テキストの特殊効果を使うと、印刷やweb用プロジェクトでインパクトを高めることができます このチュートリアルでは、映画ポスターのテキストに、インパクトのある エフェクトをかけていきます。
操作は比較的簡単です まずはツールバーで横書き文字ツールを選択し オプションバーで基本的なフォントプロパティを設定していきます フォントメニューをクリックします 今回は、セリフのないプレーンなフォントを使用します セリフなしのフォントだけを表示するには、「フィルター」メニューで 「サンセリフ」を選択します 映画ポスターでよく使われる、インパクトの強いフォントにしたいので ディスプレイフォントで、大文字の長体フォントを 探しましょう 上にスクロールして、「DIN Condensed」フォントを選択します このフォントがない場合は、これに似た 長体のフォントを選択してください フォントサイズフィールドに移動します かなり大きめの文字にしたいので、100ポイントに設定しましょう 次にフォントカラーフィールドをクリックし 表示されたカラーピッカーで白をクリックして、「OK」をクリックします 次は映画のタイトルを入力します。
画像内をクリックすると このようなプレースホルダーテキストが表示されるので これを上書きして入力します。
タイトルは 「THE ILLUMINATOR 」です カーソルを移動すると 一時的に移動アイコンが表示されるので、ドラッグして テキストを画像の下部に移動させます テキストを右にずらして中心に寄せましょう これを行うには、移動ツールを使うと簡単です ツールバーで移動ツールを選択して、テキストを確定させます 次に テキストをクリックしてドラッグします ピンクのスマートガイドを使って中心に配置します 次は楽しい作業です。
テキストにエフェクトを追加していきます レイヤーパネルに移動し、Illuminatorのレイヤーをダブルクリックすると 「レイヤースタイル」ダイアログボックスが開きます ここで様々なエフェクトを試すことができます 今回はグラデーションオーバーレイを適用します ダイアログボックスの左側で「グラデーションオーバーレイ」を選択すると 中央のオプションがこのエフェクトの設定項目に切り替わります 「グラデーション」フィールドをクリックして、グラデーションエディタを開きます まずはプリセットを試してみましょう オレンジ、黄色、オレンジのプリセットをクリックします 結果はドキュメントウィンドウで確認できます 思っていたイメージと少し違うので、もう少し調整していきましょう グラデーションエディタの下部にあるグラデーションを見ると 3つの終了点があります 下の方にオレンジを多めに塗り 上に行くほど黄色くなるようにしたいので 右端のオレンジの終了点を選択し 下の「削除」をクリックします 次に、黄色の終了点を右にドラッグします 表示された中央のスライダーも 右にドラッグして オレンジが黄色よりも多く表示されるようにします ドキュメントウィンドウを見ると、思ったとおりに表示されているので 「OK」をクリックしてグラデーションエディタを閉じます 「レイヤースタイル」ダイアログボックスでもう一度「OK」をクリックし、ウィンドウを閉じます ここから、文字レイヤーをさらに追加していきます 手順は同じなので、ここからはスピーディに進めていきます 文字ツールを選択して画像内をクリックします この文字だと大きすぎるので オプションバーで ポイントサイズを小さくします フォントも変えていきます 私はこのフォントを選びますが、他の長体フォントでもかまいません スタイルはRegularにします テキストを入力し 移動ツールを選択して目的の位置にドラッグします 次に、この文字レイヤーのコピーを作成します MacのOptionキーかWindowsのAltキーを押しながら 下にドラッグすると、コピーが作成され、位置合わせも簡単にできます この文字レイヤーに変更を加えていきます 文字ツールを選択し、テキストをクリックしてドラッグします オプションバーでポイントサイズを変更し カラーフィールドで色を変更します テキストも変更します もう一度移動ツールを選択し、目的の位置にドラッグします 以上、Photoshop CCの基本的なテクニックを使って 映画ポスターらしい、インパクトのあるテキストを作成しました ここからさらに、色やレイヤースタイル、フォントなどを変更して ニーズに合った独自のテキストエフェクトを 作成してみてください
