Chris Hau 氏は、わずか8歳で日々のデジタル記録を始め、フォトグラファーとして成功。写真のアート面とビジネス面のアドバイスが充実したYouTubeチャンネル が人気を博し、ご存じの方も多いでしょう。そのHau氏に依頼して、役立つヒントと屋内でのポートレート撮影に使用するAdobe Photoshop Lightroom のプリセット6点を公開してもらいました。

自然で美しいポートレートを作成するには、被写体でSを作ります。


Soft + Brightプリセットを適用する前と後


Cinematic Movieプリセットを適用する前と後
被写体になる人と話をする時間を取りましょう。そうすることで、個性を的確に表現したポートレートを撮影できます。その人に合う撮影場所や環境を選ぶことも重要です。ペットショップで消防士を撮影しても意味がありません。


Warm Moroccan Dreamsプリセットを適用する前と後


Bright Vintageプリセットを適用する前と後
「3つカウントします」と言って、3を過ぎてもカウントを続ければ、被写体の人は思わず笑ってしまうでしょう。そこがシャッターチャンスです。
HSLスライダーを使うと、画像の印象がガラリと変わります。
プリセットは編集の出発点として最適ですが、常に進化させ、工夫してみることが重要です。作品のスタイルが変われば、プリセットも変わるはずです。


Classy Deep Blueプリセットを適用する前と後


Cool+Edgyプリセットを適用する前と後
光量は後でいくらでも追加できます。例えば、画像内の街灯が光っているように見せたい場合、夜に点灯するまで待つ必要はありません。補正ブラシで明るさを塗り足せばいいのです。
機材に投資するのは楽しく簡単にできます。しかし、自分の教育と成長のために投資する方がはるかに価値があり、経済的にもメリットがあります。ストーリーテリングのコースを受講するのでも、やりがいのある個人プロジェクトに自費で取り組むのでもいいでしょう。高級なカメラ機材に取り替えるより、きっと大きく成長できるはずです。結局どのカメラでも十分にすばらしいストーリーを伝えることができます。それを作品としてどう表現するかで、フォトグラファーの腕が決まります。
プリセットをLightroomに取り込めない場合は、以下の手順をお試しください。
Lightroom(バージョン1.3以降を使用すること):
2. コンピューターでAdobe Lightroomを開きます。
3. ファイル/プロファイルとプリセットを読み込みを選択します。
4. ダウンロードしたプリセットファイルを選択し、「読み込み」をクリックします。
5. 編集したい写真を開き、Lightroomの右側にある編集ツールバーをクリックします。プリセットボタンを選択すると、読み込んだプリセットが表示されます。
Lightroom Classic(バージョン7.3以降を使用すること):
2. コンピューターでzipファイルを展開します。
3. 画像を選択して、現像モジュールを開きます。
4. プリセットパネルで「+」アイコンをクリックします。「プリセットを読み込み」を選択します。
5. 手順1でダウンロードしたプリセットを指定して選択します。
6. 「読み込み」をクリックします。
Adobe Lightroom(デスクトップ版またはモバイル版)でプリセットを編集し、独自のプリセットとして保存することもできます。
Lightroomには「編集を見つける」という様々な写真編集チュートリアルがあり、写真に加えられた編集内容がわかります。編集を適用する前後の写真と編集プロセスを見ることで、フォトグラファーがその結果を得るために何をしたかを知ることができ、編集内容をプリセットとして保存すれば、他の写真にも適用できます。
Chris Hau氏の「編集を見つける」にアクセスする方法:
下の各リンクをクリックして、このプリセットパックに含まれる編集を開けば、Lightroomでどのように編集したかを確認できます。
編集を表示する方法:
デスクトップ版:下部パネルで「再生」をタップすれば、編集内容をステップごとに確認できます。「編集」をタップすると、適用されたすべての編集内容が表示されます。「情報」タブには、ファイルの種類やメタデータ情報が表示されます。
モバイル版:「編集」には、写真に加えた編集内容の出力が自動的に表示されます。画面下部の編集ツールバーにある「編集」をタップすれば、編集内容をステップごとに確認できます。デスクトップ版と同様に、「情報」タブにはファイルの種類やメタデータ情報が表示されます。
適用した編集をプリセットとして保存する方法:
デスクトップ版:画面の右上にある「プリセットとして保存」をタップします。
モバイル版:画面の右上にある「…」をタップして、「プリセットとして保存」を選択します。
左上の「戻る」をクリックして、ホームビューに戻ります。
プリセットは、デフォルトでは「プリセット」ポップアップメニューの「ユーザープリセット」フォルダーに保存されます。
LightroomでChris Hau氏のプロフィールをフォローして、その他の編集も見てみましょう。プロフィールはこちら からアクセスできます。