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Adobe Premiere Proでインポートしたカスタムフォントを利用
動画クリップの字幕やオーバーレイテキストをスタイリッシュにまとめてみましょう。このチュートリアルでは、業界標準の動画編集アプリに高品質のフォントをインストールする方法を紹介します。

フォントとセンター
映画制作者やビデオグラファーは、個性的なセット、撮影のタイプ、焦点を当てたい登場人物などを使うことで作品に個性的なタッチを表現します。スクリーン上の言葉とスタイルは、自分の独創性を表現する効果的な方法です。好みのフォントを見つけ、それが作品のインスピレーションになったなら、Premiere Proを使って入力を始めましょう。
Adobe Creative Cloudのメンバーシップがあれば、多数の無料フォントのカタログにアクセスし、それをPremiere Pro、After Effects、Acrobat、Photoshopなど好みのアドビアプリで使用できます。Adobe Fontsで必要なフォントが見つかりませんか?その場合、サードパーティのwebサイトとデベロッパーからフォントをインストールできます。
フォントブックに新しいフォントを追加する2つの方法
Adobe Fontsに
TypekitはAdobe Fontsと言う名前に変わり、14,000種類以上の無料フォントから、好みのフォントを選んで多くのアドビアプリで自由に使うことができるライブラリです。コレクションをブラウズして、動画クリップのムードによく合うプリセットフォントを検索しましょう。
自分で見つけて選択する
フォントを幅広く検索したい場合は、Adobe Fontsが役に立ちます。MacとWindowsの両方で使えるMicrosoftとアドビの共同開発のツール、OpenTypeのような他のソースからもフォントをインストールできます。PCにzipファイルとしてダウンロードすれば、自動的にライブラリに追加され、後から使用できます。サードパーティのフォントの多くは無料ですが、フォントによっては使用する前に購入する必要があります。
必要な事前準備
好みのフォントを見つけたら、それを作品に簡単に取り込むことができます。始める前に以下に注意しましょう。
- エンドユーザー使用許諾契約(EULA)について理解し、使用するための適切な権利とライセンスを保有していることを確認します。
- TrueType(TTF)またはOpenType(OTF)フォントファイルを使用していることを確認します。
- 新しいフォントが512MB以上のサイズにならないようにします
以上のすべてにチェックマークで確認ができましたら、次の段階に進むことができます。
フォントを追加、削除する方法
1. デスクトップでCreative Cloudアプリを開きます。
2. 右上にあるフォントアイコン(f のマーク)をクリックして、フォントウィンドウを開きます。
3. 「その他のフォントの検索」をクリックします。アプリ内またはwebサイトのAdobe Fontsに誘導されます。
4. そこから、すぐに使える多数のフォントを参照できます。気に入ったフォントが1つまたは2つ(または6つでも)見つかったら、「フォントをアクティベート」ボタンを切り替えて、Creative Cloudに取り込みます。
5. 「OK」をクリックして、フォントのEULAに同意し、Creative Cloudで使用するためにアクティベートします。

これで、選んだフォントをすぐにでも使えるようになりました。Premiere Proを開いて、グラフィックス/フォントを追加の順序でクリックすれば開始できます。旧バージョンのPremiere Proやオペレーションシステムを使っていても、比較的簡単にフォントを加えることができます。Mac OSの場合はFont Bookアプリを開き、「追加」ボタン(「+」印)をクリックして、好みのフォントを見つけたら「開く」を選択してインストールします。
Windowsの場合は、使いたいフォントをダウンロードした後(通常は圧縮されたzipファイル)、フォントを右側クリックして、「展開」を選択します。TrueTypeとOpenTypeフォントファイルを参照できます。どちらかのフォントを右側クリックして、「オプション」から「インストール」を選択します。
他のソースから最適なフォントを見つけた場合も、簡単に追加できます。Creative Cloudを開き、「フォント」のボタンを押して「アクティブフォント」のワークスペースを開き、「Creative Cloudにフォントを追加」をクリックします。好みのフォントファイルをドラッグ・アンド・ドロップまたは選択して、自分のアカウントにアップロードすれば、後で使うことができます。
これで、すべてのフォントが使えるようになりましたが、Premiere Proは最初、フォントを認識しないかもしれません。フォントが表示されない場合は、アプリを再始動して、トラブルシューティングを試してみましょう。トラブルシューティングを使えば、ほとんどの問題は解決することができます。
フォントを削除するには2回クリックします。Premiere Proを使っている場合は、「その他のフォントを検索」メニューの左側にある3つの点をクリックします。すべてのフォントのアクティブ化を解除するか、使っていないすべてのフォントのアクティブ化を解除するか、というオプションがあります。どちらかの方法を選ぶと、それらのフォントはコレクションからすべて削除されます。それらのフォントが必要になった場合は、いつでも再度アクティブ化することができます。

アドビのデフォルトフォントからの脱却
カスタムフォントを使うと、作品に個性的な雰囲気を簡単に加えることができます。真似することが難しい、珍しいタイプのフォントをインターネットで検索してみましょう。例えばドキュメンタリーを制作しているとしましょう。よく使われるエイリアルやヘルヴェティカといったフォントの代わりに、温かみがあって見た目の良いメリウェザーなど、ユニークな外観のフォントを使ってみましょう。
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