はじめに
[Glyn Dewis]: Lightroom内で 画像を拡大しても ディテールと品質が 維持される機能によって、 画像をタイトに切り抜いて 新しい構図を作成するなど 非常に多くのクリエイティブな可能性が 広がります。
こんにちは、Glyn Dewisです。
写真家で 教育者、そして作家です。
このチュートリアルでご紹介するのは、 生成アップスケールをTopaz Gigapixelと 組み合わせて Lightroom内で使用して、 画像のサイズを 元の最大4倍まで拡大し、 品質、シャープ、明瞭度を 向上させる方法です。
生成アップスケールの一般的な活用例
生成アップスケールは、 低解像度の画像のスキャン、 古い低解像度カメラからのファイル、 または今回のような タイトに切り抜いた画像の 改善や拡大などに最適です。
生成アップスケールを使用するタイミングは 画像の編集が完了してからです。
切り抜き範囲を狭くして新しい構図を作成する
切り抜いて編集済みの 白鷺の写真がこちらです。
切り抜きツールに移動すると、 元画像の実際のサイズと どのくらい切り抜いたかが わかります。
鳥を大胆にクローズアップして 新しい構図を作成して、 周囲の多くの領域を 除外しています。
切り抜きツールで 元の状態に戻すには 「撮影時」を選択します。
その後で画面右下の「i」アイコンを クリックするか、 キーボードのIキーを押して 画像情報を表示すると、 フルサイズの画像は 7952 px x 5304 pxであることがわかります。
編集メニューに移動して 「「切り抜き (長方形)」を取り消し」を 選択し、 鳥のタイトな切り抜きに戻します。
再びIキーを押して 画像情報を確認しましょう。
こちらのタイトに切り抜いた 画像のサイズは2074 px x 2592 pxです。
画像はかなり小さくなっています。
画像を2倍または4倍にアップスケールする
では、生成アップスケールを使用して 画像のサイズを大きくし、 品質、シャープ、 明瞭度を向上させます。
現在、生成アップスケールに アクセスする方法は2つあります。
写真メニューのオプションとして、 または 画像を右クリックして コンテキストメニューを表示します。
「生成アップスケール」を選択すると、 画像を現在のサイズの 2倍または4倍にアップスケールできます。
写真のアップスケールには 10または20の生成クレジットを消費します。
消費量は、アップスケールした画像の 最終ファイルサイズによって決まります。
現在の月間クレジット残高も 確認できます。
「アップスケール (4 倍)」を選択します。
これにより画像のサイズが増加し、 長辺が 10368 pxになります。
長辺の最大値は とても大きく 65000 pxまで可能です。
ご存知のとおり、スーパー解像度が Lightroomに搭載されてしばらく経ちますが、 画像を2倍にしか アップスケールできません。
生成アップスケールは、RAWファイルや その他のファイル形式でも動作し、 2 倍または4倍に アップスケールできるようになりました。
さらに、クラウドまたは ローカルストレージの画像で動作して、 処理はすべてクラウドで おこなわれるため、 インターネットに接続している必要があります。
生成アップスケールを使用するタイミング
生成アップスケールが 魔法をかけ終わると、 新しいDNGファイルが作成され、 すべてのLightroom編集が 適用されます。
元のファイルに戻ることも できますし、 もちろん変更も可能ですが、 変更内容は アップスケールされたバージョンに 永続的に適用されるため、 生成アップスケールを使用するタイミングは ワークフローの一番最後です。
「スタックを作成」オプションは チェックを外したままにします。
これで、ファイルの両方のバージョンを 並べて表示できるようになります。
「アップスケール」をクリックします。
ファイルがクラウドで処理されている間、 左上に進行状況バーが 表示されます。
数秒で処理が完了しました。
ディテールを評価し、アップスケールの限界を理解する
キーボードのGキーを押して 正方形グリッド表示に移動し、 ここで元の画像を確認できます。
隣には アップスケールされたバージョンがあります。
ファイル名から Topaz Gigapixelが適用されたことと、 4倍にアップスケールされたことが わかります。
元の画像をダブルクリックして ディテール表示にして、 画面右下の フィルムストリップアイコンをクリックし、 次に「100%」をクリックします。
これがフルサイズの元画像です。
アップスケールされたバージョンを クリックすると、 これがフルサイズで、 羽毛のすばらしいディテールと シャープさを確認できます。
鳥の目も完璧です。
すばらしい結果になりましたが 覚えておきたいのは、 生成アップスケールを使用した結果が これほど印象的でない場合もある、 ということです。
ディテールもシャープさも足りない画像に 極端な切り抜きを実行した場合は 特にそうです。
生成アップスケールを使用した 別の例をご紹介します。
これは元の写真を 切り抜いて100%にズームしたもので、 こちらが100%でアップスケールされた DNGです。
ディテールが非常に良く見えます。
シャープで、 明瞭度も高いですね。
ここまで、 生成アップスケールをLightroom内で Topaz Gigapixelと使用して、 画像のサイズを 元の最大4倍まで拡大し、 ディテール、シャープさ、明瞭度を 向上させる方法を説明しました。
これは品質が非常に重要な 画像を印刷する場合に 最適な機能ですが、 画像を共有するのが ソーシャルメディアのみの 場合は不要です。
ご自身の画像でこの機能を 楽しみながらお使いください。
大胆な切り抜きを適用して 元の写真の 小さな部分のみを 表示する画像の場合はとくに、 クリエイティブの可能性が さらに広がることでしょう。
Glyn Dewisでした。
ご視聴ありがとうございました。
