チュートリアル記事

初級

15 分

写真の白飛びを補正する方法

白飛び/黒つぶれして何を撮ったかはっきりしない写真になってしまった・・・。そんな時には、Photoshop Lightroom Classic CCを使えば、写真の白飛び/黒つぶれを解消しディテールが再現された美しい作品に仕上げることができます。

撮影のタイミングが悪く逆光の時間帯。やむを得ず撮影するも、白飛び/黒つぶれして何を撮ったかはっきりしない写真になってしまった...。

そんな時には、Creative CloudフォトプランPhotoshop Lightroom を使えば、写真の白飛び/黒つぶれを解消しディテールが再現された美しい作品に仕上げることができます。

逆光で被写体が影になってしまった・・・

この写真は、手前のお寺が影になり、空は青色が褪せてしまっています。逆光での撮影は、このように一枚の写真の中でのハイライトとシャドウの輝度差が過度に出てしまい、被写体のディテールが見えなくなってしまうことがよくあります。

そんなときは、Lightroomを使えばハイライト部分とシャドウ部分を個別にピンポイントで調整することができるため、撮影時にイメージしたディテールを再現し、鮮明な写真に蘇らせることができます。

ハイライトを調整して空のディテールを復元

まず、ハイライトを補正します。操作はいたって簡単で、基本補正パネルの「ハイライト」のスライダーを調整するだけです。

現像モジュールのハイライトスライダーで、シャドウはそのままにハイライトだけを復元

シャドウを調整して空のディテールを復元

続いて、シャドウを補正します。ハイライトに影響させずに、シャドウだけを補正することができます。

現像モジュールのハイライトスライダーで、シャドウはそのままにハイライトだけを復元

最後にコントラスト等を調整して調整完了です。空の鮮やかさと、お寺のディテールが蘇りました。

ハイライトとシャドウの基本的な使い方については、こちらをご覧ください ›

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2022年5月20日

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