高品質のプロモーションビデオをビジネスに活用

最初のコンセプト段階から最終仕上げまで、成約率を上げる方法やマーケティングビデオ、商品ビデオの作り方を学びます。

タブレット、スマホ、ノートパソコンになど複数のデバイスにデザイナーバッグのプロモーションビデオが流されている画像

プロモーションビデオの基本

プロモーションビデオとは、製品やサービスを宣伝するためのビデオです。ブランドを紹介するための本格的なビデオでも、特定の製品の説明動画も基本は同じです。すなわち、そのビデオを見る人にある価値を伝えることです。 

 

この種のプロモーションにはビデオは最適な手段です。「もし絵が1,000の言葉を語るなら、ビデオは1万から2万ぐらいの言葉を語ります。効果的なビデオであればたとえ短くても、文字を使ったり直接人に話したり、あるいは写真を使うより、ずっと効果的に伝えられます」と映像制作者のテイラー・カバナーさんは言います。

 

プロモーションビデオを作成する人へのアドバイス

効果的なビデオの作成はプランニングから始まります。始める前に、ビデオの主となる目的、メッセージ、ターゲットとする顧客について考えます。 

 

事前に計画する

オリジナルのプロモーションビデオを作る場合、伝えようとするメッセージが何か、ゆっくり考えて明確にします。クライアントのために作るのであれば、全ての事を明確にするために、クライアントと十分話し合う必要があります。クライアントの中には、自分が何を求めているのか明確にしている人もいますが、多くの場合そうではありません。「クライアントと何度でも話し合って、自分のアイディアを見せ、それがクライアントの意向に沿っていることを確かめます。ビデオの内容について創造力を働かせて構築していく過程で重要点を確認しながら、特別なアイディアや詳細があれば、それらを加えていきます」とカバナーさんは言います。プロモーションビデオでは、自分自身もクライアントも内容をしっかり把握しているという確信を持って、撮影の日に臨むことが大切です。

テーマを見いだす

プロモーションビデオを作るにあたり、テーマを見つけることは重要です。良いテーマ見つかるといつも、人はそれに惹かれていくものです。「ただ、製品が何なのか、どんなサービスをするのか、だけではダメです」とカバナーさんは言います。映像制作者のマイク・レナードさんによると、ビデオの長さを決めるのはテーマであるとのことです。「長めのビデオは、テーマのメッセージ性が良ければ、ビデオ全体が良くなります。繰り返しを避け、メッセージが何かを明確に理解して、ビデオを作ることが大切です」とレナードさんは言います。

 

見る人のことを考える

ビデオを見る人を惹きつけるには、見る人がどのような人なのかを把握する必要があります。「リサーチして見る人を知り、その考え方を理解してください」とカバナーさんは言います。ビデオを見る人との関わり合いについて真摯に考えます。単にモノを売るのではなく、消費者の価値観や信じているものに対してアピールすると、消費者はそれによく反応してくれます。「消費者の関心を失うことと、彼らを満足させるのは紙一重の差で決まります。そこで必要になるのが、良いプロモーションビデオを作る手段とスキルなのです」とカバナーさんは言います。

 

他のビデオからインスピレーションを得る

現在リリースされているビデオのコンテンツを見てみます。何が良いのか、良くないのかに注意しながら、他のブランドのビデオを見てみます。「際立って良いビデオからインスピレーションを得て、そこから自分のビデオを創り出すのです。映像的で驚きがあり、サービスや商品を中心にして、それを良く表現できるようなテーマ性のあるビデオを作るのです」とカバナーさんは言います。 

 

どのようなコンテンツにするのか確かめる

撮影を始める前に、クライアントが必要とするビデオ形式、ビデオの長さ、解像度を確かめておきます。「なるべく早い時期に、どんなプラットフォームでビデオを見せるのかクライアントに尋ねます。そうすれば、SNSや Webページで必要となるフレームサイズ、オリエンテーション、必要な規格、タイムパラメーターなどが、分かってきます」とカバナーさんは言います。機器の規格は、ビデオの撮影方法に影響を与えるの、前もって形式を知り、そのための計画を立てることが必要です。 

