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作業に入る前に、練習用サンプルファイルをダウンロードしておきましょう。
以下のURLからAdobe Stock素材をダウンロードください
AdobeStock_339060225.jpeg
https://stock.adobe.com/jp/images/pink-pastel-background/339060225
Characterizer を使用すると、自分の姿をアニメートされたパペットにすることができます。表情を基にカスタムパペットを容易に作成でき、任意のアートワークを使用してスタイルを指定できます。
Character Animatorを起動(または画面左上の家のアイコンをクリック)し、ホーム画面を表示します。

メニューバーの「ファイル」から「Characterizerを開く…」をクリックします。

「新規キャプチャを作成」をクリックします。

パソコンのカメラ映像が表示されるので、丸の範囲と中心線に顔の位置をあわせて
「キャプチャ開始」をクリックします。

音声ガイダンスの指示に従って、表情を作ったり、表示される単語を発音するなどします。
「3、2、1」のタイミングでシャッター音が鳴り、そのタイミングの表情がキャプチャされます。

全てのキャプチャが終了すると撮影した写真の一覧が表示されるので、「続行」をクリックします。

自分の顔に適用したいキャラクターを「スタイル」の一覧から選んで、クリックします。

スタイルを選ぶと、Adobe SenseiのAI技術によってキャプチャされた顔に基づくキャラクター見本が作成されます。
次々とクリックして、気に入ったものを探しましょう。

気に入ったものがあったら「描画」をクリックします。
処理後自動で「録画」画面に切り替わり、カエラ映像及び声に反応して動く状態となります。


カメラ映像と表情の一致をより精密にするため、「カメラとマイク」パネルの円の中に顔を収めて「キャリブレーション」をクリックします。

画面全体のサイズを調整します。タイムラインパネルの何もない部分をクリックしします。

プロパティパネルにある「シーン」の項目に下記数値を入力します。
①幅の数値を「1920px」に設定。
②高さの数値を「1080px」に設定。

キャラクターの大きさを調整します。
タイムラインパネル上で、キャラクターのレイヤーをクリックして選択(青の表示)にします。

プロパティパネルで、「スケール」と「位置Y」の値を調整して、
画面内にちょうど良く収まるようにします。今回は下記数値で調整しています。
位置Y:「-12」
スケール:「238%」


画面左上の「リグ」のタブをクリックし、パペットパネル内で「Background」左側にある“目の形のアイコン”のチェックを入れます。キャラクターに付帯していた背景が見えなくなります。

画面左上の「録画」タブをクリックし、元の画面に戻します。

ツールバーから「ファイル」→「読み込み」を選択して、あらかじめダウンロードしておいた背景画像ファイルを選択します。


プロジェクトパネルから読み込んだ背景画像ファイルを選択を選択し、
タイムラインパネル上のキャラクターレイヤー(Characterize 2)の下へドラッグ&ドロップします。

キャラクターの背景が、読み込んだ画像に切り替わります。

キャラクターでライブ配信するための準備をします。
パソコンに、あらかじめ2つ目のモニターを接続した状態で、
Macの場合はメニューバーから「Character Animator」→「環境設定」します。
(Windowsの場合はメニューバーから「編集」→「環境設定」を選択)

「環境設定」の画面で「ライブ出力」のタブを開き、「Mercury Transmit」にチェックを入れ、
ビデオデバイスの中から、追加したモニターを選択します。

設定した外部モニターに、フルスクリーンの状態で、キャラクターと背景が表示されます。

ライブ配信・Web会議のソフトで、画面共有の機能を使って、キャラクターがフルスクリーン表示されている画面の映像をシェアすることで、Vtuberを使った配信を行うことができます。

実際に行うと、10分もかからずに作成できるので、ぜひお試しください。