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Photoshopで文字レイアウトを自動調整ーダイナミックテキスト

Photoshopの「ダイナミックテキスト」は、SNSバナーやポスターなど、限られたスペースにテキストをぴったり収めたいときに特に役立つ機能です。 この記事では、「ダイナミックテキストとは何か?」から使い方、そして実際の作例まで、活用シーンを交えてご紹介します。

必要なもの

もくじ

  1. ダイナミックテキストとは

  2. ダイナミックテキストの使い方

  3. 補足ポイント

  4. 向いてるケースと作例紹介

※Adobe Photoshop 26.10を使用して操作しています。

1.ダイナミックテキストとは

Photoshopの「ダイナミックテキスト」は、テキストボックスのサイズや形状に応じて、文字サイズや改行を自動で調整してくれる機能です。 レイアウトに合わせて文字を無理なく収められるため、SNSバナーやポスターなど、限られたスペースに文字を配置したい場面で特に便利。 これまで手動で調整していた作業が大幅に軽減され、よりスピーディーに美しい仕上がりを目指せます。

2.ダイナミックテキストの使い方

①エリア内テキストを作成する

ツールバーから「文字ツール」を選択し、ドラッグでテキストボックスを作成します。 ボックス内にテキストを入力します。

テキストボックスが選択された状態で、上部のオプションバー、またはプロパティパネルから「ダイナミックテキスト」のアイコンをオンにする

③ボックスサイズに合わせて文字が自動調整されるので、必要に応じてボックスのサイズ、改行を調整

テキスト量が多いときは文字サイズが小さくなり自動で改行されます。 逆に少ない場合は、余白ができる程度に文字サイズが拡大されます。

3.補足ポイント

・エンターキーで改行できます ·プロパティパネルから「文字間」や「行間」も設定することができます

・縦書きの文字にも使用できます

4.向いているケース

・SNSバナーやキャンペーン画像  日付や割引率など、毎回文字量が微妙に変わる要素をぴったりレイアウトしたいとき。

・イベント告知ポスターやチラシ  タイトル·サブタイトル·会場名など、固定枠に文字を自然に収めたいときに最適。

・テンプレート化して複数展開するデザイン  テキストの差し替えに対してレイアウトを崩さず、一括出力にも強い。

・複数言語対応のデザイン  文字数が変わっても自動でフィットするため、多言語展開にも便利。

 


インストラクター

タマケン

Adobe Stock提供元

あんみつ姫

2025年9月18日

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