さまざまなファッション製品とポーズをとるモデルのコラージュ
さまざまなファッション製品とポーズをとるモデルのコラージュ

ストーリーボードと撮影リストを作る

他のタイプの動画制作と同様に、細部にわたる準備をしておけば時間とコストを節約し、ストレスを軽減します。撮影前に、ビデオの目的と、再生するプラットフォームを知っておきます、自分自身とクライアント両方が満足できるストーリーボードを作り、調整を加えていきます。そして、撮影リストを作成し、撮影日に全てが整い、カメラが効率よく設定されているようにします。このようにすれば、必要なツールが全て揃っているかどうか確認することもできます。

 

自分の作業にアートを見つける

セールスビデオだからといって、アーティスティックなスタイルを入れてはいけない、という理由はありません。HD ビデオカメラやAdobe Premiere Proといった製品を使えば、映画制作者のようなプロモーションビデオの作品を作ることができます。「美的な要素を入れてみます。ビデオを作るのは誰でもできます。でも、そこに美的な要素を入れ、映画風な感じにすることも可能です。まだ誰もやったことない事をやってもいいのです。何か、人を驚かせるような事をしたり、雰囲気のある美しい物を映像の中に入れてみます」とカバナーさんは言います。

インタビューのコツ

プロモーションビデオにインタビューやナレーションを入れる場合は、それを録音する事から始めます。 

 

チェックリストを持っていく

インタビューは注意深く撮影しなければ、いかに会話の内容が素晴らしいものであったとしても、それは良いビデオとは言えなくなります。レナードさんは、是非とも捉えたいサウンドバイトがあれば、それが入ったシナリオを書いておくことを勧めます。「私はこれだけは入れたいというサウンドバイトのリストと質問リストを作っておきます。そして、質問に対して答えが発せられると、それはチェックリストから外します」と彼は説明します。  

 

出演者を演出する

マーケティングビデオ用のインタビューをする時は、出演者に指示を与えます。出演者が、答えて欲しい内容をほぼ発言した場合は、さらに良い内容を発言してもらうようにします。「遠慮せずに、別の言い方で発言してもらうよう頼みましょう。インタビューの大枠は決めるのは制作者ですが、発言内容をこちらから与えてはなりません」とレナードさんは言います。 

 

制作のコツ

撮影日には計画表を持って行きますが、柔軟性をもって撮影に臨みます。

様々なアスペクト比を比較する画像
様々なアスペクト比を比較する画像

色々なアスペクト比で撮影する

ビデオを横長と縦長両方の形式にする場合は、フレームのことを考慮する必要があります。「画像の3分の2をカットしてしまうと、横幅を十分とって撮影したつもりの画像でも、幅が狭くなってしまうので、フレームラインツール(映像を正確に調整するソフトウェア)が必要になります。また、画像が横長から縦長になった時、どのように映るのかよく考える必要があります」とカバナーさんは言います。

 

良いbロールを撮る

インタビューやボイスオーバーのナレーションを録画する場合、テーマをどのように撮るのか、bロール映像の長さはどうすのか明確にしておきます。インタビューの時に、予想もつかなかった返答が出てきて、それを新たに撮影リストに追加しなければならないことがあります。その場合、撮影リストの中で適切な場所を見つけ、それを撮影全体に合うように適切な長さの映像を撮ります。

 

臨機応変に対応する

撮影をしていくうちに、どのシーンがより強く人の心に訴えるかが分かってきます。「撮影後、必ず変更したい箇所が出てきます。それは強く心に残るシーンがあるからで、それに合わせて変更したいと思います。それは最初に予定した事とは違うかもしれませんが、それも後処理で必要な作業なんです」とカバナーさんは言います。 

Adobe Premiere Pro で動画にタイトルを追加する画像

 

編集してビデオを完成させる

Premiere Pro には、コンセプトを具体化し、思い通りのビデオを作るためのツールが全て揃っています。モーショングラフィック・ビデオテンプレートでイントロを作り、Adobe Stockから音楽を選んでミュージックトラック を加えます。Auto Reframeを使って、各種SNSのアスペクト比に合わせて、即時にビデオ形式を変えることもできます。

 

プロモーションビデオを制作する対象が、ランディングページ、SNS、プレゼンン用のスライドショーなどであっても重要なことは、見る人に敬意を払い、ビデオのテーマと映像で見る人とのつながりを築くことです。

寄稿

Adobe Premiere Pro の多彩な機能

どこにいても映画テレビ、Web ページに使える印象深い映像を作成できます。

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