カメラのマニュアルモードをプロ級に使いこなすには

露出調整を賢く行って良い写真を撮るために、絞り、ISO、シャッタースピードを自在にコントロールできるようになりましょう。

オートモードからマニュアルモードに移ると、まったく新しい世界が発見できます。ただし、それには練習が必要です。カメラの使い方をもっと学んで、ご紹介するマニュアルモードの撮影ヒントをいくつか試して、印象深い写真を撮れるようになりましょう。

絞りでピントをコントロールする

マニュアルモードでは、写真撮影で最も重要な要素の一つである絞りを自分で調整することになります。「絞り」とはレンズ後方にある開口で、F値に基づいて光と被写界深度を制御するものです。

露出を上げたい場合は、絞りを大きく開放するためにF値を低く設定する必要があります。これにより、前景や被写体にピントが合いますが、背景はぼんやりとボケます。

露出を下げる場合は、絞りを絞るためにF値を上げます。これにより、前景と背景の両方にピントが合った非常にシャープな写真が撮れます。

ISO感度を調整して光で遊ぶ

マニュアルモードでISO感度を調整し、光に対する感度をコントロールしましょう。写真の露光量は、ISO値が高いほど増え、低いほど減ります。光源が弱い場所などではISO値を高くしたほうがいいものの、(特に外の撮影で)粒子やノイズを抑えるには、ISO値を低く抑えるようにしましょう。

シャッタースピードをマスターして、アーティスティックな効果を出す

マニュアルモードのカメラ設定でシャッタースピードを操作して、写真を撮る速度を速くしたり、遅くしたりしましょう。シャッタースピードを遅くすると、シャッター幕が長く開いたままになり、シャッタースピードが速いときよりも多くの光が取り込まれます。

シャッタースピードを手動で遅くすると、ブレやボケ、夜には光の尾が撮影できます。逆に、シャッタースピードを上げると、クリアできれいな写真になります。カメラのマニュアルモードを使いこなすために役立つ撮影ヒントを学びましょう。

**Adobe Lightroom**の機能をフルに活用して、クリエイティブな写真を完成させましょう。