チュートリアル記事

初級

1 分

ボールが跳ねるアニメーションを作ろう

目次

  1. After Effectsを起動し、素材を読み込む

  2. タイムラインに素材を追加する

  3. テキストを打ち込む

  4. ボールを配置する

  5. バウンドを調整する

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作業に入る前に、練習用サンプルファイルをダウンロードしておきましょう。

●ダウンロード素材1

[ダウンロード] Ballbounce_Animation_aep.zip

※「Ballbounce_Animation_aep」フォルダーには以下のAepファイルがあります。用途に合わせてご使用ください

【初⼼者向け】Ballbounce_Animation_simplified.aep

すでにテキスト編集を施したプロジェクトデータです。こちらのデータをご利⽤の⽅は【事前準備】の項目を確認の上、「⼿順4」からチュートリアルを始めてください。

【応⽤編】Ballbounce_Animation.aep

より詳細なアニメーションの付け方を学びたい方は【事前準備】の項目を確認の上、「手順1」からチュートリアルをはじめてください。完成したプロジェクトファイル「Ballbounce_Animation.aep」も合わせてご参考ください。

●ダウンロード素材2

以下のURLからAdobe Stock素材をダウンロードください

https://stock.adobe.com/jp/images/blank-poster-in-room/318513405

【事前準備】

(※別途ダウンロードしたAdobeStockの素材はリンクが外れている場合がありますので、以下の手順で素材リンクの設定を行ってください)

①aepデータを開いて下記のポップアップ画面が表示されたら「OK」を選択。

②プロジェクトパネル上にある該当ファイル(AdobeStockの素材)を右クリックから、「フッテージの置き換え」→「ファイル」を選択。

③パソコン内に保存した該当ファイル(AdobeStockの素材)を選択して「開く」を選択すると、リンクの再接続が出来ます。

手順1/5 After Effectsを起動し、素材を読み込む

After Effectを起動し、スタート画面の「新規プロジェクト」をクリックし編集画面を表示します。

ダウンロードした素材を取り込むために、プロジェクトモニター内の「新規フォルダーを作成」を選択します。フォルダー名を「sozai」に変更し、ダウンロードした「AdobeStock_318513405.jpeg」をドラッグ&ドロップで取り込みます。

手順2/5 タイムラインに素材を追加する

プロジェクトモニター内の「新規コンポジションを作成」を選択し、新規コンポジションを作成します。コンポジション名を任意で「ボールバウンス」に変更します。

タイムラインパネルに「AdobeStock_318513405.jpeg」をドラッグ&ドロップで追加します。

タイムラインパネルにある「AdobeStock_318513405.jpeg」の横にある>マークを開き、中にある「トランスフォーム」を開いて各項目に下記数値を入力します。

①位置の数値を「960,520」に設定。

②スケールの数値を「32.5,32.5」に設定。

手順3/5 テキストを打ち込む

ツールバーから「横書き文字ツール」を選択して、コンポジションパネルをクリック、素材内のキャンパス中央に「COLORS」と打ち込みます。

打ち込んだテキストを全て選択して、文字パネルから各項目を下記数値に設定します。

(※「文字パネル」が表示されていない場合は、ツールバー→「ウィンドウ」→「文字」にチェックを入れて下さい)

①「フォントファミリーを設定」を※「Omnes」に設定。

②「フォントスタイルを設定」を「Black」に設定。

③「フォントサイズを設定」を「145」に設定。

④「選択した文字のトラッキングを設定」を「185」に設定。

※「Omnes」が無い場合はこちらからダウンロード。

https://fonts.adobe.com/fonts/omnes

各文字を違う色に変更します。

“C”の色を変更する場合、“C”を選択して「塗りのカラー(クリックして変更)」をダブルクリックして緑色を選びます。O・L・O・R・Sも同様に色を変更します。

今回は各文字の色を下記のように設定します。

(※色はご自身の好きな色で試してみて下さい)

打ち込んだテキストが、素材内のキャンパス中央に配置できていない場合は、選択ツールに切り替えてキャンパスの中央にテキストが来るように配置します。

手順4/5 ボールを配置する

メニューバーの「レイヤー」から「新規」→「シェイプレイヤー」を選択します。

タイムラインパネルに出来た「シェイプレイヤー1」を右クリックし、「名前を変更」を選択して名称を「ボール1」に変更します。

タイムラインパネル上の「ボール1」の横にある>マークを開き、中にある「コンテンツ」の右側「追加:▶︎」の▶︎を選択、「楕円形」を追加した後、「塗り」も追加します。

