといったシンプルな作業は、サクッと済ませたいもの。「Adobe Acrobat オンラインツール」を使えば、Windows 10やWindows 11などをお使いの方も、オンラインでカンタンにファイル変換が可能です。この記事では、複雑なソフトを使わずに、わずか数ステップでJPGをPDFに変換する方法をご紹介します。迷わずスムーズに、ファイル変換を済ませましょう。
わずか数ステップでJPGをPDFに変換する方法
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無料の「Adobe Acrobat オンラインツール」は、PDFを開発したアドビの公式ツール。
PDFファイルの各種変換や圧縮、結合、ワンクリックで文書を要約してくれるAIアシスタント機能など、PDFに関する25以上の機能を使うことが可能です。
JPGをPDFに変換したいときは「画像(JPGやPNG)をPDFに変換」機能で、サッと変換してみましょう。手順は以下のとおりです。
- 「画像(JPGやPNG)をPDFに変換」にアクセスします。
- 画面中央のエリアにファイルをドラッグ&ドロップするか、「ファイルを選択」をクリックしPCに保存されているファイルを選択してください。
- ファイルがアップロードされると、自動的にPDFファイルへの変換が始まります。
- 変換後のPDFファイルは、画面左上の「ダウンロード」ボタンをクリックすると、自分のPCにダウンロードできます。
なお、ダウンロードボタンの右側にある「リンク」ボタンをクリックすると、リンクでの共有も可能です。リンクの共有に関する内容は、以下の記事でも解説しています。資料の共有にお悩みの方は、あわせてご確認ください。
【無料】PDFをURLにして共有する方法!特定ページのみもOK
Windows 10・11でJPGをPDFに変換する方法
ファイル形式を変換するのに最も手早いのは、上記のようなオンラインツールを使う方法です。ただ、Windowsを使ってオフラインでファイル形式を変換したい場合は、以下の手順でも実行できます。なお、Windows 10とWindows 11どちらでも、基本的な操作手順は変わりません。
- 変換したいJPGファイルを開きます。画像は、コンピューターのデフォルトビューアーで開かれます(Windowsの規定アプリは「フォト」です)。
- Ctrl+Pをクリックして「印刷」ダイアログボックスを表示します。
- 「プリンター」のドロップダウンリストを開き、「Microsoft Print to PDF」を選択します。
- 「印刷」をクリックします(この操作は実際にファイルを印刷するのではなく、ファイルエクスプローラーのダイアログボックスを開くためです)。
- 新しいダイアログボックスでは、ファイル拡張子がPDFになっています。ファイルをPDFとして保存する場所を選択し、ファイル名を確認・設定のうえ、「保存」をクリックして確定します。
以上で、JPGをPDFに変換できます。
PDFファイルは文書を紙に印刷したときと同じレイアウトで保存でき、PCやスマホなど、どんな環境で開いても基本的に同じように表示できるのが特長です。
文書をパスワードで保護でき、印刷代や紙代の削減にもつながるので、契約書類やマニュアルなど、様々な文書に採用されています。
また、PDFファイルに変換すれば、注釈を付け加えたり、マーカーを引いたりすることも可能です。
「Adobe Acrobat オンラインツール」はセキュリティ面にも配慮されていて安全に使えるので、日々の業務にぜひお役立てください。
また、電子署名やテキストの差分比較機能など、より高度な機能が搭載された「Acrobat Pro」も便利です。業務効率化を推進したい方は、ぜひ一度お試しください。
JPGのPDF変換に関するよくある質問と回答(FAQ)
最後に、JPGのPDF変換に関するよくある質問に回答していきます。
JPGをPDFに変換する際、画像の品質は保持されますか?
はい、Adobe Acrobat オンラインツールやWindows10・11の「Microsoft Print to PDF」機能を使用してJPGをPDFに変換する場合、元の画像品質は基本的に保持されます。ただし、元のJPG画像の解像度や品質が低い場合、変換後のPDFでもその品質が反映されます。
複数のJPGファイルを1つのPDFにまとめることは可能ですか?
はい、可能です。有償版のAdobe Acrobatを使うと、JPGファイルを一つひとつPDFファイルに変換することなく、複数の画像(JPG・PNG)を一括してPDFファイルにまとめられます。有償版は、Acrobat StandardやAcrobat Pro、Creative Cloudのコンプリートプランを契約している方ならどなたでも使えます。
オンラインツールを使用する際、アップロードしたファイルのセキュリティは保護されていますか?
Acrobat オンラインツールは、アップロードされたファイルを暗号化するため、安全です。ログインせずにAcrobat オンラインツールを利用した場合、アップロードしたファイルはサーバーから短時間で削除されます。ログインした場合は、アップロードしたファイルは暗号化されたのち、クラウドストレージに自動で保存され、いつでも削除できます(セキュリティに関する取り組みについて詳しくは「アドビのセキュリティについて」もご確認ください)。
Windows 10・11の「Microsoft Print to PDF」機能を使用する際、画像のサイズや向きを調整することは可能ですか?
はい、可能です。画像を開いた状態で「編集」項目から画像の向きや角度の変更が可能です。その後に、Ctrl+Pをクリックして「印刷」ダイアログボックスを表示し、PDF化しましょう。
変換後のPDFファイルを編集することはできますか?
はい、Adobe AcrobatオンラインツールやAdobe Acrobat Proを使用すれば、変換後のPDFファイルの編集・ページの回転・並び替えなどが可能です。
さらに、Adobe Acrobat Proでは高度な編集機能が利用でき、 企業利用に適した法人版Acrobatもご用意しております。以下のページでは、法人版に関する内容をわかりやすくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
【5分でわかる】法人向けAcrobatのすべて
JPG以外の画像形式(PNG・BMP・TIFFなど)もPDFに変換できますか?
はい、Adobe Acrobat オンラインツールはJPGだけでなく、PNGやBMP、TIFFなどの一般的な画像形式もPDFに変換することが可能です。
変換後のPDFファイルの容量を圧縮する方法はありますか?
はい、Adobe Acrobat オンラインツールの「PDFを圧縮」機能を使用すれば、変換後のPDFファイルの容量を圧縮できます。手順は以下のとおりです。
- Adobe Acrobat オンラインツールの「PDFを圧縮」ページにアクセスします。
- 「ファイルを選択」をクリックし、圧縮したいPDFファイルを選択します。
- 圧縮レベルを選択し、圧縮を実行します。
- 圧縮後のPDFファイルをダウンロードします。
また、以下の記事ではMacやiPhoneでPDFを圧縮する方法をご紹介しています。
【無料】MacでPDFを高画質で圧縮・ファイルサイズを小さくする方法
変換後のPDFファイルにパスワードを設定することは可能ですか?
はい、Adobe Acrobat Proを使用すれば、変換後のPDFファイルにパスワードを設定して保護することが可能です。手順は以下のとおりです。
- Acrobat オンラインツールの「PDFを保護」にアクセスする。
- パスワードを入力する。
- パスワードをかけたPDFファイルをダウンロードする。
https://milo.adobe.com/libs/img/mnemonics/svg/acrobat-pro-64.svg
ぜひAdobe Acrobatオンラインツールをお試しください
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