このビデオでは Lightroom CCで写真の明るさを補正する方法を学習します 同時に操作するには、ご自分の写真を使うか このチュートリアルのページから、サンプルファイルをダウンロードしてください サンプル写真を読み込むと 写真グリッドに表示されます この写真をクリックし、編集アイコンをクリックして 編集用のワークスペースを開きます 次に、ライトパネルをクリックして開きます ライトパネルでは、画像の明るさを細かく調整して 写真のディテールを引き出すことができます 初心者の方は まず、「自動」ボタンから始めましょう 編集の出発点として、または 1クリックで完成させるために使用できます 「自動」ボタンをクリックすると 機械学習テクノロジーによって写真が分析され 各スライダーが最適な値に設定されます 自動補正後に微調整が必要な場合もありますが ここでは、見事に仕上がりました このビデオでは、スライダーの機能を理解できるように 「自動」ボタンは使わずに、各スライダーについて 細かく説明していきます スライダーをリセットするには、WindowsではAltキー、Macでは Optionキーを押すと、ライトパネルのラベルが初期化ボタンに変わり クリックすると、すべてのスライダーが「0」に戻ります 写真の調整は、どれも主観的なものなので ご自分でよいと思う値に調整してください このビデオと同じ値にする必要はありません ライトパネルには6つのスライダーがあり それぞれ写真の異なる領域の明るさを調整します スライダー名の上にポインターを置くと、機能の説明と アニメーションから成る、便利なツールヒントが表示されます ライトパネルでは、上のスライダーから順に 使用していくのがよいでしょう 露光量スライダーでは、写真の全体的な明るさを調整します 左にドラッグすると暗くなり 右にドラッグすると明るくなります これは、とても強力に作用するので 露出が不適切な場合にのみ使用します この写真は、やや露出不足で 少し暗いので スライダーを右に移動して明るくします コントラストスライダーでは、明るい部分をより明るく、暗い部分を より暗くして、メリハリのない画像のコントラストを高めます このスライダーも、画像全体に強く影響を及ぼします ここでは、ダブルクリックでリセットしてから 少しだけコントラストを上げておきます コントラストは通常、ほんの少し上げるだけで写真が際立ちます ハイライトスライダーでは、写真の明るい部分の 明るさを調整して ディテールをより引き出すことができます 左にドラッグすると 空には雲が現れ 波のディテールもよりはっきりとします シャドウスライダーでは、写真の暗い部分の明るさを調整します このスライダーは、このような暗い画像の調整に便利です スライダーを右にドラッグすると 岩など、暗い部分のディテールが みるみる現れてきます 白レベルスライダーでは、画像の最も明るい部分の値を設定します 写真が露出不足の場合 スライダーを右に移動すると、コントラストを高めて くすんだ感じをなくすことができます ただし、スライダーを右に移動しすぎると ディテールがまったくない 白飛びの領域ができてしまいます 便利なことにLightroom CCには、スライダーの移動しすぎを 防ぐための機能が搭載されています 白レベルスライダーをドラッグするときに、WindowsではAltキー MacではOptionキーを押すと、黒のオーバーレイが表示されます 右にドラッグしていくと 色のついた小さな領域が表れ、やがて白色になります これは、ディテールがない白く飛んだ領域を示します このため、色が現れる直前の位置まで スライダーを戻しておきます 黒レベルスライダーでは、黒点 つまり、画像の最も暗い部分の値を設定します 左に移動すると、コントラストが高まってメリハリが出ます ただし、左に移動しすぎると、写真全体が暗くなり 暗い部分のディテールがなくなって 黒つぶれになってしまいます すべてのスライダーの調整を終えた後 あらためて調整を仕上げていくことになるでしょう スライダーは、それぞれ特定の色調範囲を調整するものですが いずれも画像全体に影響します 元画像を表示アイコンをクリックすると、元の写真が 再度クリックすると、補正後の写真が表示されます 以上、写真の明るさを調整して ディテールを引き出す方法をご紹介しました
