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Photoshop「カラーを調整」機能で、カラフルな画像の一部の色を特定の色相に揃える方法

Photoshopの「カラーを調整」機能を使えば、複数の色が混在する画像(写真)の中から特定の色だけを選択し、簡単に色相を変更することができます。

今回は、カラフルな画像の一部をピンク系に統一する方法を解説します。カラーパレットから対象の色を選び、色相・彩度・明度を調整することで、自然な仕上がりに変更できます。

必要なもの

背景の色(水色)を淡いピンクに変更する

まずは、背景の水色を淡いピンクに変えてみましょう。

  1. レイヤーパネルで写真レイヤーを選択し、コンテキストタスクバーの「カラーを調整」ボタンをクリックします。コンテキストタスクバーが表示されていない場合は、メニューの「ウィンドウ」から表示をオンにしてください。

  2. 表示されたカラーパレットから、背景の水色アイコンを選択します。画像内で使用されている代表的なカラーが表示されます。

  3. アイコン上に表示されるスライダーを使い、色相「+140」、彩度「+45」、明度「+60」に調整します

これで背景の色が淡いピンク系に変わります。

「カラーを調整」は調整レイヤーとして追加されるため、後から再調整や表示の切り替えも可能です。必要に応じてRGBやHSVの数値、カラーコードを確認しながら微調整すると、より正確に色をコントロールできます。

ブラシの柄のカラー(緑)をピンク系に変更する

続いて、ブラシの柄の緑色をピンク系に変更してみます。

  1. レイヤーパネルで「色相・彩度」のレイヤーを選択します。次に、コンテキストタスクバーに表示されたカラーパレットからブラシの柄の緑色アイコンを選択します。

  2. アイコン上に表示されるスライダーで、色相「+165」、彩度「+40」に調整します。

これでブラシの柄がピンク系の色に変わります。

同じ操作はプロパティパネルからも行うことができます。仕上げにRGBやHSVの値、カラーコードを確認し、画像全体との色バランスを整えましょう。

編集が終わったら[ファイル]メニューから保存を行ってください。


プレゼンター

Tama ken

2025年9月10日

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