はじめに
[Lisa Carney]: 旅行写真を改善するには、 まずは新たな視点でシーンを撮影し、 Lightroomモバイル版で 簡単な操作をおこなえば、 外出先でも画像を見事に 仕上げられます。
皆さん、こんにちは。
ハリウッドのレタッチャー、 フォトグラファー、 そしてモバイル編集愛好家の Lisa Carneyです。
このビデオでは、 視点を変えるだけで より躍動感のある 旅行写真や風景写真を 作成する方法をご紹介します。
またLightroomモバイル版で 画像をより印象的にする方法も ご紹介します。
前景を入れて奥行きを加える
多くの人は、立ったまま 旅行写真を撮影します。
それでも問題はありませんが、 ありふれた写真になりがちです。
私はよく、写真をより 興味深くするために、 カメラの近くにある被写体を 前景に配置します。
これによって 構図に奥行きが加わり、 前景のディテールに 焦点を当てながら、 背景も見えるようになります。
低いアングルから接写して躍動感を出す
カメラを低い位置に置いて このアプローチで撮影することもあります。
低いアングルからシーンを見て 近づくと、 2つの効果があります。
小さく見落とされがちな 前景のディテールが主役になること、 そして足を踏み入れられるかのような 奥行きが出ることです。
では、その方法をご紹介します。
まず、前景の被写体を選びます。
ビーチにある岩や貝殻、 花や、水たまりに映りこむ 景色もいいですね。
ちょっとしたディテールや色味、 コントラストがあるものが効果的です。
次に、カメラを低い位置に構えます。
膝の高さか膝下、 安全であれば地面から数センチの 位置まで下げます。
そして十分に近づいて、 前景を意図的に入れていることが わかるようにします。
最後に、画面上で前景のディテールを タップして そこに焦点を当てます。
次に、後で選べるように、 いつも縦と横の両方で 数枚ずつ撮影します。
この写真は、低く近づくアプローチで 見事に撮影できた例です。
イタリアのベニスで撮影したもので、 カメラを低い位置に置いて 水たまりに近づけ、 建築物の反射を捉えながら 空もしっかりと入るように、 広角レンズを選びました。
シーン強調機能で領域ごとに調整
では、Lightroomモバイル版を開いて このような画像を編集するコツを いくつかご紹介します。
この写真は、3つの領域で 構成されています。
空、建築物、そして水です。
私の旅行写真は このパターンが多いですね。
Lightroomモバイル版の 優れた点は、 領域ごとに異なる調整を 簡単に適用できることです。
アクションアイコンをタップして クイックアクションを開きます。
次に、「強化」をタップして 「シーン強調」を開きます。
すると、画像が解析され、 シーンを領域ごとに調整する スライダーが表示されます。
まず、「空」を調整します。
この写真の面白い点は、 空の反射があまりにも明確なので 水も一緒に調整されることです。
次に、下にスクロールして 「水」を調整します。
ここでは、スライダーを左に動かすと きれいになりますね。
コントラストと ハイライトが軽減されて、 この画像の主役である建築物に 視線が向くようになります。
次に、建築スライダーを調整します。
今度は右に動かすと より良い結果が得られます。
画像を長押しすると調整前が表示され、 指を放すとシーン強調の 調整後が表示されます。
きれいに調整できたので、 右下のチェックマークをタップして 調整を適用します。
シーン強調のマスクでさらに微調整
Lightroomモバイル版では シーン強調でおこなった調整はすべて、 いつでも調整やカスタマイズが可能です。
右下の円形アイコンをタップすると マスクパネルが表示されます。
右側の小さな白い線を 引き出すと、 シーン強調で作成された 3つのマスクが表示されます。
「建築」のマスクをタップすると、 画面下部に3つの小さな点が 表示されます。
「ライト」、 「カラー」、 「効果」の下です。
これは、これらのパネルで 調整がおこなわれたことを示します。
ライトパネルをタップすると、 調整内容を確認できます。
ご覧のように、 建築物のコントラストと シャドウが強調されています。
建築物をもう少し明るくしたいので、 「露光量」を「0.22」くらいまで上げます。
画像を長押しして 元の画像を表示し、 指を放して 現在の編集が 適用された状態に戻します。
私は編集過程で よくこの操作をおこないます。
編集の効果を確認でき、 新鮮な目で見るのにも役立ちます。
右下のチェックマークをタップして メインメニューに戻ります。
きれいに仕上がってきましたが、 全体的にもう少し 暖かみを出したいので、 編集アイコンをタップして 「カラー」を選択します。
色温度スライダーを 右に動かして暖かみを出し、 色かぶり補正を少し右に動かして マゼンタ寄りに調整します。
これで日の出の画像が ずっと暖かい色調になりました。
また画像を長押しして 編集前の状態を確認し、 指を放して すべての調整が適用された状態に戻します。
満足のいくすばらしい画像に 仕上がったと思います。
ベニスでの早朝の思い出が 蘇ってきます。
最後にまとめると、 写真を撮るときは、 いつものアングルではなく 前景の被写体に近づいたり、 低い位置から近づいて 見落としがちなディテールを見つけ、 シーンに奥行きを加えます。
その後Lightroomモバイル版で シーン強調とマスクを使って、 シーンの領域ごとに調整します。
ご視聴ありがとうございました。
