Russell Brownショーへようこそ。
この動画は シルエット写真の編集に関するスペシャルチュートリアルです この画像はハワイのマウイ島で撮ったものですが 実は 元の画像はこちらです おや？
ずいぶん印象が違いますね このプロジェクトでは、まずLightroomで編集をし その後Adobe Photoshopで加工を施して このような空に仕上げていきます 私は 日頃から旅先での雲や空の写真を撮りためているのですが それらを様々な画像と組み合わせると、非常にドラマチックな写真が作れるんです それでは始めましょう まずは、Adobe Lightroomで作業していきます Lightroomの画面に マウイで撮った太鼓演技の写真が 複数並んでいます 今回は、このような見た目の元画像を このような見た目に仕上げていきます Lightroomで各種の設定を編集した後に Adobe Photoshopでの仕上げに移っていきます 「ライト」のセクションでは 「シャドウ」と「白レベル」を調整します シャドウと白レベルの値を上げて コントラストを少し強くしました 次に、「カラー」セクションで 「自然な彩度」を調整します 自然な彩度を少し調整したことで 色彩が非常に際立ちました 次に、「かすみの除去」と「周辺光量補正」です かすみの除去を使うと、少し柔らかみが増し 光が強調されて 色が引き締まります 特に、空の色が濃くなりました 便利な効果ですが、適用しすぎないようにしましょう 写真に応じて程よく加減するのが重要です そして周辺光量補正ですが 写真の縁（ふち）を暗くしたいので 周辺光量補正の値を下げて 中心点も調整します 次は「ディテール」セクションです 「ノイズ軽減」と「偽色の軽減」を 調整します ノイズ軽減の値を上げすぎると 画像がぼやけてエッジが曖昧になるので注意しましょう 偽色の軽減も同様です。
程よく加減しましょう 次は「レンズ」セクションです こちらに「色収差を除去」というオプションがあります このプロジェクトでは、エッジ部分のコントラストが強いので 空とヤシの木の境界や パフォーマーと背景の境界部分の 色収差を除去する必要があります ですので、このオプションを オンにしておきましょう それでは、これをエクスポートして いきましょう 画面下部の画像ギャラリーから、こちらの画像を右クリックして 「Photoshopで編集...」
を選択します すると、画像がコピーされ、ご覧のようにAdobe Photoshopへと 転送されます では編集を続けましょう ご覧ください この空を、先ほどの画像に追加したいと思います これは日没時に撮った写真ですが とても綺麗ですよね 日の出や日没の景色を日頃から撮影しておくと、色々なプロジェクトで 使えて便利ですよ そして、こちらのスターバーストも使います このスターバーストは Adobe Stockの画像ライブラリコレクションから入手できます これらの画像を組み合わせて プロジェクトに組み込んでいきましょう まずは、この空の画像から作業します これをパネルから選択して こちらの画像までドラッグし このように、目的の位置で ドロップします そして、「不透明度」を50%まで下げます 50%にした状態で 調整と変形を加えて 前景と背景をマッチさせていきます まずは、水平線の高さを合わせます 説明のために、一旦拡大しますね 水平線にベースラインを描いて 背景を移動させると 背景の水平線が、メイン画像の水平線に 合わせられているのがわかると思います 次に、描画モードを調整します 描画モードを「オーバーレイ」にすると、このようになります すごい オーバーレイは便利な描画モードです 画像の色を背景画像と自然に馴染ませることができます オーバーレイを使えば、この写真の雲のように、背景の色を自然に取り込んで 写真の雰囲気を変えることができます 便利ですね さて、水平線の高さを合わせて 画像を適切に調整したことで このような仕上がりになりました すばらしい いや、まだもう1つありました こちらのスターバーストです スターバーストを選択して、もう一度こちらの画像に ドラッグアンドドロップして 描画モードを「スクリーン」にした後 適切な位置までドラッグすると ナイスなアクセントになりましたね 以上のように、LightroomとPhotoshopの便利な機能を使って 複数の画像を組み合わせれば、ご覧のように 高度な写真を作ることができます ぜひ皆さんも このテクニックを使って魅力的な写真を作成してみてください そして きれいな日の出や日没に遭遇した際には 写真をたくさん撮って 今回紹介したテクニックに 活用してください
