アプリケーション、ソース、印刷パスを問わず、あらゆる印刷ジョブで最適な印刷エクスペリエンスを実現します。最新の業界標準に完全に準拠しています。
すべてのパスで一貫した印刷エクスペリエンス
今日の動的なオフィス印刷環境では、多様なデバイスとネットワークがさまざまな場所で運用されており、従来の印刷パスとドライバーレス印刷パスの両方が、変化し続ける状況に加わっています。一貫したユーザーエクスペリエンスを提供するために、印刷OEMメーカーは、多くの可変要素が存在する中で一貫した印刷エクスペリエンスを提供する必要があります。Adobe Embedded Print Engineは、PDFの業界標準であるAdobe Acrobatの画面に表示される内容を印刷紙面上に忠実に再現する、真のWYSIWYG印刷エクスペリエンスを提供します。すべての印刷ジョブで信頼性が高く一貫した印刷を保証します。
印刷標準への準拠は、ユーザーが購入を決定する際に重要となります。アドビは、デバイスが、AirPrintやMopriaなどのドライバーレス印刷標準の認定を取得するための支援を提供します。Adobe Embedded Print Engineは、Apple AirPrint標準に沿った品質とパフォーマンスを保証し、Appleデバイスで優れた印刷出力を実現します。Mopriaへの準拠を達成するには、デバイスがPDF、PCLm、PWG Rasterをサポートしている必要があります。これらはすべて、Embedded Print Engineでサポートされています。
クラス最高の品質とパフォーマンス
Adobe Embedded Print Engineは、世界中のOEMメーカーに信頼されている標準の印刷RIPです。
世界中のOEMメーカーに信頼されている標準印刷RIPであるAdobe Embedded Print Engineは、比類のない優れた印刷を実現します。最新のAdobe Core Technologyを搭載し、ネイティブPDFレンダリング、最新のPDF仕様のサポート、優れたフォント処理、色再現、複雑な透明オブジェクトの忠実なレンダリングなどを可能にし、PDFの業界標準であるAdobe Acrobatの画面上に表示される内容に最も近い出力をもたらします。ネイティブでのPDFレンダリングと最新のPDF仕様のサポートにより、比類ない品質を実現します。その高度な並列処理と最先端のアーキテクチャはパフォーマンスを向上させ、印刷RIPテクノロジーの最高峰を求めるOEMメーカーにとって最適な選択肢となります。Adobe Embedded Print Engineは、ユーザーフレンドリーで直感的なインターフェイスも備えているため、習得期間が最小限に抑えられ、迅速な導入が可能です。
未来に備える
RIPの機能を拡張して、顧客に高度な機能と付加価値を提供します。
アドビのRIPソリューションとRIPにとどまらないイノベーションの基盤となるAdobe Embedded Print Engineで、印刷の未来をご確認ください。当社のクラウド対応テクノロジーは、貴社のクラウドインフラストラクチャにシームレスに統合され、組み込みRIPを搭載できないリソース制約のあるラスターデバイスでも高性能なPDF印刷を可能にします。
RIP以外にも、アドビのPDFイメージングとAIに関する専門知識を活用して、「プリンター」から「プリンターとサービス」のビジネスモデルへの移行に役立つサービスを提供しています。アドビのRIPにとどまらないテクノロジーを使用すると、顧客にさらなる価値をもたらし、市場性のある革新的なソリューションを開発できます。
グローバルフットプリント
多くの大手OEMメーカーに採用され、現在も多くのメーカーが開発中です。
アドビは、PostScriptやPDFなどの画期的なイノベーションの豊富な実績を活かし、RIPテクノロジーをリードし続けています。世界の印刷OEMメーカーは、Adobe RIPテクノロジーを使用してデバイスを改良しています。アドビはA3セグメントで70%のマーケットシェアを誇ります。その影響力は拡大しており、SOHO/ホームプリンター向けのRIPとして急速に地位を確立しています。Adobe RIPテクノロジーは、2026年までにA4セグメントで65%という驚異的なマーケットシェアを達成する見込みであり、幅広く信頼・採用されています。さらに、アドビのテクノロジーは、エントリーレベルのLFPデバイスを含む他のセグメントでも急速に普及しており、業界全体がアドビ搭載のソリューションへと大きくシフトしています。
ワンストップの印刷ソリューション
