屋内撮影に合ったカメラの設定方法
適切なカメラ設定と写真編集ツールを使って、屋内撮影の様々な照明条件を克服する方法を学びましょう。
屋内撮影では、常に撮影に適した照明があるわけではありません。明るくクリアな写真を撮るには、屋内撮影に適したカメラ設定が不可欠です。屋内で写真を最大限に上手に撮るコツをいくつかご紹介します。
屋内撮影に適したカメラ設定
室内で撮影する際の最大の課題は照明です。屋内空間では、十分な照明があるとは限りません。カメラを適切に設定しなければ、問題が起こる可能性があります。
室内で写真を撮影する最善の方法は、三脚を使用することです。三脚でカメラが安定するので、より長いシャッタースピードや、低めのISO感度が設定でき、暗い照明条件に対処できます。三脚がある場合の屋内撮影には、次のカメラ設定を使用します。
できる限り低いISO感度(約100)
ポートレートにはF/4以下、広角ショットにはF/11の絞り値
ホワイトバランスのプリセットを選択、または特定の照明条件に応じたカスタム設定を使用
編集しやすくするためにRAWフォーマットで撮影
三脚がない場合は、カメラの揺れによるぶれを防ぐために、シャッタースピードを1/100以上に保ちます。光が十分にない屋内空間の場合、シャッタースピードを速く保つためにISO感度を約800以上まで上げた方がいい場合もあります。
写真編集ソフトで屋内写真を加工
三脚の有無にかかわらず、撮影した写真は、Adobe Photoshop Lightroomのような写真編集ソフトで編集するのがおすすめです。露光量、カラー、コントラスト等の要素を調整して、屋内写真を思い通りに仕上げましょう。光量が少ない条件で撮影した高ISOのショットからノイズを減らすこともできます。
PhotoshopとLightroomで、室内で撮影した写真の魅力をアップさせましょう。