写真を撮る時は、カメラで構図を決めますが 構図は編集でも 切り抜きすることで変えることができます Adobeの学習チーム担当のJan Kabiliです 今回ご紹介するのは たった4つの基本ステップで Photoshopの切り抜き機能を使いこなす方法です まず、ツールバーにある「切り抜きツール」を選択します これで、画像の周囲に切り抜き境界線ができました この境界線は、切り抜き時に何を残し 何を切り取るかを決めるものです ステップ2では、切り抜き境界線の形状を設定します 境界線の角をドラッグすると 幅と高さを変えることができます Shiftキーを押しながらドラッグすると 元の比率を維持できます Shiftキーを押さずに形状を変えても 問題ありません 任意の境界線上をドラッグして 好きな形状にすることもできます 写真をまっすぐにしたい場合は カーソルを境界線の外に移動し 上か下にドラッグすると 小さなグリッドが表示されるので、これらの線に合わせて調整してみてください 切り抜き境界線は、アスペクト比で指定することもできます アスペクト比とは、特定のサイズのことではなく 幅と高さの比率を指します 写真によく使うアスペクト比が用意されているので このドロップダウンメニューを開き 2番目の項目から 正方形であれば「1:1」のアスペクト比を選択します 正方形の切り抜き境界線は、任意の境界線をドラッグすることで サイズを変更できますが 1:1のアスペクト比は維持されます これで切り抜き境界線の設定ができました ステップ3では、境界線の内側に画像を収めます このとき、境界線の外側にある画像は 表示されないことを覚えておきましょう 画像の位置を変えるには 「切り抜きツール」で境界線の内側をドラッグし 被写体を好きな場所に配置します 三分割法のガイドを参考に 被写体を配置してもいいでしょう このように、2本の線が交差する所に被写体を配置することで 被写体に注目が集まり バランスのいい安定した構図になります これでほぼ完成です ここで、もう1つのオプションをご紹介します オプションバーにある「切り抜いたピクセルを削除」のチェックを外すと 切り抜きをしても、切り抜き境界線の外側のピクセルが 削除されず残ります そのため、次に切り抜きツールで写真をクリックする時は クロップ境界線の外側の領域が再び表示され 切り抜きを再編集することができます この機能は構図が確定していない場合に便利です 次は最後のステップ4です 設定した切り抜きを行います 切り抜きを行うには、オプションバーの確定ボタンをクリックするか EnterまたはReturnを押してください 最後になりますが オプションバーの消去ボタンをクリックしておくと 設定した切り抜きの比率が 次回、切り抜きツールを使う時に影響しません これで完成です 4つのステップで切り抜きができました 切り抜きツールを選択して 切り抜き境界線を設定 切り抜き境界線の内側に画像を配置したら 切り抜きを行います Photoshopの基本的な切り抜きの方法をご紹介しました ぜひ切り抜きのテクニックを ご自分の写真で試してみてください -
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