あらゆるニーズに応える、デバイスに依存しないワンストップ印刷のソリューションです。
Adobe Embedded Print Engineを使用すると、リソースに制約のあるA4プリンターからエントリーレベルのLFPまで、幅広いデバイスで優れた印刷パフォーマンスと比類のない品質を実現できます。
リソースに制約のあるA4プリンター：Embedded Print Engineは、品質を損なうことなく、リソースに制約のあるA4プリンター（貴社または貴社のODMで製造されたもの）で動作するように最適化されています。アドビの革新的な「Streamable PDF」ソリューションは、リソースの少ないプリンターでも大規模で複雑なPDFを効率的に処理できるようにすることで、この機能をさらに強化します。Streamable PDFを使用すると、「あらゆるデバイスであらゆるPDFを印刷」することが現実になります。このテクノロジーは、大きなPDFを標準に準拠したPDFストリームに自動的に変換することで、エントリーレベルのA4プリンターでの印刷エラーを解消します。企業ユーザー向けでも個人ユーザー向けでも、Streamable PDF は、手間のかからない印刷を実現するシームレスで信頼性の高いソリューションを提供し、容易なドキュメント処理の新しい時代を切り開きます。
A4複合機：Embedded Print Engineは自宅/SoHo向けA4複合機のRIPとして急速に普及しており、2026年までにA4セグメントで65%のマーケットシェアを獲得する見通しです。
A3ワークグループプリンター：最先端のアーキテクチャにより、A3ワークグループデバイスに比類ない品質とパフォーマンスを提供します。A3セグメントで70%以上*のマーケットシェアを誇るRIPテクノロジーは、業界で広く採用されています。
エントリーレベルのラージフォーマットプリンター（LFP）：高精細でグラフィックリッチなコンテンツに対応することで、LFPの高画質化と生産性向上を実現し、ビジュアルコミュニケーションに新たな可能性をもたらします。
様々なPDLに対応
Embedded Print EngineはPDF、PS、MS Office、PCL、PWG Raster、PCLm、画像形式をネイティブにサポートします。比類のない品質とパフォーマンスの業界標準を確立します。印刷デバイスでは、PDFやPostScriptだけでなく、追加のページ記述言語（PDL）のサポートが必要になる場合があります。アドビのPDL製品群から、ニーズに合わせて個々のPDLのライセンスを提供することができます。アドビは、すべてのPDLに対応する唯一かつ専任のパートナーとして、コストの最適化、迅速な統合と市場投入を支援します。専任のプロジェクトマネージャーが、独自の要件をサポートし、ご安心いただけるよう尽力いたします。
プリンター内部およびOEMクラウドへの埋め込み
組み込みシステムに加えて、Adobe Embedded Print Engineをクラウド上のサービスとしてデプロイし、リソースに制約のあるラスターデバイスに対応することができます。つまり、クラウド上でRIP処理を行い、ラスターデバイスで印刷します。これにより、リソースに制約のあるラスターデバイスでも高品質のPDF印刷が保証され、ハイブリッドな作業環境をサポートできるようになります。Embedded Print Engineは、AWS、Azure、または任意のクラウドプラットフォームに導入でき、すべてのデバイスで一貫した印刷エクスペリエンスを提供できます。従来の印刷パスとクラウド印刷パスの両方とシームレスに統合され、デバイスに埋め込まれているかクラウドに展開されているかに関係なく、顧客の組織全体で最高レベルの印刷品質を保証します。
すべてのプラットフォーム、アーキテクチャ、オペレーティングシステムに対応
Adobe Embedded Print Engineは、主要なプロセッサー、アーキテクチャ、およびオペレーティングシステム間で簡単に移植できるように設計されているため、既存および将来のプラットフォームに簡単に統合できます。ARMおよびIntelベースのシステムとの互換性を確保し、32ビットおよび64ビットアーキテクチャに最適化され、すべてのLinuxおよびThreadXのバリエーションに柔軟に対応します。そのアーキテクチャにより、カラーマネジメント、フォント、ハーフトーンなどのカスタム要素を簡単に組み込むことができます。アドビは、デバイス要件に合わせたカスタマイズの実装もサポートしており、独自の印刷ソリューションを作成できます。