「楕円形パス1」の横にある>マークを開いて「サイズ」を「50.0 , 50,0」に変更します。

ボール1のアンカーポイントをレイヤーの真下に来る様に調整します。

ツールバーから「ズームツール」を選択して、先程作った「楕円形」が見やすいようにコンポジションパネルの画面を拡大します。

ツールバーから「アンカーポイントツール」を選んで、コンポジションパネル画面内の楕円中央部分にある中心点を、楕円形の下位置にドラックして設定します。

※上記工程で、「ズームツール」を使用してコンポジションパネルを拡大した人は、コンポジションパネル左下にある「拡大率」を選択して「全画面表示」に変更します。

タイムラインパネル上の「ボール1」右側にある「3Dレイヤー」のチェックボックスにチェックを入れます。

タイムラインパネル上の「ボール1」の横にある>マークを開き、中にある「トランスフォーム」の右側>マークを開いて「位置」を右クリック→「次元に分割」を選択します。

ツールバーから選択ツールを選び、ボール1を「C」と同じ位置に合わせます。

タイムラインパネル上の左上タイムコードに「23」と入力して0:00:00:23に移動します。

先程作成した「トランスフォーム」内の「Y位置」のストップウォッチマークをクリックして、Y位置にキーフレームを追加します。

タイムラインパネル上の左上タイムコードに「10」と入力して0:00:00:10に移動します。

「トランスフォーム」内のボール1の「Y位置」の数値を「1042.5」に変更し、キーフレームを追加します。

(※数字を入力してエンターキーで確定したと同時にキーフレームが打たれます)

タイムラインパネル上の左上タイムコードに「9」と入力して0:00:00:09に移動します。

「トランスフォーム」内の「スケール」のストップウォッチにチェックを入れてキーフレームを追加。

タイムラインパネル上の左上タイムコードに「11」と入力して0:00:00:11に移動します。

「トランスフォーム」内の「スケール」左側にある「現時間でキーフレームを加える、または削除する」にチェックを入れてキーフレームを追加します。

タイムラインパネル上の左上タイムコードに「10」と入力して0:00:00:10に移動します。

「トランスフォーム」内の「スケール」の横にある「現在の縦横比を固定」のチェックを外して、サイズを「130.0、70.0、100.0」に設定します。

(※数字を入力してエンターキーで確定したと同時にキーフレームが打たれます)

手順5/5 バウンドを調整する

タイムラインパネル上のボール1「Y位置」に追加した3つのキーフレームを全て選択し、キーフレームの点の上で右クリックして「キーフレーム補助」→「イージーイーズ」を選択します。

「Y位置」のキーフレームを全て選択した状態で、タイムラインパネルのタイムコード右側にある「グラフエディター」のタブをクリック。

グラフエディターの画面の下部分にある「グラフの種類とオプションの選択」をクリックし、「値グラフを編集」になっているかを確認します。

グラフエディターに表示されているカーブを編集する為、10フレーム目に追加したキーフレームの点を選択します。

黄色いハンドルが表示されたら、下の図の様に調整します。

再度「グラフエディター」のタブをクリックしてグラフエディターを閉じます。

タイムラインパネル上の左上タイムコードに「23」と入力して0:00:00:23に移動します。

ボール1の「トランスフォーム」の中から「X位置」と「Z位置」のそれぞれのストップウォッチにチェックを入れてキーフレームを追加します。

タイムラインパネル上の左上タイムコードに「0」と入力して0:00:00:00に移動します。

トランスフォーム内の「X位置」の数値を「96.5」、「Z位置」の数値を「-435.0」に設定します。

(※数字を入力してエンターキーで確定したと同時にキーフレームが打たれます)

最後に、ボール1の色を1文字目の「C」と同じ色に変更します。

タイムラインパネル上の「ボール1」を選択した状態で、ツールバーから「塗り」をダブルクリックしてスポイトで1文字目“C”の色を抽出します。

ボールが跳ねて文字に飛び込んでくるアニメーションの完成です。

あとは残りの文字「O・L・O・S」に対しても同様の作業を行います。

(※作業の設定等は完成用ファイルを参照ください。)

ボール1で作ったボールのバウンドは「複製」させる事で、汎用して使用できます。

(タイムラインパネル内のボール1を選択して、メニューバーから「編集」→「複製」を選択します。複製するとタイムライン上「ボール1」の上に「ボール2」が複製されます)

タイムラインパネル上のそれぞれのボールの動きは、練習用サンプルファイルのAfter Effectsプロジェクトデータを参考に調整して、お好きな跳ね方をさせてみて下さい

次のチュートリアルでは今回制作したボールアニメーションに、ペンキが飛び跳ねるアニメーションを追加します。合わせてご確認ください。

URL:https://helpx.adobe.com/jp/after-effects/how-to/jp-1min-feature-inksplash.html


2023年10月25日

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