Dreamweaver CCで扱うプロジェクトに 静的な繰り返しのコンテンツがあるなら テンプレートワークフローを 設定するとよいでしょう Dreamweaver CCのテンプレートワークフローの良い所は テンプレートに変更を行うことで そのテンプレートから作られたすべてのページを 自動でアップデートできることです アップデート作業がとてもシンプルになります ここでテンプレートを使うのは 主にページ内のデータのためで 視覚表現を目的としたものではありません もちろん、視覚表現を処理するCSSも使用します しかし、性質が似ていて異なる 多数のコンテンツがあるときにも テンプレートが効果を発揮します 具体的に説明しましょう このページを下にスクロールします 「My Portfolio」という領域がありますね ここには様々な作品があります 種類の異なる作品用に これとまったく同じページを 使いたいとします 「My Portfolio」ではなく 「photography portfolio」や「painting portfolio」など より具体的なものにしたいとします 設定は同じままで 簡単にこれを行い 画像とその下のテキストだけを 変更する場合は テンプレートを使うと 作業が簡単になります テンプレートを使う場合に 最初にすることは ドキュメントをテンプレートとして保存することです まず「ライブ」ビューがオンの場合はオフにします 次に「ファイル」メニューから 「テンプレートとして保存...」
を選択し このテンプレートの保存先のサイトを 選択します 「Photography」Webサイトのテンプレートなので ここに保存します 「説明」に説明を入力することもできます 「Portfolio Pages」と入力することにします そして、保存します 名前は「mytemplate」にしておきます ドキュメントの保存時は 適宜わかりやすい名前を付けましょう 「保存」をクリックすると、自動的にこのテンプレートが 「Templates」ディレクトリに置かれ リンクをアップデートするか尋ねられます ここでは「はい」をクリックします クリックすると、テンプレートが開かれた状態になります テンプレートには.dwtという拡張子がついていますが これはDreamweaver CCテンプレートを表しています これからやることは このテンプレートに基づく新しいページを作成することです いま開いているのはテンプレートファイルですので 編集するのはこのファイルではありません 新しいページを このテンプレートを基に作成するので まず「ファイル」メニューから 「新規作成…」を選択しましょう 「新規ドキュメント」ダイアログボックスが開きます 「サイトテンプレート」で ページを作成するサイトを選択します この例では「Photography」Webサイトです それから、使いたいテンプレートを選択します mytemplateがそのテンプレートです 入力した説明がここに表示されていますね とりわけ便利なのは、テンプレートの修正時に ページを更新する機能です このオプションは選択したままにします それから「作成」をクリックします 「作成」をクリックした後 変更を加えていきます 下のほうにある 「My Portfolio」を変更しようとしています スタイルシートは現時点では このページに適用されていません 「ライブ」ビューをクリックしてそれを確認しましょう 違った見え方になっていますね というわけで、これからいくつかの点を変更しなければなりません ところが、いざ変更を始めようとすると 変更ができません テキストを選択することもできません このページにはほとんど何もできません これは、テンプレートの働きによるものです デフォルトでは、テンプレートに基づくページ内の すべての要素がロックされています そのため、テンプレートを開いて リージョンに「編集可能領域」のマークを付ける必要があります さらに、スタイルシートファイルが 子ページに適用されるようにする 必要もあります これらのことを行う方法は 別の動画で説明します
